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有馬記念2019を過去傾向・展開から予想 〜クライマックスが、今はじまる〜

お疲れ様です、Rinです。
秋から始まった競馬予想記事も、残すところあと2回となりました。
最後まで頑張って書いていきましょう!

年末と言えば有馬記念
有馬記念と言えば年末

ってことで、今回は12/22(日)に開催される有馬記念2019の予想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。
(※展開予想・印・買い目は後日に追加で書きます)
12/21 展開予想・印・買い目 に追記

1|はじめに

有馬記念の予想に入る前に、先週開催された朝日杯フューチュリティSの結果について書かせて頂きます。

僕の予想はコチラ▼

で、結果がコチラ▼

【朝日杯フューチュリティS2019着順】
1着:6サリオス▲
2着:8タイセイビジョン△
3着:9グランレイ
------------------------
4着:14タガノビューティ★
7着:2ビアンフェ△
8着:16ラウダシオン消
10着:12レッドベルジュール◎
13着:5マイネルグリット☆
16着:3ペールエール◯

◎◯共に馬券外へぶっ飛んでハズレ。
★14タガノビューティの複勝が惜しかったけど、本線の3連複はダメダメでした。
◯3ペールエールどうしたんや…お前はギリギリ3着に残る予定やったのに最下位なんて…
9グランレイとか完全にノーマークwww

これでこの秋のG1成績は

天皇賞秋→3連単的中
エリザベス女王杯→ハズレ
マイルCS→複勝的中
ジャパンカップ→3連複的中
阪神JF→3連複的中
朝日杯FS→ハズレ

となりました。
ちょっと運を使い果たした感が出てきましたが、年内残りの2レースも的中目指して頑張って予想していきたいですね、

2|有馬記念-レース概要

2019年12月22日(日)
3歳以上・中山/芝2500m

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年末の大一番として国民行事にもなっている大レース。
普段は馬券を買わないが、有馬記念だけは買うという人も少なくないのでは?

秋シーズン3、4走目となる馬も多く、状態を上げてきた馬が穴をあける事もしばしばあるとのこと。

スタートして200m先に第1コーナーがあり、大外の馬は不利を受けやすい傾向にある。

小回りコースに計6つのコーナーがあるので、道中は息を入れやすくスローペースになる事が多いので、先行馬がやや有利とのこと。

中山巧者の激走が目立ち、コース適正も重要なポイントとなる。

更に今週末の天気は雨予報という事もあり、馬場適正にも気を配る必要がある。

3|有馬記念-過去傾向

それでは有馬記念の過去傾向を調べながらまとめてみます。

ここ数年のレース結果▼(競馬ラボより)

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【枠順】

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1〜6枠まではあまり差が無いように見えます。
スタートしてそこそこの位置に第1コーナーがあるからか、大外枠は成績が良くないので7,8枠の馬は少し評価を落とす方が良さげです。
とか思って7,8枠をスルーしてたら、昨年の3着に8枠15番シュヴァルグランが飛び込んできたのは良い思い出ですw

【人気】

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1番人気の成績が圧倒的に良いです。
今年は「あの馬」がきっと1番人気になるんでしょうね。
2,3人気の成績も悪くなさそうなんで、上位人気馬を軸に考えて良さそうです。
意外にも4〜6人気よりも7〜9人気の方が優秀なので少し注意が必要かと思います。
馬券内パターンとしては
「上位人気2頭+穴馬1頭」
のパターンが多いですね。
先週の朝日杯FSとよく似たパターンです。
まさかグランレイ(14人気)が来るとは…

【年齢】

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勝ち馬は3or5歳馬から多く出ていますが、2着は4歳馬が多いです。
6歳以上はほとんど馬券に絡んでいません。
少し気になるのは
『過去10年で1回しか4歳馬が優勝していない』
という点です。
さぁ、今年はどの世代からグランプリホースが誕生するんでしょうか。

《3歳世代》
古馬相手に勝てないレースが続き『今年の3歳馬は弱い』とまで言われたが、先日アドマイヤマーズ(牡3)が香港マイル(G1)で4,5歳馬に勝って意地を見せた。

