ブランドって、ほんまに大切なん？

こんにちは、国武凜（くにたけりん）です！

ピアスブランドLUXER MOON（ルクサームーン）のオーナーをしたり、武田塾布施校で主任講師をしたり、近畿大学生をしたりしておりまーす！

今回は『現代の「ブランド」と「人」のレイヤー』というテーマでお話ししていきます、よろしくお願いします！

ブランドって、本当に大切なの?

昨日、株式会社TRYBE代表の方とサシ飲みさせていただきました。

▼株式会社TRYBEのhp▼

株式会社TRYBE

その中でブランドの話になったのですが、現代で商品・サービスを選ぶ際にブランドが機能するというお話をさせていただいた時に
「本当にそう思われます?」
と聞かれました。

というのも、ブランドで商品・サービスを選ぶとはいえ、僕らはiPhoneをスティーブ・ジョブスよ理念に惚れて買ってるわけでもなければ、僕らはLVを彼らの一貫した姿勢に惚れて買っているわけではないですよね。なんならそもそも知らない人が大半ですし。

しかし一方で、ブランドという無形のものが利益貢献していることは確実で、きちんとデータにも出ていたりします。

ビジネス素人の僕は、ブランドという無形の概念が本当に売上・利益に貢献しているのかどうかをきちんとした筋を通して説明することがなかなか難しいのですが、昨日の飲み会では少し変わった視点を手に入れることができました。

というのも、ブランド(会社の理念、ビジョン、一貫した姿勢...)がどこの人に対して刺さっているかを考えてみた時に、エンドユーザーの大半には刺さっていないのだが、2.5%の「イノベーター」には刺さってそう。
例えば最近できたクラファンプラットフォーム「PICTURE BOOK」。こちらのサイトは、手数料として顧客が払ったお金が、そのまま子供達に絵本支援する際に使われます。
このような活動や姿勢は、まさに運営元の株式会社CHIMNEY TOWNに確固たる理念があるからであって、そういった部分に顧客は惚れて「クラファンをやるならPICTURE BOOKだよね」となります。
しかし、顧客が増えれば増えるほど、手数料としてこちらが払った分のお金が子供の絵本支援に使われるということを知らない人も増えていきます。そしてある程度市場シェアを獲得した時、この事実を何%が知ってるでしょうか?

そう考えた時に、ブランドというものはかなり初期に参入した顧客であるイノベーターに向けて効果を発揮しているといえます。
そして、確固たる理念に惚れたイノベーターが、アーリーアダプターやマジョリティが
「あのブランドって、○○な人が好むブランドだよね」
というブランドイメージを形成する際の軸となる。

例えばiPhoneやMacを使ってる人はスマートというイメージがあったり、例えばCHANELを愛用している女性はクールというイメージがありますよね。

そしてこういったブランドイメージが、ブランドという無形の概念をより輪郭のあるものになります。

ブランドというのは、市場シェアのかなり初期の段階でその真価が問われるといった感じでしょう。

現代のインセンティブ

そしてもう一つ、ブランドが重要になってくるシーンがあります。それが
「人事採用」
のシーンです。

給料がインセンティブとして働きにくくなっているこの時代に、人は会社を選ぶ際何を大切にするのでしょうか？
それが、会社の理念だったりビジョンだったりします。

その会社が成し遂げたいことを、
その会社が作りたい社会のあり方を、
働き手が共感したときに、それがインセンティブとして働く。

ポジティブ心理学の権威であるマーティンセリグマン氏は、生まれた瞬間にないものがないいわゆるZ世代以降の若者が求める動機は、
・没頭
・人間関係
・意味
だと言います。

そのうちの「没頭」「意味」という動機が、ブランドによって形成されると考えます。
こう整理した時に、ブランドというのは、才能ある人材を採用する場面でその真価が問われるといった感じでしょう。

ブランドの真価

昨日の飲み会で、僕はまだまだブランドという無形の概念についてわかっていないなぁということがはっきりわかったので、もっと仮説と検証を繰り返さないとダメだなと思いました。

にしてもやっぱりブランドは重要で、それはさまざまなデータで示せますし、現代で活躍する経営者は口を揃えてブランドの重要性を謳っています。

やらなきゃいけないのは、そのブランドっちゅーよくわからんものの中身を紐解くことです。

自分もピアスブランドをやってるので、運営しながらブランドについてわかったことがあれば逐一共有していきます。
ではまた！

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