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個人主義に走る、わがままに。

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こんにちは、国武りんです。
今回は「個人主義に走る、わがままに。」というテーマでお話していこうかなと思います!よろしくお願いしまーす


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では本題です。
僕は普段からよく調べ物をするのですが、今日たまたまこちらの記事を見つけて読んでみたんです↓↓

・多様性がなければ、私たちは絶滅してしまうーー「複雑系科学」の視座で探る、世界と私の持続可能性

こちらの記事、めっちゃ面白くてすごい学びになるのでまずはこちらを絶対読んでほしいのですが、この記事から僕は何を学びどう行動すべきか少し考えたので今回の記事はそういったお話をしていきますね。

◯「私」とは何か

よく「自分は一体何者なのだろう」って考え、自分探しの旅にでたり自分という存在がよくわからなくて彷徨ったり病んだりする人が多いと聞きます。ぶっちゃけ自分ってなんなんだろうと考えたところで、それはまるでカレーに備え付けられているらっきょうのように、皮をめくってめくってめくりまくっても何も残らない存在と同じだと考えています。つまり、芯とか軸なんかなくて、その場その場の役割を演じている1人の個体であると、そう捉えています。
自分が何者かを考えた挙げ句答えが出たとしても、それは絶対的な答えなんかではなくあくまで自分の中の最適解でしかないです。絶対的な答えがあったとしても、それに納得できなければ「いや、それではない!」と否定し続け、自分が納得できるものを自分で答えに設定しているに過ぎないと考えます。
そういう風に個人的には思うのですが、この考えは結構日本っぽいらしくて、欧米とかでは確固たる’自分’を持っている人が多いらしいです。

日本人は空気を読むのが上手で、欧米の方々はめっちゃ下手だというのは、この考えの違いから説明できます。つまり、その場その場の役割を演じるのが自分だという考え方は空気を読むことを強いるし、確固たる自分がいてその一貫性を保つことこそ自分という存在だと考えれば、空気を読むなんてのは自分を否定するのと同じですから、空気を読むのが下手とかそれ以前に、「いや、読む気ないっすよ?」的なノリに近い。

僕らは文化的影響を大きく受けていて、自分という存在がなんたるかを考えるときも、国や地方によって全然異なることがわかりますね。結局は相対的なものであって、絶対的な答えはないと導くこともできるのかなあと考えまます。

◯全体主義か、個人主義か

空気を読む・他人に合わせるのが上手なのはいいことだし、いろんなところで使える立派な能力だと思います。しかし一方で、自分の幸せを犠牲にして集団や全体を優先するというのはいかがなものでしょうか。

少し話がそれますが、日本と欧米での「命」に対する価値観を見ていきましょう。
結論から申し上げると、日本は自分の命を「共有財産」と考え、欧米はそれを「自分の所有物」と考えます。
自分の所有物である自分の命は、所有権から誰にも奪われない権利があるし、誰にも侵されない権利があります。その命を生かすも殺すも自分次第、他人は関係ねえ。といった価値観です。
共有財産である命は、自分が死ぬと身近な人間に迷惑がかかる場合死にたくても死んだらダメだ。社会全体として一つ一つの命にはとても価値がある。自分1人がそれでいいなら良いとはならない。といった価値観です。
詳しくはこちらをご覧ください。

こういったところからも、日本人が個人よりも集団を優先する傾向が見られます。

◯多様性が叫ばれるこの時代に

昨今「多様性」「ダイバーシティ」が叫ばれています。10人いれば10通りの個性があるんだから、それら一つ一つを尊重しようよ、という考え方ですね。とっても大切だしみんなが生きやすくなるのなら僕は大賛成です。これにまつわるいろんな活動も見受けられます。例えば僕の学校の図書館はトイレが男性/女性と区分けされていません。LGBTQの方々への配慮、リスペクトですね。
一方で、日本人が得意とする「空気を読む力」は多様性を阻害していると言いますか、みんなを同じ方向に向かわせているように思えます。マスクをしていなければジロジロ見られ、広い講義室で最前列に1人座ってたら変な目で見られ、マンバンヘアをしてたらクスクス笑われ…
今あげたことは全部僕が経験してきたことですが、やっぱり空気を読む、全体に合わせる、個性の主張を抑える、集団を優先する、みたいな刷り込まれた価値観が強すぎるが故に起こっている現象だと見てます。これはまさしく多様性とは真逆の方向へ舵を切った行為です。
多様性を実現するために必要なのは「個人主義」ではないでしょうか。

◯個人主義に走る、わがままに。

自分の人生を充実させるためにも、また多様性を実現し社会全体をよりよくするためにも、必要なのは個人主義的な考え方だなあと改めて思いました。

上の記事でも書かせていただきましたが、やっぱみんな社会性が育まれ過ぎたが故に自分を殺して不幸せになっているという現象が起こっていると考えます。
重要なのは僕ら一人一人が個人主義を自分の中に持つこと、もっと具体的には「自分の利益のために動く」ではなく「自分の価値観や判断基準に従って行動する」という意味での個人主義を自分の中にもっとえぐく植え付けることだなあと思いました。

冒頭に載せさせていただいた今回の参考記事『多様性がなければ、私たちは絶滅してしまうーー「複雑系科学」の視座で探る、世界と私の持続可能性』の中でも書かれていましたが、ミクロのコンポーネントである自分という存在が何をしてもマクロは変わりません。ならば、もっともっとわがままに、自由に生きることが重要なのではないでしょうか。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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