《4歳世代》
昨年に3歳で有馬記念を制したブラストワンピース(牡4)の世代。
今年の3歳以上G1優勝馬のほとんどが、この4歳世代となっている。

《5歳世代》
4歳世代に3歳以上G1の優勝回数では劣っているものの、要所で優勝していて、実力的にはあまり差は無く見える5歳世代。

いったいどの世代から優勝馬が出るのか、予想するのが非常に難しいですね…
個人的には4歳世代が強いイメージです。

【騎手】
近年はルメール騎手が馬券内に多いです。
今年もあの馬と共に良いところにくるんじゃないでしょうか?
日本人騎手では、武豊騎手・池添騎手・吉田騎手・岩田騎手などベテランの名前が多く見られます。

【脚質】
長く良い脚が使える先行馬と、速い上がりの使える差し馬の成績が優秀です。
逃げor追い込み馬はよっぽどの力がないとちょっと厳しそうです。

【上がり】
2018年はブラストワンピースが4コーナー手前からまくり気味に差し切り優勝。
2,3着は上がり3Fタイム上位の差し馬という結果になりました。
が、2017〜2014年は先行していた馬が馬券内に来ていて、それほど上がりの求められるレースにはなっていません。
どちらのパターンになるのか、出走するメンバーによってレース展開を考える必要がありそうです。

【その他】
過去に馬券内に来た馬のこれまで出走したレース成績を見てると
『ちょっと前(だいたい1年前後ぐらい)に菊花賞・天皇賞春・ジャパンカップでの好走経験、又は敗れたものの上位人気に推されてた』
という点が目に付きました。

2018
1着ブラストワンピース-菊花賞-4着(1人気)
2着レイデオロ-ジャパンC-2着(2人気)
3着シュヴァルグラン-天皇賞春-2着(1人気)
2017
1着キタサンブラック-ジャパンC-3着(1人気)
2着クイーンズリング-該当なし
3着シュヴァルグラン-ジャパンC-1着(5人気)
2016
1着サトノダイヤモンド-菊花賞1着-(1人気)
2着キタサンブラック-ジャパンC-1着(1人気)
3着ゴールドアクター-ジャパンC-4着(3人気)
2015
1着ゴールドアクター-菊花賞-3着(7人気)
2着サウンズオブアース-菊花賞-2着(4人気)
3着キタサンブラック-菊花賞-1着(5人気)
2014
1着ジェンティルドンナ-ジャパンC-4着(1人気)
2着トゥザワールド-菊花賞16着-(2人気)※
3着ゴールドシップ-該当なし
2013
1着オルフェーブル-ジャパンC-2着(1人気)
2着ウインバリアシオン-天皇賞春-3着(2人気)
3着ゴールドシップ-ジャパンC-15着(2人気)※
2012
1着ゴールドシップ-菊花賞-1着(1人気)
2着オーシャンブルー-該当なし
3着ルーラーシップ-ジャパンC-3着(2人気)
2011
1着オルフェーブル-菊花賞-1着(1人気)
2着エイシンフラッシュ-天皇賞春-2着(3人気)
3着トゥザグローリー-天皇賞春-13着(1人気)※
2010
1着ヴィクトワールピサ-ジャパンC-3着(8人気)
2着ブエナビスタ-ジャパンC-2着(1人気)
3着トゥザグローリー-該当なし
2009
1着ドリームジャーニー-天皇賞春-3着(5人気)
2着ブエナビスタ-該当なし
3着エアシェイディ-該当なし
※は大敗しているが、上位人気に推されてるので実力があったと考える

ちょっと無理矢理な感はありますが、それなりに当てはまってると思います。
つまりどういう事かと言いますと…
『長距離レースの菊花賞・天皇賞春や、真の実力が問われる東京2400mのジャパンカップで活躍できるようなスタミナお化けが有馬記念で好走する事が多い』
って事です!(根拠なし)

【まとめる】
大外枠以外の3or5歳の先行or差し馬の優勝回数が多く、時々中山巧者が穴をあける。
上がりが必要かは各年によって違う。
菊花賞・天皇賞春・ジャパンカップで活躍できるようなスタミナお化けに要注意!

