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うにとろで過ごした6年間

2022.08.21
うにとろライブin西宮
無事に終了しました❣️

そして、このライブをもって、うにとろプロジェクト西宮生を卒業いたしました💐

こっから長くなります。
思いの丈全部書きます。

うにとろに加入したのは高校1年生の時。正直よくわからないまま笑、母に言われてオーディションを受けたのがきっかけ。
でも、それが私の音楽人生を変えるきっかけになった。

それまでの私にとって、エレクトーンは優劣を競うものでしかなくて。
上にはグランドファイナル金賞受賞した先輩(俗に言う日本一)、下にもセミファイナルまで進んだ後輩がいて、そんな中で地区大会が一度も突破出来ない私は、仮にも講師の娘なのに…と劣等感の塊だった。
ちょうどその頃ミュージカルの勉強を始めたのもあり、「エレクトーンもう辞めたい…」という気持ちでいっぱいで。(まああの母にそんなこと言う勇気もなく続けたけど😅)

でも、そんな時にうにとろに出会って、これまで考えたこともなかった視点でエレクトーンに向き合うことができた。
「どうやったら魅せる演奏が出来るか」「どうやったら楽しめるか」
エレクトーンの道場のはずなのに弾かずに踊ったりコール&レスポンスしたり…
でもそれが楽しかった。

クラスも年齢も性別も越えて道場に参加して、ライブをして、お互いに応援して、最後は打ち上げで盛り上がって…
そんな時間が本当に楽しかった。

もちろん100%楽しいだけじゃなくて、なかなか思うようにパフォーマンスが出来なかったり、「何でもできるあっぷる」みたいな周りの期待に苦しんだりもした。
コロナで道場がなくなったり、ライブに出られるメンバーが減ったりもした。
悔しい、悲しい、逃げたい、辞めたい。そんな思いに囚われる時もあった。

けどやっぱり、ステージに立つと楽しくて。
客席できらきら光るサイリウムを見ると、しんどかったことなんてどうでもよくなって。
気づけば6期まで続けてる自分がいた。

あんなにエレクトーン辞めたい、うにとろも辞めたいって思った時もあったのに、就職でいざ辞めるってなったら「やっぱり辞めたくない」って思いが膨らんで、寂しくて悲しくてどうしようもなかった。

今回のライブ、一曲目から実は客席で泣きそうになってて。
「これが最後なんだ」って思うと視界が滲んで。
けど、サイリウム振って音楽にノってたら「楽しい」でいっぱいになった。

いざ私の出番。ライブのラストを飾るってなった時、寂しいよりも、メンバーとかお客さんとか師匠とかだいちゃんとか目の前のエレクトーンとか、全部全部が愛しくなって、気づけば笑顔で演奏終わってた。
そのあとメンバー紹介して、師匠がソロじゃなくてうにとろの説明を始めて仰った「仲間」って言葉で、涙が込み上げた。

ここにいる皆、今日のライブを楽しんだ仲間。出会えて良かった。
そんな気持ちでいっぱいになって。
終わってメンバー皆の顔見たらほんまに涙が止まらなくなった。

ずっとエレクトーン一筋じゃないことに引け目を感じてた私に「ミュージカルもやってる私だからこそ出来るパフォーマンス」を目指すことを教えてくれたヤスヤ師匠。
6年間を通して、役者兼エレクトーン弾きでも良いんだって思えた。
エレクトーン演奏すごい人見たら今でも少し引け目に思ったりもするけども。
今の私に出来る、唯一無二のパフォーマンスをしたらいい。
そう思えるようになった。

またいつか、絶対うにとろライブのステージに立ちたい。
帰ってきてね!って言ってくれる仲間がたくさんいて、その思いが心から嬉しい。

次ステージに立つ時にも、その時の私にしかできない演奏がしたい。

私は、うにとろが、西宮チームが、大好きです。

長文読んでくださってありがとうございました。


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