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ゼロから始める(黒抜き)4c刃鬼生活 《全文無料公開》

どうも、初めまして。リン(@RIN_rin1011)と申します!

最近はデュエマの記事も当たり前になり「自分も書いてみたいなぁ」という事でノリと勢いだけで書くことにしました。
初めて記事を書かせて頂くので気になる点も多々あると思いますが最後まで読んで頂けると幸いです。

2020年のクロニクルデッキで強化されたうえに十王篇の再録カードにより組みやすくなったデッキをご存知でしょうか?


その名も…刃鬼デッキ!!

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本記事では私の使用する(黒抜き)4c刃鬼の採用カードの採用理由、採用候補のカード、基本的なプレイングについて解説していこうかなと思います。


メインデッキ

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現在私が使用している刃鬼デッキのレシピです。

コスト順に採用理由を解説していきます。

青銅のバンビシカット /「我が力、しかと見よ!」

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採用枚数4枚
このデッキ唯一の2コスブーストでもあり頼りになるSトリガー。
構築当初はフェアリーライフやピクシーライフを2コスブースト枠として採用してましたがどうしても受けが弱かったりガチンコジャッジが不利になったりするので青銅のバンビシカット /「我が力、しかと見よ!」を採用することにしました。
このデッキは平均コストが高めに構築されているのでガチンコジャッジにも勝ちやすく「我が力、しかと見よ!」でパワー12000以下のクリーチャーを除去しつつ1ドローもでき痒い所に手が届く良いカードです。

Dの牢閣 メメント守神宮《殿堂カード》

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採用枚数1枚 ※殿堂カードは1枚制限です※
これ一枚で受けが成立する最強の殿堂カード!
バンビシカットや超次元クリーチャーなど役割を終えたカードにブロッカーを付与して受けに活用できます。バトルに負けるとしてもバンビシカットで積極的にブロックして墓地に落としておくことでサイゾウミストの質を上げることにも繋がります。

獅子王の遺跡

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採用枚数4枚
多色カードを半数以上採用しているのでしっかりとマナ武装を達成しながらブーストできます。後々記述するドンドン水撒くナウのプレイバリューを上げるカードでもあります。このカードを引ければ出力が一気に上がりますがこのデッキでは色々なカードでマナブースを行えるので依存度は低めです。

超次元リュウセイ・ホール

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採用枚数4枚
状況に応じたサイキッククリーチャーを出しつつ3種類の効果から1つ選び動ける器用なカードです。獅子王の遺跡が引けなかった場合このカードでリュウセイガイアを出し2ブーストでもそれなりに動けます。

ドンドン水撒くナウ

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採用枚数3枚
相手にSトリガーとして踏ませたいカードです。
ブーストしながら除去もできマナが多ければ多いほど優秀になります。
特にサイゾウミストと相性が良くサイゾウミストを回収、ニンジャストライクで即プレイという美しい動きが可能です。

ボルバルザーク・エクス《殿堂カード》

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採用枚数1 ※殿堂カードは1枚制限です※
スピードアタッカー、Wブレイカーでありながらcip能力でマナを全アンタップ。実質EXターンを付与できるアドバンテージの塊カードです。
刃鬼をプレイした時にバトルゾーンに出して追加打点を生成することも、意識してるとより強いカードになります。

メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター

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採用枚数2枚
多くの対面に刺さるメヂカラコバルトカイザーのロック性能はとても優秀です。刃鬼は手札があればあるほどプレイバリューが上がるので相手が呪文を唱えた時は忘れずにドローしましょう。
アイドワイズシャッターも場合に応じて手札から打つこともあるので手札に抱えて置くと便利かもしれません。勿論Sトリガーとして踏ませても優秀です。