4|有馬記念-出走馬&注目馬

【出走馬▼(競馬ラボより)】

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今回は注目馬が多く、少し長くなります…

アエロリット・アルアイン・シュヴァルグラン・リスグラシュー・レイデオロ
が有馬記念をラストランにして引退を表明しているようです。

それでは注目馬を紹介させて頂きます。

5枠9番アーモンドアイ牝4(ルメール)
これまでの戦績が[8,1,1,0]の内、G1を6勝している怪物ロードカナロア産駒。

アーモンドアイ-主な戦績
2018
桜花賞-1着
オークス-1着
秋華賞-1着
ジャパンカップ-1着
2019
ドバイターフ-1着
安田記念-3着
天皇賞秋-1着

牝馬クラシック3冠に始まり、海外G1のドバイターフ、古馬相手のジャパンカップ&天皇賞秋を制し、世代最強牝馬の称号を手におそらく1番人気で有馬記念に挑みます。
先行or中団から繰り出される豪快な末脚で、これまでのレースを圧倒的な強さで勝ちまくってる最強牝馬にとっては、グランプリレースの有馬記念さえも通過点となるのでしょうか?
未経験の中山競馬場&2500mで、従来の強さを発揮できるかがポイントになりそうです。
これまでずっと共に戦ってきたルメール騎手と共に、令和初のグランプリ制覇を狙います。
【枠順を見て】
真ん中枠ですね。
自在な脚を使える馬なので大外以外なら問題ないかと思います。

8枠15番アエロリット牝5(津村)
2017NHKマイルカップ優勝のクロフネ産駒。
基礎スピードの高さを武器に、逃げor先行でレースをグイグイ引っ張り、そのままゴールへ突っ込む逃げ馬マイラーちゃんです。

アエロリット-主な成績
2017
NHKマイルC-1着
2018
安田記念-2着
2019
安田記念-2着
天皇賞秋-3着

今回はこれまでのキャリア最長の中山2500mという事で「正直ちょっと長いんじゃ?」と思ってますがどうなんでしょう…
おそらくスピードを生かした先行策で、緩まないピシっとしたペースを作り上げてきそうなので、その辺に注意したいところです。
あと、今週末は天気が微妙なんですが…馬場が渋った場合の成績が良くないのが気になります。

アエロリット-良馬場以外の主な成績
2019
ペガサスWCT-9着(重)
2018
ヴィクトリアマイル-4着(稍重)
秋華賞-7着(重)
桜花賞-5着(稍重)

鞍上は、先日開催されたジャパンカップでカレンブーケドール(牝3)を2着に導いた津村騎手。
快速娘のラストランで良い結果を残してあげたいところですが…
【枠順を見て】
ロスの多くなりそうな大外枠ですね…
内枠が欲しかったところです。

7枠13番アルアイン牡5(松山)
2019大阪杯、2017皐月賞に勝利したディープインパクト産駒。
近走はマイルCS-16着(5人気)、天皇賞秋-14着(9人気)と全く良いところがないので、今回はかなり人気を落としそうです。
この馬のベストレースとも言える2019大阪杯では、今回出走するライバル馬を見事に破ってますので展開さえハマれば全く歯が立たない訳ではないと思うんですけどね…なんたってG1を2勝している馬ですし。

2019大阪杯-有馬記念出走馬の着順(人気)
1着:アルアイン(9人気)
2着:キセキ(2人気)
7着:スティッフェリオ(13人気)

ただ、今回の有馬記念は大阪杯よりも道中のペースが上がりそうなので、しっかり追走してこの馬の得意とする好位から抜け出して押し切るレースが出来るのかどうか…
正直なところ切れる脚は持ってなさそうですし。
今回の引退レースに向けて、どこまで調子を上げれているのかがポイントになりそうです。
【枠順を見て】
出来れば内目の枠が良かったような…

