見出し画像

NHKマイルカップ2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

お疲れ様です、Rinです。
先週の天皇賞春はフィエールマンが見事に連覇を達成しましたね!
大外枠ながら期待に応えてしっかり勝つところが凄いです。
いったいどこまで強くなるのやら…

って事で今回は5/10(日)に開催されますNHKマイルカップの予想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。
【5/7 中人気馬考察 追記】
【5/8 枠順を見て 追記】
【5/9 穴馬考察 追記】
【5/10 展開・印・買い目 追記】

1|はじめに

NHKマイルCの予想に入る前に、先週の天皇賞春の結果について書かせて頂きます。

僕の予想▼

結果▼

1着:フィエールマン◯
2着:スティッフェリオ無印
3着:ミッキースワロー△
----------
4着:ユーキャンスマイル△
5着:トーセンカンビーナ▲
6着:キセキ◎
7着:モズベッロ△
9着:ダンビュライト★
14着:シルヴァンシャー★

本命◎の大好きな馬キセキ…心配されたスタートはしっかり出ましたが、直線伸びがイマイチで後続馬に差されてしまいました。
というか、2着のスティッフェリオが痛恨の無印で全然ダメですね。
天皇賞春はステイゴールド産駒とハーツクライ産駒に気をつけろとあれほど言っただろう…
優勝馬のフィエールマンは大外枠ながらキッチリ人気に応えて勝つあたり、本当に強い馬でしたね。
まだまだ勉強が必要です。

参考記事▼
天皇賞春2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

【その他の馬券】
青葉賞→ワイドBOX的中!

画像1

天皇賞春の息抜きに購入した馬券がキッチリ的中するも激安配当w
ココを馬連で買えないあたりがまだまだ甘いところですね…

※その他のレース(予想記事を書いてないレース)は、結果が良くても悪くても回収率には含めてませんのでご了承下さい。

さて予想本線です。
先々週のマイラーズカップは的中しましたが、
連勝とはいかずまた負けちゃいましたね。
競馬予想成績はというと…

2020競馬予想成績
的中:9/18(50%)
購入:29100円
払戻:26340円
回収率:91%

うーん…なんとかギリギリで踏み止まらなければいけない所なのですが、このまま一気にヤられそうな雰囲気が…
しかし、ここで腐って投げやりにならずに自分の予想を続けていく事が重要だと考えますので気合いを入れて頑張らないとですね!
的中率50%ですから次は当たる番です!!

2|NHKマイルカップ-レース概要

2020年5月10日(日)
3歳牡牝・東京/芝1600m

画像2

東京の左回りコースですね。

最初のコーナーまでの距離が長く、枠順の有利不利はあまり無い。
最後の直線が長く、上り坂もあるので基本的には瞬発力が必要になる。

3コーナーあたりから下り坂になる為、息を抜きたいところで息が抜けずあまりペースが緩まないので、マイル戦ながらスタミナ消耗戦になる事があり、スピードに加えて底力とスタミナも必要になる。

つまり…
「瞬発力勝負」なのか「持続力勝負」なのかよくわからない難解なレースってことですねw

3|NHKマイルカップ-過去傾向

過去のレース傾向▼(競馬ラボより)

【枠順】

画像3

どの枠からも満遍なく馬券内にきていますが、どちらかというと外枠が好走しているような。
唯一1枠から勝ち馬が出ていない事から、まだ若い3歳という事で馬群に揉まれて力を発揮できないパターンがあるのかもしれません。

画像4

1〜2人気が優秀ですが、1人気は1着か馬券外の極端な成績になってます。
3人気は上位人気にしてはちょっとイマイチ。
4人気以下はどこからでも突っ込んできてるので穴馬探しが重要になりそうです。
(苦手なんだけど…)

【脚質・上がり】

画像5

ここ数年連続で1人気が馬券外だったり、毎年レベルで中〜大穴馬が飛び込んできたり、何かと波乱気味な年が多いですね…
また、ダイワメジャー・ディープインパクト・クロフネ産駒が多いので要注意ですね。
(天皇賞春でステイゴールド産駒を軽視して痛い目に遭ったので…)

4角位置別
[4-3-2-0]1〜4番手
[3-2-1-0]5〜8番手
[0-2-7-0]9〜12番手
[3-3-0-0]13番手〜

どこからでも馬券内に突っ込んできてますので、ポジションは気にしなくて良さそうです。
(差し&追込馬は上がり必須)

上がり3F順位別
[2-4-1-0]1位
[1-0-2-0]2位
[3-2-3-0]3位
[4-4-4-0]4位以下

上がり3位以内が半分以上ですので、速い上がりが使える馬は素直に期待できそうです。
4位以下のほとんどが4〜5位ですので注意が必要です。

【前走】

画像6

前走別
[2-1-2-0]皐月賞(G1/中山2000)
[1-3-0-0]毎日杯(G3/阪神1800)
[1-0-2-0]アーリントンC(G3/阪神1600)
[4-1-3-0]NZT(G2/中山1600)
[2-0-0-0]桜花賞(G1/阪神1600)
[0-1-0-0]アネモネS(OP/中山1600)
[0-1-0-0]フラワーC(G3/中山1600)
[0-1-1-0]スプリングS(G2/中山1800)
[0-1-0-0]橘S(OP/京都1400)
[0-1-0-0]ファルコンS(G3/中京1400)
[0-0-1-0]京成杯(G3/中山2000)
[0-0-1-0]弥生賞(G2/中山2000)

桜花賞・皐月賞のG1組とNZT・毎日杯・アーリントンCの重賞組が多くなってます。

前走クラス別
[4-1-2-0]G1
[4-2-5-0]G2
[2-5-3-0]G3
[0-2-0-0]OP

前走G3以上がほとんどで勝ち馬はG1・G2から多く出ています。

前走着順別
[3-3-0-0]1着
[1-3-1-0]2着
[1-0-2-0]3着
[2-2-0-0]4着
[2-0-1-0]5着
[1-1-2-0]6〜9着
[0-1-4-0]10着以下

近年は前走掲示板内の馬が好走しています。
が2,3着には前走6着以下の巻き返しが多く、前走大敗組でも飛び込んで来ますので注意が必要です。
[1-2-6-0]6着以下
ですので結構な度合いを占めてるような…
前走大きく負けてからの巻き返しは前走がG1・G2だった馬がほとんどです。

