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1月~6月半期の振り返り

ムーンプランナーからの自問自答ファッションを知って半年が過ぎたので、ここらで一つ振り返りをしていきたいと思います。

出会いは今年の1月

振り返ると、秋から手帳を探していました。続かないのに新しい手帳は欲しい。新年になると気持ちも切り替わって、新しいことができそうな気がするから。手帳が何かを替えてくれる気がするから。
そんな人任せ(もの任せ)な気持ちで、夢が叶うタイプの手帳を購入していましたがあえなく挫折。
コラムもたくさんあって、ワークもあっていいなと思ったけど、20代とか若い世代ならきっと使いこなせると思います。購入する時は気持ちがきっと20代になってたね。安心してください50代です。

そんな感じで、もっとシンプルでいいや…何なら手帳なくてもよくない…?と思いながらも正月の暇な時間に手帳関係のサイトを巡回していた時に拾った「ムーンプランナー」という言葉。
新月と満月のサイクルを活用している…ああでも本屋さんに「暦手帳」とか月齢を載せた手帳あったよな…あんな感じかなと思いながらも、紹介されていた画像にあった表紙のシンプルなデザインがかわいいと思い、サイトにアクセスしました。

あれ、どうも私が考えている手帳とは違うような…?
それに私もお月さまは何か好き。暗い夜空にぽっかりと浮かぶ白い月をぼんやり眺めたり、仕事から帰ってきてふと空を見た時に浮かんでいる赤い月におお…と見惚れることもあります。
そして私は「魔法使いの約束」というアプリゲームにハマっていて、そのゲームのメインストーリーは満月の夜に更新されたり、月が「厄災」という敵に認定されているなど、そんなこともあって月が身近な存在になりつつあったのです。

そしてサイトをさらに見ると、お年玉価格とやらで秋冬版と春夏版がセットで通常より安く買えるようになっているじゃないですか。
これは買いだ…!とさっそくぽちっとしたのです単純。

そしてさらにムーンプランナーについて知りたくなり、Twitterがあることを知ってさっそくチェック。
そこでムーンプランナーさんのnoteを知り、コラボされていたあきやさんを知ることになるのです。

あきやさん、そして自問自答ファッションとの出会い

ファッションというのは私にとって時にどうでもいい物であり、時にすごく気になるものでした。
小さい時から「鼻でか」とからかわれてきたこともあり、扱いにくいくせ毛にニキビ肌、胸だけはあるという自分の容姿にコンプレックスがありまくる私は、前にも書いたように服に関してはお下がりで何も言わなかったし、社会人になってからも洋服については安物でいい、何着ても似合わないから…そんな感じです。

ただ、会社の親睦会や忘年会などはちょっと頑張って買ったワンピースなどを来ていった記憶があります。それでも周りはもっとおしゃれでかわいい人ばかり、サラサラのきれいな髪にかわいいメイク、おしゃれなブランドバッグを持ち綺麗なアクセサリーをまとう彼女たちを見て私はセンスないなあと凹むことばかりでした。

しかし、一時期アジア系やエスニック系が好きになったことがあります。
その頃はインド綿の服を扱う雑貨屋さんもあり、そこで購入したさらさらとしたプリントスカートとシンプルな黒Tを合わせたファッションや、頭にバンダナを巻いたりちょっと奇抜と言われるようなファッションもしていました。
その時の写真を見るとめちゃくちゃ笑ってます。楽しかったんでしょうね。
その後、結婚することになる夫と出会って普通のファッションになりましたが、インド綿のスカートは時々穿いていた覚えがあります。

そんなふうにファッションが好きな時期と、どうでもいいわ時期を繰り返し、今に至ります。
ちなみに私は甲状腺の腫瘍ができて、甲状腺を全摘出しています。その関係で今も関西の病院に半年に1度通院しているのですが、これがもう結構な苦行でした笑
関西の都会にある、街なかの病院です。おしゃれで有名なその町に、どんな格好で行けばいいのか…。いつも悩んでしまいます。
遊びに行くわけではないので、ラフな格好でいいといえばいいのですが、電車に乗ると周りの人がみんなおしゃれに見えて、自分がみすぼらしく見えてしまう。
そして手術をした数年後にはオタ活とSNSを通して地元在住の友人ができました。普段会えない距離ゆえ、そちらへ行くとなれば友人が会おう!と誘ってくれるわけです。嬉しい反面ますます悩みます。
服、どうしよう。プチプラでもうこれでいいやな服しかない…となるわけです。
(受診の時は首元が開いた服でないといけないのでさらに選択肢が狭まる)
話が進む中、私センスないし一緒に歩くと恥ずかしいかもとめちゃくちゃ卑屈な発言をしたこともありました。友人たちは何言ってんのと一笑に付してくれましたが、そのぐらい都会に行くというのは私にとってハードルの高い行動なのです。

