失敗してないけど、平均点以下
失敗していないけど、平均点にも満たないなあと思うことが、最近よくある。
たとえば、人間関係。
嫌われないようにと気遣いをはじめると、それまでよりも仲の悪くなった友人。
入念に準備してそつなく終えたデートは、お別れへの布石となる恋人。
問題児と思われぬよう静かにしていても、Aになるわけではなかった成績。
すべて自力で上手くやろうとして、他者の協力をあおげない仕事。
どれも、もっとうまくいくように、さらによくなるように、と前向きに取り組んでいることだ。
自分の中では精一杯やってきていたことだ。
周囲との比較でもないことだ。
なのに、どうして。
どうしてプラスに作用しないんだろうか。
マイナスにばかり働いてしまうんだろうか。
考えられることとしては一つ。
自分からの積極的な働きかけが足りていないからだ。
友人といて、楽しいという気持ちを十分に伝えられていなかった。
恋人といて、好きだよという気持ちを十分に伝えられていなかった。
授業において、参加していますという態度を十分に表せていなかった。
仕事において、より良いものにしようとする意気込みが十分に表せていなかった。
これらはマイナスには評価されていなくても、決してプラスにもならないことだ。
いつもそんなことが多い。
だから、平均点より低いのかもしれないな。
これからは、失敗してもいいから、挑戦していきたい。
そう言えたら、成功はもう眼前だ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?