前走人気別
[5-2-1-0]1人気
[1-5-0-0]2人気
[1-0-0-0]3人気
[1-1-3-0]4人気
[0-1-2-0]5人気
[1-0-1-0]6人気
[0-1-1-0]7人気
[1-0-2-0]8人気以下

前走1,2人気の連対が多く、ある程度は実績のある馬が好走する傾向にあります。
[2-3-7-0]4〜7人気
ですので3着に前走伏兵的な評価だった馬が良く来てます。
前走で下位人気だった馬もたまに突っ込んでくるので非常に難しいレースですね…

前走距離別
[0-2-0-0]1400m
[7-3-5-0]1600m
[1-4-1-0]1800m
[2-1-4-0]2000m

同距離又は距離短縮組がほとんどで、勝ち馬は前走同距離が多くなってます。
また、前走1800m以上で結果を出せなかった馬の巻き返しが多くなってます。

前走開催場所別
[6-5-8-0]中山
[4-3-2-0]阪神
[0-1-0-0]京都
[0-1-0-0]中京

前走中山組が最も多く、続いて阪神組となってます。

※全体数(母数)を数えてないので、あくまで過去10年での数字として参考程度に見てください。

【まとめる】
[産駒]
ダイワメジャー・ディープインパクト・クロフネ
[枠順]
あまり有利不利はない
どちらかと言えば外枠優勢か
[人気]
1,2人気馬が優秀
1人気は1着か馬券外
勝ち馬は6人気までが多く、2,3着はどこからでも来る
[4角位置]
どこからでも来る
逃げ切るにはかなりの力が必要
後方からは上がり必須
[上がり3F]
3位以内が優秀
[前走]
桜花賞・皐月賞のG1組
NZT・毎日杯・アーリントンCの重賞組が多い
[前走着順]
前走掲示板内が好走
前走大敗組が3着にたびたび来てる
[前走人気]
前走1,2人気馬の連対が多い
前走4〜7人気の伏兵的な馬が3着に多い
[前走距離]
同距離・距離短縮組がほとんど
1着馬は同距離から
前走1800m以上で負けた馬の巻き返しが目立つ
[前走開催場所]
中山・阪神ほとんど

4|NHKマイルカップ-出走馬&注目馬

出走予定馬▼(競馬ラボより)

画像7

冒頭の「レース概要」でも書きましたが、3コーナー過ぎから下りが始まるのでペースが緩むタイミングがない厳しいレースになります。

過去のラップタイムを確認すると
前半4F-46秒台+後半4F-46秒台=1:32秒台がほとんどで、前走そこそこ速いペースであまり緩まず流れてラスト3F最速から少しずつ緩むという感じになってますので
・前半ペースが流れての消耗戦に強い馬
・前が崩れた時に一気に差してこれる馬
に注目して見ていきたいと思います。
(お互いに違うタイプな気もするけど…)

2枠3番レシステンシア牝3(ルメール)
戦績[3-1-1-0]のダイワメジャー産駒
主な戦績
2020桜花賞(G1/阪神1600)-2着
2020チューリップ賞(G3/阪神1600)-3着
2019阪神JF(G1/阪神1600)-1着
2019ファンタジーS(G3/京都1400)-1着

基礎スピードの高さを活かしてハイペースでゴールまで突っ走る逃げ馬ですね。

前走:桜花賞(G1/阪神1600)[重]
テン3F-34.9秒を2番手(18頭)で追走、4コーナーで中目を回して直線先頭で粘るがゴール前で差されて2着

2走前:チューリップ賞(G3/阪神1600)[良]
テン3F-35.1秒を先頭(14頭)で逃げ、4コーナーで内を回して直線粘り切れず差されて3着

前走桜花賞は大外枠という事もあってか、ハイペース逃げではなく番手での走りで勝負し、ラストで差されはしましたがアレ以上はないぐらいの強い競馬だったと考えます(デアリングタクトが異常)
2走前は叩きレース&スロー逃げとこの馬の本来の力を発揮できない状態で3着ですので、まぁあまり気にしなくて良いかと。
やはり圧巻はハイペース逃げから上がり1位の脚で優勝した阪神JFですかね。
タイムも1:32.7と超優秀ですし、高速決着が予想される今回のレースでもあの走りができれば好走は間違いなさそう。
斤量も55.0kgですし、ダイワメジャー産駒というのもこのレースではプラスポイントかと(天皇賞春の経験から血統も少し気にすることに)

ただ、これまで右回りしか経験が無いのと、東京の長い直線を逃げて押し切れるのか?というところが少し気になります。
また、桜花賞を目標に仕上げてまだ力が出せる状態にあるのかどうかも不安な点かと…
まぁアエロリットやメジャーエンブレムも桜花賞→NHKマイルCで優勝してますし、余計な心配なのかもしれませんがw

という感じで、唯一のG1馬で実績面は文句なしの超強い馬ではあるが、初の右回り・東京の長い直線・桜花賞の反動などなど、そこそこ不安もある1頭なので本命はちょっと怖いのかな…
ってところですかね。
【枠順を見て】
前走とは違い逃げるには絶好の枠ですね。
思いっきり逃げてもらいましょうw
【評価】A−→A(枠◯)

8枠17番サトノインプレッサ牡3(武豊)
戦績[3-0-0-0]のディープインパクト産駒
主な戦績
2020毎日杯(G3/阪神1800)-1着

後方からの鋭い末脚が武器の差し馬ですね。

前走:毎日杯(G3/阪神1800)[稍重]
スタートでちょっと遅れる
テン3F-35.4秒を10番手(10頭)で追走、4コーナーで内を回して直線差し切って1着

1着:サトノインプレッサ
6着:ストーンリッジ

2走前:こぶし賞(500万/京都1600)[重]
スタートに失敗
テン3F-38.0秒を7番手(7頭)で追走、4コーナーで外を回して直線差し切って1着

1着:サトノインプレッサ
2着:ギルデッドミラー

前走の毎日杯は直線で進路が塞がってちょっとしんどそうでしたが、残り200m手前で前が開いた瞬間に一気に抜け出して勝利。
ムチ1発でグングン伸びてましたし、最後はちょっと余裕もあったように見えますので強い走りだったと考えます。
また、その時2着のアルジャンナは東スポ杯2歳S(G3/東京1800)でレコード勝利のコントレイルには完敗の2着でしたが、3着以下(ラインベック・オーロラフラッシュ・ゼノンジャスタ)には大差をつけてましたので、結構強い馬に余裕残しで勝ってます。
2走前のこぶし賞は出遅れ→大外を回して差し切り勝ち。
その時2着のギルデッドミラーは先日のアーリントンC(G3/阪神1600)でも2着と好走してますので、これもそこそこ強い相手に勝ってます。
これまで強豪を撃破してきた鋭い末脚を発揮できれば、東京の長い直線でも後方からグングン伸びてきての好走が期待できると考えます。