【出走せず】ウインブライト牡5
2019香港カップ、QE2世カップに勝利したステイゴールド産駒。
3,4歳時は目立った活躍ができなかったものの、5歳になってからの戦績が[4,0,0,2](うちG1を2勝)と本格化してきています。
また、通算戦績[9,2,0,10]のうち中山競馬場での戦績[5,2,0,2]という内容で『中山専用機』の異名を持つほどの中山巧者です。
前走香港カップから中1周&遠征の疲れもあり、厳しい戦いになるとは思いますが、少し期待してしまう1頭です。
【枠順を見て】
出馬表に名前が無いのを見て愕然としましたw
中山専用機ウインブライトの有馬記念を見たかった気持ちはありますが、仕方ありません。
ゆっくりしてもらいましょう。

7枠14番ヴェロックス牡3(川田)
(※個人的に大好きな馬なので贔屓目の紹介となります)
通算戦績[3,3,2,1]で安定感抜群のジャスタウェイ産駒。
3歳牡馬クラシック戦では、今回同レースに出走する他の3歳馬達に敗れ、あと一歩で勝利を逃し続けている惜しい馬です。

ヴェロックス-3歳クラシック戦成績
皐月賞2着(1着サートゥルナーリア)
日本ダービー3着
菊花賞3着(1着ワールドプレミア)

豊富なスタミナと中団前目の好位から長く伸びる脚を武器に、サートゥルナーリア・ワールドプレミアへのリベンジに挑みます。
鞍上は1年間を共に戦ってきた川田騎手。
アーモンドアイ&ルメールが勝ったレースの2番手には、いつもこの人がいました。

2019
天皇賞秋
1着アーモンドアイ(ルメール)
2着ダノンプレミアム(川田)
2018
ジャパンカップ
1着アーモンドアイ(ルメール)
2着キセキ(川田)
秋華賞
1着アーモンドアイ(ルメール)
2着ミッキーチャーム(川田)
オークス
1着アーモンドアイ(ルメール)
2着リリーノーブル(川田)

もうあの背中を見るのには飽き飽きしてるでしょうし、今度こそ勝利を目指して頑張って欲しいですね。
【枠順を見て】
まさかの外枠…
昨年のキセキも外…
内目が欲しかったところですが仕方ありません、川田騎手の腕を信じましょう。

2枠3番エタリオウ牡4(横山典)
シルバーコレクターと言われる通算戦績[1,7,0,6]のステイゴールド産駒。
ここ最近は調子を落としてますが、2018菊花賞ではフィエールマンとタイム差なしの2着になる等、どんな相手でもそれなりに戦う事のできるややこしい馬(失礼)です。
他のG1馬に比べると、やや力が劣る感はあるものの、ステイヤー勢が活躍する有馬記念では好走する可能性はあると考えます。
鞍上はこの馬の事を知り尽くしてる横山騎手ですし、人気薄で1発狙ってほしいところです。
【枠順を見て】
内目の枠なのでスタミナを温存しつつ走れそうです。

6枠11番キセキ牡5(ムーア)
2019宝塚記念&大阪杯2着の実績を手に凱旋門賞に挑戦したルーラーシップ産駒。
結果は7着となり全く喜べない着順ですが、スタートが悪かったのでノーカンとしましょう。
2018毎日王冠から逃げ馬に転身、その後の国内戦績は[0,3,2,1]と勝ち切れないものの、大崩れしない安定感があります。
基礎スピードの高さ&ラストまでバテないスタミナを武器に、アエロリットと共にレースを引っ張ってほしいですね。
鞍上は川田騎手→ムーア騎手となり、個人的にはマイナスなんじゃないかと考えます。
先週の朝日杯FSをサリオスと共に優勝したムーア騎手の手腕に期待がかかります。
【枠順を見て】
去年に続いて外目の枠ですね…
内が良かったと思いますが仕方ありませんね。

6枠12番クロコスミア牝5(藤岡佑)
3年連続エリザベス女王杯2着の実績をもつステイゴールド産駒。
正直なところ京都2200m専用だと思ってますw
実績だけを見れば今回は厳しいのでは…
鞍上はよく穴をあけてくれる藤岡騎手なので決してノーチャンスでは無いと思うのですが。
今回が引退レースということなので、無事に走り終えてほしいです。
【枠順を見て】
先行したい馬なので内枠が良かったですね。