ファッションは好きだし気になるけど、嫌いで苦手なジャンルでした。

そんな私がムーンプランナーさんの記事やツイッターを見ていくうちに、ある言葉を見つけました。
「自問自答ファッション」
そして
「手を飾るワーク」
手を飾るワークって何だ…?
スピ沼や自己啓発にハマっていた時から好きなワーク系。
(そしてそのどれもがほとんど効果なかったという)
性懲りもなく、興味がわきました。
検索していくうちに出てくる出てくる、それぞれの「手を飾るワーク」。
そのほとんどにムーンプランナーがあって、フリルのついたかわいい指輪をはめてる人もいる。
どの画像も個性的で、とてもかわいくて素敵。
このワーク…何!?

気付けば自問自答×ムンプラの動画を購入しておりました。
記事でも説明はされていましたが、もっと詳しく知りたい、そう思ったのです。
そしてあきやさんのnoteやサイトも読みふけりました。
「この人、何か違う」
正直、最初はこう、ファッションインフルエンサーというか、ファッションアイコンというか、私が持ってる悪いイメージのファッションスタイリストではないかと思っていました。思っていながらも気になって読んでみたわけですが、(そしてその通りの人なら、どうせ私には関係ない世界の話だったと鼻で笑うつもりでした)あれ…何だろ…何か…違うな…。

…言葉のセンスが面白いし、今の流行はこう!流行りのブランドはこれ!っていう押しつけがましさがない。あなたはあなたでいい、という穏やかさ。

すごく、等身大だ。
すっかりあきやさんの世界に引き込まれた私は、手を飾るワークをやってみることにしたのです。

ちゃんと動画を見ると、指輪は一つでいいしマニキュアも好きな色で良かった。あのかわいいフリルの指輪はパタリーというブランドの物らしい…。あきやさん姿も話し方も可愛らしい。ムンプラさん、知的で優しそう、穏やかな声だ…。
そんな情報を入れつつ初めての手を飾るワーク。
あまりアクセサリーを持ってないので、少し前に雑貨屋で購入したガラスの蝶が載せられた指輪をはめました。
昔、作ったもののまったく稼働していなかったnoteを復活させ、久々の記事を書きます。

そしてTwitter…その頃はまだ自問自答垢を作ってなかったので、オタ活やその他に使っているアカウントで載せ、タグはドキドキしながら自問自答を入れました。
いいんだろうか…勝手にこんなの入れちゃったけど…と思いながら…。

すると。

ええええー!
あきやさん反応くれたし、何なら推し香水も取り上げてくれて、このおもちゃみたいな指輪も褒めてくれてる…!!!

何て人だ…。
その後、私はオタ垢でこういう画像をあげたりするのが何となく気恥ずかしくなり、(一緒にやってる人ももちろんいるし、別に悪いことではないのですが、私の感覚としてファッションは分けたかった)現在の自問自答アカウントを作成したのです。
てか、今まで推しの話とか仏像の話とか寺や古墳の話とかが多かったのに、いきなりどうしたの!?ってなるのもなあって。
結果的に分けてよかったと思ってます。

その時、気になったのが「自問自答ガールズ」を名乗る基準でした。
あきやさんの教室も講座も受けてないし、最近本を買ったばかり。
こういう服の選び方、決め方を自分もやってみたいと思い始めたばかりなのにおこがましくないだろうか…何を気取ってるのとか思われないだろうか…。
しかしそこは全く心配ありませんでした。むしろウェルカム。

最近では、誠に勝手ながら自問自答ファッション通信を読んでファッションを深めようと思ってくださったみなさんのことを「自問自答ガールズ」と呼ばせていただいています。(恐れ多くも、及川光博さんが「ベイベー」と呼びかけるあのお姿をイメージしています✨)