ただ、この馬もレシステンシアと同じくこれまで右回りしか経験がないのがちょっと気になります。
また、渋った馬場でのレースばかりだったので良馬場での末脚が未知数な部分も…
過去に好走傾向にあるディープインパクト産駒ということで、良馬場で走らないって事は無いと思うのですが、一度も走ってないのは若干不安ではありますね。
あとは…これまであまり速い流れのレースを経験してないので、ほとんどペースが緩まない今回のレースで最後の末脚を爆発させる事ができるのかがちょっと気になりますね…

という感じで、強い相手を倒しての3連勝で勢いに乗るディープ産駒ということで、まず好走してくるとは思うが、後方から差す展開で最後突っ込んでこれるかハラハラしながら観ることになる1頭ではないでしょうか。
【枠順を見て】
過去傾向で優秀な大外枠です。
後方で溜めて最後は外で勝負っぽいですね。
【評価】B+→A−(枠◯)

1枠2番タイセイビジョン牡3(石橋)
戦績[3-2-0-0]のタートルボウル産駒
主な戦績
アーリントンC(G3/阪神1600)-1着
朝日杯FS(G1/阪神1600)-2着
京王杯2歳S(G2/東京1400)-1着
函館2歳S(G3/函館1200)-2着

中団やや後方からの末脚が武器の差し馬ですね。

前走:アーリントンC(G3/阪神1600)[稍重]
テン3F-34.1秒を11番手(12頭)で追走、4コーナーで真ん中を回して直線内を突いて1着

1着:タイセイビジョン
2着:ギルデッドミラー
3着:プリンスリターン
4着:ボンオムトゥック
6着:ジュンライトボルト

2走前:朝日杯FS(G1/阪神1600)[良]
テン3F-33.8秒を12番手(16頭)で追走、4コーナーで外目を回して直線伸びるが2着

2着:タイセイビジョン
5着:プリンスリターン
6着:ジュンライトボルト
8着:ラウダシオン
9着:ウイングレイテスト
15着:メイショウチタン

前走のアーリントンCはハイペースのラスト消耗戦を見事に差し切り2馬身差の勝利で朝日杯2着馬の実力を見せつけました。
+10kgとのことでしたが、余裕残しの仕上げで勝ったと見るならまだまだ走れるんじゃ…
2走前の朝日杯FSでも、ハイペースで最後前がしんどくなってきたところをしっかり伸びてきて2着となっていて、流れの速いレースで強さを見せてます。
あのハイペースを先行で押し切る別格のサリオスと0.4秒差で他馬はしっかり差し切ってますのでこれも強い競馬だったと考えます。
また、3走前の京王杯2歳S(G2/東京1400)ではビアンフェが作る速めの流れを外から差し切ってレコード勝利してますし、東京の高速馬場にも充分対応できそうです。
今回のレースも速い流れからのラスト直線勝負になりそうですし、この馬向きの舞台になるのではと考えます。

不安要素はと言うと、あまりコレと言って思い付けないのですが…敢えて言うなら血統的なところかなと。
血統については全然詳しくないので中途半端な見解になりますが、今回のレースはダイワメジャーやディープインパクトなどのスピード型の血を持つ馬が活躍しているみたいで、タートルボウル産駒ってどうなん?ってとこですかね。
とは言え、実際に走るのは父馬ではなくこの馬ですし、これまで見せてきた実績と自分の予想を信じて期待したいところです。

という感じで、これまでの実績やレース展開から今回の舞台は合ってそうで好走が期待できると考えるが、血統的な面では微妙に不安が残る1頭ではないでしょうか。
【枠順を見て】
後方からだと包まれそうな最内枠…
これはちょいマイナスポイントかと。
【評価】A→A−(枠×)

7枠14番ルフトシュトローム牡3(Dレーン)
戦績[3-0-0-0]のキンシャサノキセキ産駒
主な戦績
NZT(G2/中山1600)-1着

前走:NZT(G2/中山1600)[良]
テン3F-34.2秒を11番手(16頭)で追走、4コーナーで外を回して直線伸びて差し切って1着

1着:ルフトシュトローム
3着:ウイングレイテスト
5着:ソウルトレイン
6着:ハーモニーマゼラン
11着:シャチ

2走前:3歳500万(500万/中山1600)
テン3F-36.1秒を5番手(7頭)で追走、4コーナーで外へ出して直線伸びて差し切って1着

前走のNZTでは4コーナーで後方大外を回しながら中山の短い直線でまとめて差し切る末脚を見せて勝利。
勝ちタイム1:33.0秒は結構速かったんじゃないでしょうか。
3着馬ウイングレイテスト(ファルコンS:6着、朝日杯FS:9着)と0.1秒差の勝利をどう捉えるかが評価の分かれ目になりそうです。
・この馬と0.1秒差のウイングレイテストが強くなった?
・ウイングレイテストと0.1秒差のこの馬がイマイチ?
(タイム的には良いタイムが出てるのでウイングレイテストが強いと考えたいところ)
2走前は4コーナーで外目を回しながら直線余裕で差し切り勝ち。
NZTは前半速い流れからの差し切り勝ちということで、同じようにペースが流れそうな今回のレースでもラスト直線で突っ込んでくる事が期待できそうです。
鞍上には天才Dレーンを確保し、無敗の3歳マイル王者へ向けて万全の体勢と言えるのではないでしょうか。

ただ、これまで中山の右回りしか走った事がない為、東京左回りの高速馬場での末脚は未知数な部分ではあります。
(逆にもっと走るかもしれない)
血統面ではキンシャサノキセキ産駒という事で、なんかこう…ディープやダイワメジャーに比べるとイマイチな印象を受けます。
が、同じキンシャサノキセキ産駒のガロアクリークが素晴らしいスピードで皐月賞で3着になってますので余計な心配かもしれません。