5枠10番サートゥルナーリア牡3(スミヨン)
2019皐月賞と2018ホープフルSに勝利したロードカナロア産駒。
父母共に実績馬で超良血馬としてデビューし、無敗で皐月賞を制した時は3冠への期待も高まりましたが、なかなかそう上手くはいきませんでした。
どのポジションからでも伸びてくる豪脚が武器で、これまでのレースで上がり3Fタイム1位を連発しています。
しかし、前走天皇賞秋は2番人気に推されながらも6位と不本意な結果に…
3歳世代を代表するこの馬の敗北を見て
『今年の3歳世代は4,5歳馬に敵わないのか?』
という声が多く上がりました。

天皇賞秋-有馬記念出走馬の着順(人気)
1着アーモンドアイ牝4(1人気)
3着アエロリット牝5(6人気)
6着サートゥルナーリア牡3(2人気)
7着スワーヴリチャード牡5(5人気)
12着スティッフェリオ牡5(11人気)
14着アルアイン牡5(9人気)

原因はわかりませんが、前走はサートゥルナーリアっぽくない走りだったように思います(これまた根拠はない)
鞍上のスミヨン騎手ともコンビを組んで2戦目となりますので、前走以上のパフォーマンスが期待できる可能性はあります。
【枠順を見て】
アーモンドアイの1つ外です。
1番強いであろう馬を見ながら勝負できるのが強みかなと考えます。

8枠16番シュヴァルグラン牡7(福永)
出走馬の中で最年長の7歳となる実績最強のハーツクライ産駒。
2018,2017有馬記念で3着に入っていて、年末に良い走りをする印象の馬です。

シュヴァルグランの主な戦績
2018
有馬記念-3着
ジャパンカップ-4着
天皇賞春-2着
2017
有馬記念-3着
ジャパンカップ-1着
天皇賞春-2着
2016
有馬記念-6着
ジャパンカップ-3着
天皇賞春-3着

2年連続で有馬記念&ジャパンカップ馬券内
3年連続で天皇賞春馬券内
こう書くと、ある意味化け物ですね…
7歳になった2019年度はピリっとした走りができておらず、衰えてきた感は否めませんが、この大舞台で何かやってくれそうな不思議な期待感のある馬です。
何度も一緒に戦ってきた福永騎手と共に、ラストレースへと挑みます。
【枠順を見て】
またまた大外枠ですね。
昨年はここから3着に飛び込んできたんですよ…

1枠2番スワーヴリチャード牡5(マーフィー)
2019ジャパンカップに優勝し、勢いそのままにグランプリホースを目指すハーツクライ産駒。

スワーヴリチャード-主な戦績
2019
ジャパンカップ1着
宝塚記念3着
ドバイシーマ3着
2018
ジャパンカップ3着
安田記念3着
大阪杯1着
2017
日本ダービー2着

2018大阪杯に勝ってから、なかなか勝ち切れない時期が続きましたが、前走ジャパンカップでようやく2つ目のG1タイトルを手に入れました。
この馬は一瞬の切れ味で勝負するタイプではなく、長く良い脚を使うタイプですので、スタミナが必要(と仮定する)となる有馬記念には向いてるんじゃないかと考えます。
鞍上は、ジャパンカップでもコンビを組んでいた天才マーフィー騎手ですので、ジャパン&有馬記念の連覇が見れるかもしれませんね。
【枠順を見て】
絶好の内枠ですね。
良いレースができるんじゃないでしょうか?

3枠5番フィエールマン牡5(池添)
2019天皇賞春に優勝し、最強ステイヤーの称号を手に凱旋門賞に挑んだディープインパクト産駒。
結果は12着と不完全燃焼に終わってしまいましたが、この馬の力はあんなものではありません(根拠はない)

フィエールマン-主な戦績
2019
天皇賞春-1着
2018
菊花賞-1位

2つの長距離G1レースの好走経験は今回の舞台にはプラス要素ですので、良い勝負ができるんじゃないでしょうか?
鞍上は昨年にブラストワンピースを優勝に導いた池添騎手なので更に期待できそうです。
(※ここからは余談で池添騎手の騎乗技術に全く不満はありません)
個人的にフィエールマンはルメール神が乗って『ルメールマン』になってこそ真価を発揮する馬だと考えます。
なので、池添騎手が乗る『イケゾエマン』だとベストパフォーマンスを出すのは難しいように感じます…それでも強いと思いますが。
(※何度も書きますが、池添騎手にはなんの不満もありません)

