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小談(奇談)

この前、夜中に地元の友達とコンビニに言った話。
まず私は某S玉県に住んでいる。

夜中の1時半頃に近くのコンビニに行ったら、車が私達の目の前に止まった。
乗っていた人は三人。一人は「結構歳のいった目が細めで肥満体型の50後半頃のおじさん」助手席には「長いハット棒を被った少し厚化粧気味の4〜50代前半の女性」後部座席には30代後半頃の特に特徴もない普通の息子らしき男性」

そしておじさんが開口一番「ここから群馬までのみちわかる?」と聞いてきた。
私達は少し戸惑いつつもナビを開き、とりあえず群馬までの道のりを教えた。「そこの道をまっすぐ出て左の方行くと高速が見えると思うのでそこから行けます」と示すと

「あ〜、一般道が良いんだよね」と言うのです。

この時間に一般道で群馬までだと結構長いし高速の方がいいでしょ、って思ってたけど私達も気味悪かったので隣に居た人達に頼んだ。

不可解な事が二つほどある。
・まずなぜ自分達でナビを出さないのか。
・なぜこの時間にわざわざ一般道なのか。

この点を踏まえながら私達が店を出ると同時にその車も発進した。

私は店内にいる時から何か嫌な予感がしたので、車が発進してナンバーとボンネット付近に目をやりました。
ナンバーは千葉 ボンネットには大きなヘコミ、傷がついていた。

その嫌な予感というのは、この日の朝に私はネットニュースで「地元で幼女連れ去り事件が発生しています」というニュースを目にしていたからだ。

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