という感じで、これまで見せてきた末脚で今回も好走が期待できる1頭ではあるが、倒してきた相手の力を考えると、もしかしたら案外なのかもしれない難しい馬ではないでしょうか。
【枠順を見て】
サトノインプレッサと同じく後方から外で勝負っぽいですね。
【評価】A−

評価ランク(1週前→枠順込→追い切り良)
レシステンシア:A−→A(枠◯)
サトノインプレッサ:B+→A−(枠◯)
タイセイビジョン:A→A−(枠×)
ルフトシュトローム:A−
※若干の修正があるかもです

5|NHKマイルカップ-中人気馬考察

注目馬で紹介した4頭が人気を集めてますが、NHKマイルCの過去10年を見ると5〜9人気馬が1着1回、2着2回、3着4回と結構来てます。
ここらへんの中穴馬をしっかり抑えれるかどうかが勝負の分かれ目になりそうなのでしっかりと見ていきたいところです。

4枠8番サクセッション牡3(横山典)
戦績[3-0-1-1]のキングカメハメハ産駒
主な戦績
2020スプリングS(G2/中山1800)-3着

中団からの末脚が武器の差し馬ですね。

前走:スプリングS(G2/中山1800)[良]
テン3F-37.5秒を7番手(10頭)で追走、4コーナー手前で4番手に上げ、外を回して直線伸びるが3着

2走前:ジュニアC(OP/中山1600)[良]
テン3F-34.0秒を7番手(15頭)で追走、4コーナー手前で2番手に上げ、外を回して直線伸びて1着

前走スプリングSは超スローの展開を後方から大外を回して1着馬ガロアクリーク(その後皐月賞で3着)と0.5秒差の3着でしたのでまぁ頑張った方だと思いたい。
ガロアも外を回してたのでこの馬が超絶不利だった訳ではないのですが…
2走前のジュニアCは前半速い流れの中でそこそこ良い位置につけ、4コーナーで外から仕掛けてそのまま抜け出して圧勝。
正直相手のレベルは低かったと思いますが、勝負どころでスッと動ける基礎スピードの高さは良いモノを持ってると考えます。
また、速い流れからのラスト消耗戦を余裕残しで勝ち切れているので、同じような展開になりそうな今回のレースでも好位からそのまま抜け出しての好走があるかもしれません。
勝ちタイム1:33.4秒も良いタイムだと思いますしね…
3走前のデイリー杯2歳S(G2/京都1600)はややゆったりした流れを先行し、直線抜け出すものの差されて6着。
この頃は前目での競馬でしたし、道中の流れも遅かったのでまぁ参考外でもいいのかなと。

ガロアクリークと同じような進路取りで完全に負け(0.5秒差)ていますので、今回相手となるG1馬や無敗の重賞馬と戦ってどうなるのか?という部分が重要だと考えます。

皐月賞でガロアとのタイム差
0.4秒差→サトノフラッグ・ダーリントンホール
0.5秒差→コルテジア・ヴェルトライゼンデ

あれ?
なんだか結構やれそうな気が…
まぁ、距離もペースも全然違うので参考にならないかもしれませんがw

という感じで、流れの速いレースを楽勝で勝ってるので同じような展開になりそうな今回にも期待できそうだが、今回ライバルとなる相手との力関係を考えるのが難しい1頭ではないでしょうか。
【枠順を見て】
可もなく不可もなくといった感じでしょうか…
【評価】C+

3枠5番シャインガーネット牝3(田辺)
戦績[3-0-0-1]のオルフェーブル産駒
主な戦績
ファルコンS(G3/中京1400)-1着

中団前目のポジションから良い脚を使える馬ですね。

前走:ファルコンS(G3/中京1400)[重]
テン3F-33.8秒を7番手(18頭)で追走、4コーナーで中から外へ出して直線伸びて1着

1着:シャインガーネット
2着:ラウダシオン
6着:ウイングレイテスト

2走前:フェアリーS(G3/中山1600)[良]
テン3F-34.9秒を2番手(16頭)で追走、4コーナーで外目を回して直線そこそこ伸びるが最後で差されて4着

前走ファルコンSは前半速い流れを中団前目で追走し、4コーナーでスムーズに外へ出して直線で差し切るというほぼ完璧な流れで勝利。
2走前のフェアリーSはスマイルカナが作った速い流れを2番手で追走し、直線粘るものの最後で差されて4着。
ミドルペースを先行し、最後差し馬が突っ込んでくる展開を4着に残したのは結構凄い事だと思うのですが、どうなんでしょう…
3走前の赤松賞(500万/東京1600)はスローペースを中団で溜めて長い直線頑張って伸びて1着となってますので、先行して押し切るより中団前目で溜めてしぶとく脚を伸ばす競馬が合ってそうだと考えます。
今回のレースもあまりペースが緩まないままラスト直線勝負になりそうなので、前走で見せたように速い流れを好位追走から差す競馬ができれば良い勝負になるかもしれませんね。
斤量55.0kgも有利に働きそう。

しかし、前走ファルコンSからの馬券内は過去10年で1頭、1400mからの距離延長組で馬券内は2頭だけとなっていて非常に買うのが怖い馬ではあります。
過去にほとんど来てないからと言って今年も来ないとは限りませんが、これだけ偏りがあるのは何か理由があるはず…

という感じで、近走強い走りを見せていて速い流れに合ってそうなので期待できそうだが、1400mからの距離延長をどう考えるかが難しい1頭ではないでしょうか。
【枠順を見て】
ちょっと中団で揉まれそうな内枠ですね。
内を走れそうなのは良いと思います。
【評価】C−→C(追◯)