3枠6番リスグラシュー牝5(レーン)
2019コックスプレート&宝塚記念に優勝した遅咲きのハーツクライ産駒。

リスグラシュー-主な戦績
2019
コックスプレート-1着
宝塚記念-1着
クイーンエリザベス2世カップ-2着
2018
香港ヴァーズ-2着
エリザベス女王杯-1着
ヴィクトリアマイル-2着
2017
秋華賞-2着
桜花賞-2着
2016
阪神ジュベナイルフィリーズ-2着

3,4歳時はギリギリで勝ち切れず2着になるレースが続きましたが、年齢を重ねる毎に強さが増していて、今まさに本格化している時期ではないでしょうか?
中団から繰り出される牝馬特有の鋭い末脚を武器に、1歳年下のアーモンドアイとの最強牝馬対決に挑みます。
「落ち着きのある馬なので、2500mでも距離的には問題ない」
との声をよく聞きますが、正直少し不安に感じてます。
スタミナお化けの集まるこの有馬記念で、最後までバテずに脚を伸ばせるかが勝負のポイントになりそうです。
鞍上は最強のパートナーであるレーン騎手。
遅咲きの女王に引退レースで最強牝馬の称号をプレゼントできるのでしょうか?
【枠順を見て】
良いポジションが取れそうな絶好枠です。
上手くスタミナを温存して直線に懸けてほしいですね。

4枠8番レイデオロ牡5(三浦皇)
2018有馬記念2着、天皇賞秋1着のキングカメハメハ産駒。
持続性のある末脚で数々のレースに勝利、又は連対してきた5歳世代を代表するスピード馬です。
しかし、2019年になってからはG2ですら馬券外に飛ぶなど別馬になったように調子を落としています。

レイデオロ-主な戦績
2019
ジャパンカップ-11着(1人気)
オールカマー(G2)-4着(1人気)
宝塚記念-5着(2人気)
ドバイシーマ-6着(1人気)
2018
有馬記念-2着(1人気)
天皇賞秋-1着(2人気)
2017
ジャパンカップ-2着(2人気)
日本ダービー-1着(2人気)

こう見ると、完全にピークを過ぎてしまった感が大きく、今回は上位人気に推される事はなさそうな感じ…
個人的に好きな馬なので、人気落ちした今こそ意地を見せて欲しいところですね。
鞍上は乗り替わりを重ね三浦騎手となりました。どちみち人気していないので、気張らずに思い切った騎乗に期待したいです。
【枠順を見て】
ちょうど真ん中の枠です。
前でも後でも自由に動けるので良いんじゃないでしょうか。

4枠7番ワールドプレミア牡3(武豊)
2019年3歳牡馬クラシックの1つとなる菊花賞に優勝したディープインパクト産駒。
3歳世代を代表する長距離馬としてグランプリレースに挑みます。
前走の菊花賞では、先に紹介したヴェロックスを差し切り、世代最強ステイヤーの称号を手にしています。
タイプとしてはフィエールマンと似たようなイメージで、スタミナを活かした中団からの末脚が武器です。
フィエールマンとの新旧菊花賞馬対決がどのような結末を迎えるのか、個人的には気になります。
鞍上は過去に幾度となく有馬記念を制している武豊騎手です。
デビューからこの馬とずっとコンビを組んでいるベテランの腕に期待せずにはいられません。
【枠順を見て】
良い感じの中枠です。
元祖天才騎手に全てを託しましょう。

以上が、有馬記念の注目馬となります。
長々とそしてダラダラと思うことを書きまくってしまいました。
(正直、途中で書き始めたことを後悔するほど辛くなってきた)

5|有馬記念-展開&印&買い目

【展開予想-スタート】
アエロリット外から先頭狙う
続けて
スティッフェリオ・キセキ・クロコスミア
中団前目に
スワーヴリチャード・リスグラシュー・サートゥルナーリア・ヴェロックス
中団に
フィエールマン・ワールドプレミア・レイデオロ・アーモンドアイ・アルアイン
後方から
スカーレットカラー・エタリオウ・シュヴァルグラン
前目に付けたい馬が多い&レコードサポーターのキセキ・アエロリットが走るので、スローになりやすい有馬記念でもペースは緩まずミドルペースと予想