10代も60代も女性も男性も概念としてのガールズです。自問自答ギャルズはどうでしょうか?という素敵アイデアもいただき大爆笑しましたが、なんとなく今はガールズにしております。

自問自答ファッション講座を受けてくださった方も受けてない方も、いいなと思ってくださった瞬間に「自問自答ガールズ」です。あくまで「内輪受け」でなく広大で自由な開かれた土地でありたいな☺️と思っております。

てことは私ももうガールズなんだ…!!!(歓喜)

これまで創作活動などで暗黙のルールを知らず、けちょんけちょんにされたこともあり(今のジャンルではないです)タグを使うことや参加することに少し戸惑いがあった私なので、とても安心したことを覚えています。

そこからアカウントを作成したことで、志を共にするガールズの仲間も増え…。
眠っていた義母のバッグが復活。
あきやさんやガールズにめちゃくちゃ褒められて日の目を見たバッグです。

靴と出会い、お迎えし。

ふんわりナチュラルな私とお別れし。

断服式をし。

模様替えまでしていました。

ChatGPTとコンセプトを決め。

あきやさんの幻冬舎大学をオンライン視聴し、「ここにいる皆さんも、オンラインで聞いてくれている皆さんも、みんな私の友達です」に涙し、スタバで帰れま10を実施。

おだまきさんの小説をきっかけに豚汁を作り。


同時期に退職し、たまたま同じ法人へ入職した別部署の同期が辞めたことを知ってショックを受ける。


魔女になりたいと思い。

スキップスキップレディオを視聴したことがきっかけで、サブバッグを持つという発想を知り、そして自分がかっこいいだけでなくかわいくもなりたいと思っていることに気付く。

からの、百貨店でTOCCAのエコバッグを購入。百貨店で試着してみたいけど、やっぱりハードルが高いと嘆く私にとあるガールズがアドバイスをくれ、背中を押してもらった。

ガールズについて考え。

「なりたい」を考え。

コンセプトを改定…やたら長い。
仕事も退職を決めました。ガールズにも励まされた。

そしてかいまりさんのnoteを読んでから気になっていた、眉毛サロンデビュー!

からの、ここには書いてない怒涛の??展開にて、退職届を撤回。残留することに。


総括(?)

何かあまり自問自答ガールズと胸を張って言えるほどの活動はできてないような気がします。
でも自分のために好きな靴を買ったり、百貨店で食べ物以外を購入したこと、試着して写真を撮ったことはガールズを知らなかった私から見れば驚きの変化です。
ちなみに退職した彼女とはそれ以来連絡を取っていません。忙しいだろうなあと思うし、私もなかなか時間が取れない。
というか、お互い社交辞令で取る気はないのかもしれません。
彼女にとって、私のいる職場はすでに過去のもの。
私は一度はやめる決意をして、反対も押し切ったのに結局出戻った(出戻る前に辞めてもいない)わけで、そんな私が彼女に何をかいわんや…。
何で辞めるのやめたの?何かメリットあったの?と聞かれても、特に何もないです。
ただ、逃げるのをやめようと思っただけ。
ここでやることをやり切ったら、次の道が見えてくるのかなと思います。

そしてここまでnoteでいろんな思いを書いてきて、出てきたのが「全部糖衣では?」でした。
本が好きなのも、アロマが好きなのも、スピ沼にハマっていたのも、誰かに認められたい、特別だと思われたい、すごいと思われたい、それだけなのかもしれません。

本はまあ、小さい時から割と読んでいたのでアレですが…たくさん読んでいてすごいねと言われたかったのかもしれないし、アロマは資格を取ることで見えない誰かを見返したかったのかもしれない。
私は福祉系の資格を取っていますが、その頃は専門学校を卒業したら取ることができました。(もちろん試験や実習はあったので、それをクリアしないといけないです)(卒業できない同級生も数名いました)
現場で働く人たちは、数年の実務経験と実技試験をクリアせねばならず、学校卒であることで嫌味を言われたこともあります。
すごいねと言ってくれるのは、新しいことが好きな上の人間ばかりでした。
また、介護保険制度が始まってから数年後に必要な資格も取りましたが、自己採点はギリギリ。(実際の合格点は不明ですが…)
人からすごいねと言われても、いやぎりぎりだから…まぐれですよと蔑みました。