3枠6番ギルデッドミラー牝3(福永)
戦績[2-2-1-1]のオルフェーブル産駒
主な戦績
アーリントンC(G3/阪神1600)-2着

中団あたりからの末脚が武器の差し馬ですね。

前走:アーリントンC(G3/阪神1600)[良]
テン3F-34.1秒を6番手(12頭)で追走、4コーナーで外を回して直線伸びるが2着

1着:タイセイビジョン
2着:ギルデッドミラー
3着:プリンスリターン
4着:ボンオムトゥック
6着:ジュンライトボルト

2走前:3歳500万(500万/阪神1400)
テン3F-34.5秒を6番手(10頭)で追走、4コーナーで外へ出して直線突き抜けて1着

前走のアーリントンCは道中外目を追走しながら最後まで脚を伸ばして2着とそこそこ良い走りを見せてました。
2走前は道中を内で溜めて最後は外に出して突き抜けて完勝。
レースクラスは低かったのですが、朝日杯3着のグランレイに2馬身以上差をつけてますのでコレも強い内容かと。
アーリントンCの速い流れを外目で走りながら最後まで伸びていたので今回のレースでも結構期待できそうな。

ただ、父オルフェーブルの荒さを引き継いで気性面に難がある馬のようで…
近戦は上記のように良い走りができているのですが、その前は首を上げての「うおー!」や出遅れがデフォな馬でしたので、折り合いに若干難ありかと。
まぁ出遅れて好走できるぐらいなので普通に走ったら強いんですけど…
また、前走も良い走りではありますが今回ライバルとなるタイセイビジョンには2馬身差をつけられてますのでココを逆転するほどの力は無いのかも…
タイセイは内、ギルデッドは外を走ってたのでこの馬の方がしんどい競馬ではあったとも考えれますが、判断が難しいところですね。
あとは今年に入って既に3戦、次で4戦目になるのですが、疲れ的な面は大丈夫なんでしょうか?
こういう部分はイマイチわからないのですが…

という感じで、近戦は良い走りを見せてるけど、気性面での不安・タイセイビジョンとの格付けは済んでしまってるかも・疲れは溜まってないのか?などなど、不安な点も多い1頭ではないでしょうか。
【枠順を見て】
気性面に難ありっぽいので前に馬がいるのは良さそうです。
【評価】C→C+(追い切り◯)

8枠18番ウイングレイテスト牡3(横山武)
戦績[1-2-1-2]のスクリーンヒーロー産駒
主な戦績
2020NZT(G2/中山1600)-3着
2019デイリー杯2歳S(G2/京都1600)-2着

中団やや後方からの末脚が武器の差し馬ですね。

前走:NZT(G2/中山1600)[良]
テン3F-34.2秒を11番手(16頭)で追走、4コーナーで大外へ出して直線伸びるが3着

1着:ルフトシュトローム
3着:ウイングレイテスト
5着:ソウルトレイン
6着:ハーモニーマゼラン
11着:シャチ

2走前:ファルコンS(G3/中京1400)[重]
テン3F-33.8秒を7番手(18頭)で追走、4コーナーで内を回して直線伸びず7着

1着:シャインガーネット
2着:ラウダシオン
6着:ウイングレイテスト

これは評価が難しい馬ですね…
前走のNZTは4コーナーでルフトシュトロームの体当たりを喰らい、とんでもなく大外へ膨らみながらも直線追い込んでトップと0.1秒差の3着ですので、最も強い競馬をしたのはこの馬だったのでは。
2走前のファルコンSは4コーナーで最内を回しながらも直線手応えがなく7着。
NZTは速い流れのラストを大きな不利がありながらも良い脚で追い込んでましたので、もう一度あの走りができれば今回も良いところに突っ込んでくると考えます。

ただ、2走前のファルコンSの走りだと、相手レベルが上がる今回のレースは厳しいかと。
重馬場で内がしんどい馬場だったのか、1400mは忙しすぎたのか、年明け1戦目で調子が上がってなかったのか、そもそもコレぐらい馬なのか…
この馬をどう評価するかで、上位人気のルフトシュトロームの評価も変わってきますし、非常にややこしい馬ですねw
個人的には『ルフト→Dレーン乗る→本物』と思ってますので、その馬と競り合ったこの馬も強いと考えています。

という感じで、NZTの走りが出来れば期待できるけど、ファルコンSの走りだと厳しい。
更にこの馬の評価次第で、上位人気馬の評価も変わってくる。
あと、人気薄で買いたいのにそこそこ人気しそうなちょっと困った1頭ではないでしょうか。
【枠順を見て】
前走と同じ大外枠ですね。
最後の直線一気があるのか、ないのか…
【評価】B−→B(枠◯)

6枠11番ラウダシオン牡3(Mデムーロ)
戦績[3-1-1-1]のリアルインパクト産駒
主な戦績
2020ファルコンS(G3/中京1400)-2着

前目のポジションから抜け出して押し切るタイプの逃げor先行馬ですね。

前走:ファルコンS(G3/中京1400)[重]
テン3F-33.8秒を4番手で追走、4コーナーで中目を回して直線外へ出して伸びるが差されて2着

1着:シャインガーネット
2着:ラウダシオン
6着:ウイングレイテスト

2走前:クロッカスS(OP/東京1400)[良]
テン3F-35.4秒を先頭で逃げ、4コーナーで内を回して直線伸びて1着

1着:ラウダシオン
2着:ハーモニーマゼラン

前走のファルコンSは速い流れを前目ポジションで追走し、そのまま抜け出して押し切ろうとしますが最後は差されて2着。
2走前はスタートから終始先頭を走り続けて逃げ切り勝ち。
東京の長い直線で一度は後続に迫られますが、最後は突き放して勝利してましたので強い内容だったと考えます。
勝ちタイムの1:21.2秒も例年と比べるとかなり良かったのでは…

ただ、ゲートが結構うるさいようで、武豊騎手のコメントで『奇跡的に出た』とあるように、スタートに難ありな馬なのかなと。
そういう気性の荒い馬にとって200mの距離延長はあまりよろしくないかと。
また、前走は速い流れを先行して最後はちょっとバテてるように見えますし、今回は凶悪な逃げ馬レシステンシアがミドル〜ハイペースで逃げる事を考えると更に厳しいような。
で、シャインガーネットの時も書きましたが、過去10年で前走ファルコンSからは1頭、前走1400mからは2頭しか馬券内に来てない事を考えるとちょっと買いにくい馬ではありますね。

という感じで、1400mレースで前目からの強い走りを見せてはいるが、200mの距離延長が結構痛いのでは?といったイメージの馬ですね。
【枠順を見て】
可もなく不可もなくという感じでしょうか…
【評価】C−