【3〜4コーナー】
徐々に前後の差が詰まってくる
アエロ・キセキ並んで直線へ
スティッフェ・クロコもスパート
サートゥル・ヴェロックス広がりながら上がっていく
スワーヴ・リスグラ内を回って直線へ
フィエール・ワールド・アーモンドまくり気味に上がる
レイデオロ・アルアインも続く
スカーレット・エタリオウ内
シュヴァル大外へ出す

【直線】
キセキ先頭
アエロ少し辛くなってくる
スティッフェ・クロコ頑張るも伸びがない
スワーヴ・ヴェロックス先頭に迫る
リスグラ非常に良い脚で伸びる
サートゥル何故かいまいち伸びない
フィエール・ワールド迫って来る
アーモンド気付けば先頭争い&並ぶ間もなく抜き去る
実況『やはりこの馬が来た!!』
レイデオロ・アルアイン・スカーレットきつい
エタリオウ・シュヴァル後から追い込んでくる

2番手以下固まってゴール!

コレで決まりです。

【印】
当日は雨予報ですので、渋った馬場での成績も踏まえて考えたいと思います。

9アーモンドアイ牝4(ルメール)
稍重[1-0-0-0]
重不[0-0-0-0]
これはもう仕方がないんです。
雨がどうのこうの、コース適性がうんたらかんたらは関係ありません。
最強馬&ルメール神のコンビなので悩むこと無く本命◎になります。
正直、3連単の1着固定で良いんじゃないかと思うぐらいの鉄板です。
が、僕は3連複の1頭軸にします…
あのディープインパクトでさえ、4歳の有馬記念を取りこぼした
と考えると…ちょっと…ねぇ?(小心者のビビり)
まぁ、よっぽどの異常事態が起こらない限り3着は外さないでしょう。
ってことで、キッチリと割り切ってアーモンドアイ以外の2頭を探すことにしますw

6リスグラシュー牝5(レーン)
稍重[0-2-0-0]
重不[0-1-0-0]
2頭続けて牝馬は無いだろう、と思いながらもこの馬を推します。
以前までならアーモンドアイよりも力が劣っている印象でしたが、2019宝塚記念を外枠ながらも先行して完勝できる強さを見せられるとこれはもうわかりません。
渋った馬場でも脚が鈍ることは無さそうですし、枠も絶好枠です。
展開によってはワンチャンあるんじゃないんでしょうか?
あとはスタミナ面がどうなるかですね…

2スワーヴリチャード(マーフィー)
稍重[2-1-0-0]
重不[1-0-0-0]
2019ジャパンカップ優勝のこの馬を3番手として推します。
ラスト瞬発力勝負では不利っぽいですが、渋った馬場でロングスパート気味の戦いであれば良い勝負ができると考えます。
マーフィー騎手と共に、ジャパンカップを制した力強い走りをもう一度見せてほしいですね。

5フィエールマン牡5(池添)
稍重[0-0-0-0]
重不[0-0-0-0]
フィエールマン改めイケゾエマン。
濡れた馬場との相性は不明ですが、有馬記念で過去に好走してきた馬は豊富なスタミナを持ってました。
2018菊花賞&2019天皇賞春を制した現役最強ステイヤーであるこの馬が、好走できない理由がありません。
昨年優勝騎手の腕にも期待したいところです。

7ワールドプレミア牡3(武豊)
稍重[0-1-0-0]
重不[0-1-0-0]
2019菊花賞に優勝した3歳世代No.1のスタミナに期待してこの馬を推します。
菊花賞の勝ち馬は有馬記念で活躍する傾向にありますし、鞍上との相性も抜群ですので期待しています。
フィエールマンとの新旧菊花賞馬対決も気になるところです。