特別になりたかった

家のことや仕事でいろいろあり、何かにすがって幸せになりたいと必死だった私は自己啓発やスピリチュアルの世界に落ちます。
目に見えない力を使って人を癒したり、天使とか妖精とかそういう存在とつながって占いをしたり、ヒーリングをしたり能力を開花するという人たちが輝いて見えました。
見えない存在と会話し、メッセージを伝えてくれる、そんなことができる人たちに憧れ、そんなことができたらきっと素敵だろう、りんさんはすごいと皆が褒めてくれるだろう、そう思い、お金をたくさん使っていろんなワークをやりました。

結局、そのどれもが私を特別にはしませんでした。
夫からは「神様とか見えない力というのはあると思うけど、それを使って商売にするのはどうか」と苦言を呈されたし、オラクルカードリーディングも習いましたが人に鑑定ができるほどにはなれませんでした。
(タロットはまた別というか…違うものだと思っています)
最終的に、○○ワークというスピ系のセラピスト資格を取った私はレンタルサロンを借りるために、オーナーへ会いに行き、実際にワークをしてみました。
そこで感じた強烈な違和感。
私は井の中の蛙でした。
ナニヤッテルンダロウ。
そのサロンはすでに他のスピ系の人たちでサロンやマルシェを開催していて、私が入る隙間はありません。そして仲間内で「すごいね、りんさん。ちゃんとできてますよ」と言われたワークは世間から見たらよくわからないものでしかなく。
一応、LINEグループやツイッターも登録しましたが、逃げるようにサロンを出てすぐに退会しました。

スピリチュアルなこと(お寺巡りや神社参りなどを除いて)から離れようと思ったのはそこからだと思います。
でも私はやはり自分を特別にしてくれるものを探していた。
新作映画を見て再燃した作品の二次小説を書き、アロマを仕事に活かしたいと教室に通いました。
二次小説は少しばかり人気となり、少しだけ特別になれた気がしました。
仲良くなった絵描きさんに表紙を書いてもらって本を出すという経験もしました。
でも、周りには人気のある人たちがたくさんいて、交流も盛んで、何にも誘われない自分が虚しくなることもあり。
それでも書きたいことを書けたし、今でも大切な思い出でもあります。
アロマは難しかったし、先生とはあまり馬が合わなかった。職場でも勉強しようと持って行ったテキストが、お茶がこぼれて汚してしまい、それを見た先生が「本がかわいそう」と言ったことを今でも根深く覚えています笑
もう手放したれ。
でも教室で覚えたブレンドで、不眠がちだった義母の背中をマッサージして喜ばれたのは嬉しかったです。あんたはアロマの先生やなと言われ、面映ゆくなりました。

当時の職場ではアロマテラピーは認められませんでしたが、今の職場は大歓迎でした。石鹸を作ってみたいというと、一緒に作りたい、覚えたいと半数以上の職員が終業後に集まってくれました。
利用者と一緒に作り、完成したせっけんを見てわあ、いい匂いと歓声を上げる様子を見て嬉しかったです。

ああ、私はそんな職場を手放そうとしていたんですね。
また、せっけんを作ろうかな。

自問自答ガールズたちに「特別」はなく、そして誰もが「特別、ただ唯一の存在」です。(それはガールズだけでなくだれにとっても言えること)

あきやさんを通して知り合ったガールズたち。
いつしかファッションだけでなく、いろんなことを話して励まし合い、喜び合い、時には一緒に悲しんでまたそれぞれの道へ戻る。
何て素敵な場所なんだろうと思います。
ハイブランドでもプチプラでも、ただたくさん試行錯誤して自問自答して選び抜いた制服をまとい、生きていくガールズたち。
私はまだ迷ってばかりで、コンセプトもまたスタートに戻ってしまいそうで、じたばたしているけど。
自問自答ガールズでありたい。

それでも特別になりたいのなら、ただ自分のためだけに選んだ制服を着て胸を張って生きていく。自分が自分の「特別」になる。
今一度、自分を覆ってきた鎧を捨てて、考えてみたい。

ここまでアウトプットして、ようやくそんな光が見えてきました。
でもこの半年、何という濃さ。
割とハードモードに感じるし、しんどい時も多いけど、来年、いつかあきやさんやガールズと教室で会うことを目標に自問自答をしてこれが私と名刺代わりになるような制服を手に入れたいと思います。
(ガールズと会うのは来年でなくてもいいのだけど)

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