評価ランク(1週前→枠順込→追い切り良)
サクセッション:C+
シャインガーネット:C−→C(追◯)
ギルデッドミラー:C→C+(追◯)
ウイングレイテスト:B−→B(枠◯)
ラウダシオン:C−
※若干の修正があるかもです

6|NHKマイルカップ-穴馬考察

過去傾向からは『荒れるレース』と考えられる今回のレースでは、2桁人気馬が度々馬券内に突っ込んできてます。
人気から来る先入観を捨てて見ていきたいところですが、コレが難しいんですよね…

5枠9番ラインベック牡3(津村)
戦績[2-0-2-2]のディープインパクト産駒
主な戦績
2019東スポ杯2歳S(G3/東京1800)-3着

前目のポジションから抜け出して粘るタイプの先行馬ですね。

前走:皐月賞(G1/中山2000)[稍重]
テン3F-35.6秒を6番手(18頭)で追走、4コーナーで外目を回して直線伸びず15着

2走前:若駒S(OP/京都2000)[良]
テン3F-36.6秒を3番手(6頭)で追走、4コーナーで内を回して直線伸び切れず3着

父母が3冠馬という超良血馬ですね。
前走の皐月賞はそこそこの流れの道中で外を走り続けたせいか、4コーナーでは既にガス欠になってるように見えましたね…
いくらなんでも15着になるほど弱い馬では無いと思うのですが。
2走前はスローペースを3番手で追走、4コーナーは内を回してほぼ完璧な状態で直線に入りますが伸び切れずの3着。
このレベルで勝ち切れないところを見ると、スローからのスピード勝負は苦手と考えます。
3走前のホープフルSではミドルペースを2番手で追走し、直線粘ってコントレイル・ヴェルトライゼンデ・ワーケアに続いての3着。
青葉賞1着のオーソリティーや皐月賞3着のガロアクリーク(覚醒前)に先着してますので、上手く先行しての粘り勝負になれば結構やれる馬だと思うんですけどね…

ただ、今回のレースはこれまで走ってきた2000mレースに比べるとかなり速い流れになりますので、おそらく中団あたりからの競馬になりそう。
そこからズバッと差せるような脚は持ってないでしょうし結構厳しいレースになるかと。
また、過去に同じ東京開催の東スポ杯2歳Sで2着アルジャンナに4馬身(1着コントレイルには9馬身)の差をつけられての3着ですので高速馬場には向いてないような…

ってな感じで、前目ポジションから抜け出しての粘り走法ならそこそこやれそうではあるが、前走より一気に流れが速くなる今回は好ポジションを取るのが難しく、結果しんどいレースになるのでは…と考えてます。
【枠順を見て】
前に行きたい馬だと思うのでもっと内が欲しかったかと。
【評価】D

2枠4番プリンスリターン牡3(原田)
戦績[2-1-2-2]のストロングリターン産駒
主な戦績
2020アーリントンC(G3/阪神1600)-3着
2020シンザン記念(G3/京都1600)-2着

前目のポジションから抜け出して粘るタイプの先行馬ですね。

前走:アーリントンC(G3/阪神1600)[稍重]
テン3F-34.1秒を2番手(12頭)で追走、4コーナーで中目を回して直線粘って3着

1着:タイセイビジョン
2着:ギルデッドミラー
3着:プリンスリターン
4着:ボンオムトゥック
6着:ジュンライトボルト

2走前:シンザン記念(G3/京都1600)[良]
テン3F-35.4秒を2番手(12頭)で追走、4コーナーで中目を回して直線伸びるが最後で差されて2着

前走のアーリントンCは前半の流れが速く、着順上位に差し馬が並ぶ中を2番手で粘って3着でしたので結構強い競馬をしたと考えます。
2走前のシンザン記念でも、最後で差されはしましたが、2番手から抜け出してゴール手前ギリギリまで粘ってます。
この時同タイムで1着だったサンクテュエールは、桜花賞で
2着レシステンシアと0.6秒差
3着スマイルカナと0.3秒差
で6着となりましたので、プリンスリターンもコレぐらいの力はあるのかと…
(なんとも微妙なところではある、あれから成長してれば…)
今回のレースでも前目のポジションから粘る走りが出来れば案外好走できるんじゃ?なんて思ってます。
アーリントンCの速い流れを2番手で追走できてますので基礎スピードはありそうですし、良いポジションが取れれば高速馬場を味方につけてそのまま前残り…なんて展開もありそうな、なさそうな。

ただ、良くも悪くも桜花賞で6着のサンクテュエールと同じぐらいの馬ですので、牡牝混合のG1で好走できるのか?と言えば「う〜む…」な感じはあります。
今回はおそらくレシステンシアが逃げます。
それをマークしてどこまで喰らい付いていけるか…単純に同じように走ったらこっちが潰れそうですし難しいところではありそうですが。
とまぁ、マイナスポイントばかり書いてますが、今回そこそこ人気しそうなギルデッドミラーと同じぐらいの強さは持ってそうなので、人気しないのであれば結構オイシイ馬ではあると思います。

ってな感じで、差し有利な流れの速いレースを先行して残せる粘り強さがあるが、実力的に通用するかどうかが疑問。
人気しないなら抑えておいても面白いのでは?というイメージの馬ですかね。
【枠順を見て】
先行するには良い枠だと思います。
内のレシステンシアを見ながら後はどうなるか…
【評価】C→C+(枠◯)

6枠12番ボンオムトゥック牡3(田中)
戦績[2-1-1-1]のクロフネ産駒
主な戦績
2020アーリントンC(G3/阪神1600)-4着

前目のポジションから抜け出して

前走:アーリントンC(G3/阪神1600)[稍重]
スタートでちょっと遅れる
テン3F-34.1秒を7番手(12頭)で追走、4コーナーで外目を回して直線そこそこ伸びるが4着

1着:タイセイビジョン
2着:ギルデッドミラー
3着:プリンスリターン
4着:ボンオムトゥック
6着:ジュンライトボルト

2走前:君子蘭賞(500万/阪神1800)[良]
テン3F-36.3秒を2番手(12頭)で追走、4コーナーで中目を回して直線伸びて1着

前走のアーリントンCは速い流れを中団から差しに行って最後までジワジワ伸びて4着。
2走前はゆったりした流れを番手で追走し、ゴール前ギリギリで交わして1着。
中団からの末脚勝負よりかは前目のポジションから堅実に伸びて好走するタイプっぽいのですがどうなんでしょうね…
前走のようにペースが流れたレースも最後まで脚は伸びてますので、今回想定される道中あまり緩まない展開でも脚を伸ばしてくると考えます。
また、過去のNHKマイルカップで好走傾向にあるクロフネ産駒という点も好ポイントかと。