11キセキ牡5(ムーア)
稍重[0-0-0-2]
重不[1-0-0-0]
ずいぶん前の話になりますが、2017年に不良馬場の菊花賞を制した馬ですので、前残りに期待して買います。
(あの頃とは別馬ですがw)
内目の枠でロスなく逃げたいところでしたが、こればっかりはどうしようもありません…
ムーア騎手が逃げるイメージはあまりないのですが、この馬の力を引き出して上手く捌いてくれる事を信じます。

△14ヴェロックス牡3(川田)
稍重[1-0-0-0]
重不[0-0-0-0]
アーモンドアイ&ルメールと言えば…そう、川田騎手です。
ココは絶対に外せません。
2019菊花賞ではワールドプレミアに敗れ3着となりましたが、それほど力の差は感じません。
豊富なスタミナと持続する脚で念願のG1初タイトルに期待してます。
外枠は不利じゃないか?との声が多いですが、
これまでにヴェロックス&川田騎手がその枠に入らなかっただけなので大丈夫です。
(正直内枠が良かった…)

3エタリオウ牡4(横山典)
稍重[0-1-0-0]
重不[0-0-0-1]
思ったよりペースが上がって前が大きく崩れた場合はこの馬にもチャンスがありそうな、なさそうな…
稍重程度なら後方から一気に上がってくるスピード&パワーがある!と信じて買います。
ベテラン横山騎手の1発に期待しましょう。

16シュヴァルグラン牡7(福永)
稍重[1-0-2-2]
重不[0-0-0-1]
ここは予想がどうのこうのではなく、もはや応援馬券です。
長い間、古馬G1レースを盛り上げてくれた最年長名馬の最後のレースですので感謝の気持ちを込めて買いましょう。
どうか無事に走りきってほしいです。

消10サートゥルナーリア牡3(スミヨン)
稍重[0-0-0-0]
重不[0-0-0-0]
3歳世代を代表する強豪馬です。
2019皐月賞&2018ホープフルSに勝利している点からも、中山競馬場と相性は良いでしょうし人気も集めてます。
しかし、中山2500mだけは別物です。
歴代のスタミナお化け達に比べると、まだまだ長距離レースの実績不足な感が大きいのでココは思い切って消します。
お願いだから来ないで下さい…

【買い目】

・3連複軸1頭流し-相手6頭
◎→◯▲△△△△15通り各100円)
9と2,5,6,7,11,14の中から2頭入れば的中

・複勝
☆100円
★100円
3か16が3着以内に入れば的中

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6|有馬記念-サイン馬券を考える

有馬記念と言えばサイン馬券が有名です。
せっかくなので、ちょっと考えてみたいと思います。

昨年で言うと
平成『最後』の有馬記念だったので
優勝馬がブ『ラスト』ワンピース

みたいなヤツです。
「終わってからやったら何とでも言えるやないかい!」ってな感じですがw

今年は
令和』初の有馬記念ですので
レイ』デオロと『』ールドプレミア
で勝負したいと思います。
ひねりも何もなく超単純ですが許して下さいw
勝負はシンプルが1番なのですw

8番レイデオロ(牡5)
7番ワールドプレミア(牡3)
ですので
「7-8」のワイドをちょこっと買っておきます。

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7|1円玉の平成◯年の数字で馬券買う

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恒例の1円玉の神様に買い目を選んでもらう、まさに神頼みな馬券選びです。
当然ですが、全く当たりませんw
今回選ばれた1円玉は「6,14,12年」でした。

6番リスグラシュー(牝5)
14番ヴェロックス(牡3)
12番クロコスミア(牝6)
ですので、これはワンチャンあr…
クロコスミア超厳しそうwww

とりあえず、ダメ元で「6-12-14」の3連複を買っときましょう。

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8|おわりに

いつにも増して自己満足な内容となってしまい、申し訳ございませんでした。

なんせ色々と妄想しながら書いてるとちょっと楽しくなってきてしまいまして…

色んな諸先輩方の予想記事を拝見したところ、年末のグランプリレースという事もあってか皆さん非常に気合の入った内容で凄く勉強になりました。

誰の予想が的中するのかはわかりませんが、この有馬記念が競馬ファンにとって最高のレースになることを願ってます。
(出来れば的中したいですw)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。 少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです🙇‍♂️