ただ、キレのある脚は持ってなさそうなので中団からズバッと差してくるのはあまり想像できないところかと。
で、前目のポジションを取りたいところではあるのですが、今回は結構ペースが流れそう…
近戦はスローペースなら先行できてますが、前走の速い流れは中団からの競馬になってるのがちょっと不安なところですかね。
(プチ出遅れの影響とも考えれるけど…)

で、この馬もギルデッドミラー・プリンスリターンと同じぐらいの力があると考えられますので人気しないのであればそこそこオイシイ馬なのかなと…

アーリントンCで0.1秒差の3頭
・最も着順上位の2着ギルデッド
・差し展開を前目で残した3着プリンス
・ちょい出遅れで頑張った4着ボンオム

1頭買うなら3頭とも買いたくなる困った馬達ですね…

ってな感じで、前目で堅実に伸びる脚に期待したいところだが、そもそも速い流れで前目のポジションにつけれるか不安が残る1頭ではないでしょうか。
あと、何度も書きますが過去に好走傾向のあるクロフネ産駒が非常に気になるところです。
【枠順を見て】
スタートが上手く出れば良いと思います。
【枠順】C

5枠10番ハーモニーマゼラン牡3(大野)
戦績[2-2-2-3]のダイワメジャー産駒
主な戦績
2020NZT(G2/中山1600)-6着

前目のポジションから抜け出して粘るタイプの先行馬ですね。

前走:NZT(G2/中山1600)[良]
テン3F-34.2秒を2番手(16頭)で追走、4コーナーで中目を回して直線粘り切れず6着

1着:ルフトシュトローム
3着:ウイングレイテスト
5着:ソウルトレイン
6着:ハーモニーマゼラン
11着:シャチ

2走前:3歳500万(500万/中山1600)[良]
テン3F-34.3秒を先頭(9頭)で逃げ、4コーナーで内を回して直線抜け出して1着

前走のNZTは速い流れを2番手で進めて直線抜け出しての粘り込みを計りますが差し馬勢に飲み込まれて6着。
2走前は自ら逃げて速い流れを作り、そのままゴールまで逃げ切り。
NZTは後方からの差し馬が着順上位を占める中でほぼ逃げのカタチで6着に残してますので内容的には悪くないと考えます。
また、過去にこのレースで好走の多いダイワメジャー産駒(配合的にはレシステンシアと同じ種類の系統らしい、あんま知らんけど)という事もあり、東京の高速馬場を活かして前残りがあるかも…

ただ、いくら同じような配合とはいえ、本物に比べると実績や持ちタイムが劣っているのは確かで、あきらかに劣化レシステンシアです。
3走前はラウダシオンに、4走前はサクセッションに完敗してますのでかなり展開が向かない限り激走するのは難しいのでは…と考えますが。

という感じで、ハイペース逃げor先行が出来るレシステンシアっぽい馬なので前残りに期待したいところではあるが、実力的には劣ってるので、何か展開の助けがないとちょっと厳しい1頭というイメージですね。
ただ、さすがに14番人気は舐められすぎな気が…
【枠順を見て】
逃げor先行したいので内目が欲しかったかと。
【評価】C−

評価ランク(1週前→枠順込→追い切り良)
ラインベック:D
プリンスリターン:C→C+(枠◯)
ボンオムトゥック:C
ハーモニーマゼラン:C−
※若干の修正があるかもです

※調べ次第、随時追記させて頂きます。

7|NHKマイルカップ-展開&印&買い目

【展開-スタート】
↑前
3レシス
4プリンス10ハーモニー13ニシノ
7メイショウ9ライン11ラウダシ
5シャイン6ギルデッド15ソウル
12ボンオム16ストーン
2タイセイ8サクセ
14ルフト18ウイング
17サトノ(出遅れ?)
1シャチ
↓後
レシステンシアが逃げるのでミドル〜ハイペースと予想(前半3F-33秒後半〜34秒前半)

【直線】
各馬広がっての長い直線勝負
レシス逃げる
プリンス懸命に追う
ラウダシ・シャイン良い脚
ギルデッド・ボンオム伸びてくる
タイセイ・サクセも突っ込んでくる
大外ルフト・サトノ・ウイング上がってくる

固まってゴール!!

コレで決まりです。

【馬場傾向】

各馬の印を書く前に、土曜日の東京競馬場の馬場傾向を確認しておきます。

画像8

画像9

脚質別
[2-0-0-0]逃げ
[3-2-2-0]先行
[0-3-2-0]差し
[0-0-1-0]追込

勝ち馬は逃げ・先行馬から、2,3着は先行・差し馬からが多いようですので前目の馬が有利と考えて良さそう。
ですが、過去のNHKマイルカップは差し・追込み馬もバンバン突っ込んできてますし判断が難しいところですね…

枠順別
1枠[2-0-1-0]
2枠[0-1-1-0]
3枠[0-0-2-0]
4枠[0-1-0-0]
5枠[1-1-0-0]
6枠[0-1-1-0]
7枠[0-1-0-0]
8枠[2-0-0-0]

勝ち馬は内外極端な枠から出てます。
が、これは頭数も違いますし、どこからでも満遍なくと判断して良さそうな。

続いてNHKマイルカップと距離が近いレースの直線画像を確認してみます。

東京5R(1600m/ミドル)

画像10

東京8R(1400m/ミドル)

画像11

5R(1600m)は縦長の展開のまま直線に入ったので、内側前目がそのままゴールへ雪崩れ込んでますね。
逆に8Rは前と後ろがそこそこ詰まって直線に入っていて、逃げ馬が最後差されてます。
さて今回逃げるであろうレシステンシアはどういった展開を作るのか…
基本的には高速馬場で、前が止まりにくい流れとして先行ポジションを取れる馬を選んでおけば良さそうなのですが。
走ってる馬の力量差とかもありますし、一概には言えないところですね。

評価ランク
A
レシステンシア
A−
サトノインプレッサ
タイセイビジョン
ルフトシュトローム
B
ウイングレイテスト
C+
サクセッション
ギルデッドミラー
プリンスリターン
C
シャインガーネット
ボンオムトゥック
C−
ラウダシオン
ハーモニーマゼラン
D
ラインベック

☆|今回の消し馬
馬券内に来る馬は3/18
馬券外に飛ぶ馬は15/18
という事で、飛ぶ馬を当てる方が簡単です。
なんせ出走馬の80%以上が飛ぶんです。
極端な話、適当に選んでも馬券外へ消えてくれるんですからバンバン消していきましょう!
(で、消した馬が来るという競馬あるあるに…)

消7枠14番ルフトシュトローム牡3(Dレーン)
無敗の重賞馬・鞍上は天才Dレーン・切れる末脚とかなり強い馬ですが、土曜の馬場傾向を見る限り、その末脚が命取りです。
思ったよりも前が止まらず、届かずの掲示板と予想して思い切って消します。
レーン騎手は土曜に前目の馬に乗ってるので、それも考えて乗ってくるかもなんで非常に怖い消し馬です。
来たら諦めます…

消8枠17番サトノインプレッサ(武豊)
無敗の重賞馬・鞍上は天才武豊…まぁルフトシュトロームと同じですw
こっちはスタートにも不安がありますし、こてまで緩いペースしか経験が無いのでいきなりの高速馬場はキツいんじゃないかと。

消8枠18番ウイングレイテスト(横山武)
上で書いたルフトシュトロームと同じく鋭い末脚を持った馬で、人気もあまりなくオイシイ穴馬といった感じですが…
ココも届かないと割り切って消します。

と言った感じで、後方一気の馬を人気馬も含めてまとめて消します。
普通に馬券内に来そうで怖いのですが…
何か理由をつけて消していかないと馬券点数が増えるばかりですので。

◎1枠2番タイセイビジョン牡3(石橋)
このレースを目標に仕上げてきたこの馬でいきます。
前走は+10kgの仕上げで完勝・朝日杯の速い流れを化物サリオス以外には完勝・過去に東京の高速馬場でレコード勝ちなどなど、最も不安要素が少ないと考えます。
ただ、内枠の差し馬という事で最後抜け出せない状況になる可能性もあります…
が、東京の広いコースを上手く使って捌いてくれると信じて本命◎とさせて頂きます。
頑張れタイセイビジョン!

◯2枠3番レシステンシア牝3(ルメール)
実力&実績No.1のこの馬をココに推します。
この馬にとってはタイムアタックみたいなレースですね。
スタート出たら後は自分の走りをするだけなので話はシンプルです。
初の右回り・桜花賞の反動など不安な点は多いですが、陣営も大負けするレースに出走させるような事はしないでしょうし、高速馬場を活かして普通に突き抜けて1着まであると考えます。
けど、1番人気なので「来ても良し、飛んでも良し」の対抗◯とさせて頂きます。

▲3枠5番シャインガーネット牝3(田辺)
前走ファルコンS組は過去傾向では馬券外がほとんど…
ですがミスターメロディの4着など、全く勝負になってない訳じゃありません。
同じ東京1600mの赤松賞に勝ってますし、桜花賞を捨ててこちらを目標に仕上げてきたこの馬がそう簡単に崩れはしないと考えます。
田辺騎手乗ると3戦3勝のこの馬は強いです。

△2枠4番プリンスリターン牡3(原田)
前走の差しが決まる展開を唯一前で残したこの馬を抑えます。
今回はレシステンシアのすぐ隣で枠も良いですし、高速馬場を味方につけての前残りに期待したいです。

△3枠6番ギルデッドミラー牝3(福永)
非常に気性の荒い馬ですが、ココ数戦で成長している(とのこと)
前走は外を回しての2着と強い競馬ができてますので今回も期待できそうです。
あと、追い切りが非常に良かったそうなのでこういう馬は抑えないといけません。

△4枠8番サクセッション牡3(横山典)
前走はベスト距離とは言えない1800mを後方大外で回しながらもしっかり伸びて皐月賞3着馬と0.5秒差。
これをどう見るかですが、今年の皐月賞馬は非常に強いので…
得意の1600mに戻ってベストパフォーマンスを出せれば良い勝負になると考えます。

☆6枠12番ボンオムトゥック牡3(田中勝)
プリンスリターン・ギルデッドミラーを抑えるならこの馬も抑えないと…
過去に好走実績の多いクロフネ産駒ですし。
前走はスタートでちょっと遅れながらも最後はしっかり伸びてました。
今回ちゃんと出て前目で進める事ができれば最後まで伸びる末脚でワンチャンあるかも。

◇5枠10番ハーモニーマゼラン牡3(大野)
ココは流石に厳しいと思いますが、ダイワメジャー産駒(レシステンシアと同系統)ですし、前目で競馬できるタイプなので人気薄逃げ馬の前残り激走パターンに期待して一応抑えます。

◆8枠16番ストーンリッジ牡3(松田)
穴馬考察に書く時間がなかった馬ですが…
実績的には前走の毎日杯6着と案外な結果ですが、血統面では優秀です。
(先週の天皇賞春のせいで血は侮れんと思い知らされた)
父ディープインパクト母父フレンチデピュティとNHKマイルCで強い血が奇跡を起こす…かも?

【買い目】

3連複軸1頭ながし
◎→◯▲△△△☆(15通り各100円)

画像12

ワイドながし
◎→◇◆(2通り各100円)

画像13

8|おわりに

春の連続G1初戦の天皇賞春を的中することができず、このままズルズルと負け続けてしまいそうな嫌な雰囲気が漂ってます…

が、ここで予想方法をガラッと変えるのもあまり良くない気がしますので、とりあえず長い目で見てこのまま続けていきたい思います。

で、失敗した部分を上手く修正しながら予想精度を上げていけるように頑張っていきたいところですね!

今後も中人気・下位人気馬考察などなど、随時追記していきますので、お時間があればちょくちょく見て頂けると嬉しいです。

また、Twitterの方でも当日に買い目&結果をツイートしてますので、もし良かったらチェックしてみて下さい!

◎Twitterアカウントへ◎

以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。 少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです🙇‍♂️