怒流牙 サイゾウミスト

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採用枚数3枚
色、山札回復、盾の追加、すべてが優秀なカードです。
相手の盤面が整い始めたらドンドン水撒くナウやステゴロカイザー、リュウセイガイアなどで回収して相手の攻撃を受ける準備をしておきましょう。
メメント守神宮が張られていればブロッカーになりサイゾウミスト一枚で相手の攻撃を2回止めることもできます。

闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー / お清めシャラップ

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採用枚数2枚
クリーチャー面のステゴロカイザーはパワー9000のマッハファイター持ちのカードであり盤面を取りながらサイゾウミストや次のターンにプレイしたいカードをマナから回収できます。
呪文面のお清めシャラップは唯一の墓地メタカードです。タイミングを読んでプレイしましょう。相手が墓地ソース系のデッキではない時は初動ブーストとして使ったり手札に抱え自分の山札回復として使うのも良いでしょう。

キング・マニフェスト

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採用枚数2枚
採用当初はワクワクしたいから入れただけでしたが回してみると想像以上に中盤の繋ぎとして優秀でした。パワー11000なので大体のクリーチャーを倒すことができます。
さらにおまけ感覚で鬼丸覇やメヂカラが捲れたら大歓喜間違いなし。
刃鬼がが思うように引けない試合ではバズレンダを複数回絡めつつ時間を稼いだり強引にフィニッシュに持って行ったりします。

不敗のダイハード・リュウセイ

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採用枚数2枚
刃鬼でのフィニッシュを確実なものにしてくれるカードです。
たまに敗北回避札として使うこともありますが基本的にマナに落として良いカードだと思います。

リュウセイ・天下五剣カイザー

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採用枚数2枚
蒼龍の大地を採用しているのでマナに落としてもいいですが、いざという時に打ちたいこともあるので手札にも入れておきたいカードです。
マナに置くか手札に抱えるか少し難しいカードですが上手く使えると一枚でフィニッシュまで時間を稼げる優秀なカードです。

蒼龍の大地

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採用枚数2枚
ビッグマナ系のデッキに共通している事として中盤や終盤に出したいクリーチャーをマナに置かなければならないという問題があります。ですが蒼龍の大地を採用することによってマナのクリーチャーを出すことができるようになるので気軽にクリーチャーをマナに置けます。
トリガーとして踏ましてもファイブソードカイザーをマナから出すことで敗北回避ができたり、サイゾウミストを出して盾を増やしたり、メテオライトリュウセイで全タップしたりと受けでもかなり優秀です。
一つ注意点ですが蒼龍の大地は召喚ではなく出すなので刃鬼を出しても大量展開できません。

閃光のメテオライト・リュウセイ

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採用枚数1枚
先ほども解説しましたが蒼龍の大地と組み合わせて受けにも使えたり刃鬼からダイハードと絡めつつ出すと、より安定したフィニッシュが可能になります。
正直、役割を持たせ辛いカードなので採用枚数は1枚にしています。安定したフィニッシュが欲しいよ、という方は採用枚数を2枚にするのも全然良いと思います。

百族の長 プチョヘンザ

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採用枚数2枚
大量除去のできる優秀なカードです。
リュウセイホールから出したサイキッククリーチャーやマッハファイター持ちのクリーチャーに革命チェンジして相手の盤面を崩しましょう。

姫様宣言プリンプリン

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採用枚数2枚
刃鬼に続く第2のフィニッシャーです。
蒼龍の大地から出すことでサイキッククリーチャーを最大3体出すこともできます。序盤にリュウセイホールから出したクリーチャーが除去されることもなく場に残り続けていたら姫様宣言プリンプリンのEXウィンを狙うことも多いです。

勝利宣言 鬼丸「覇」《殿堂カード》

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採用枚数1枚 ※殿堂カードは1枚制限です※
ガチンコジャッジを勝つだけでEXターンを取ることができるぶっ壊れカード。刃鬼から出しても手札から出しても強いです。
早期に着地した時はどんどん殴っていっても良いかもしれません。そのくらい強く出たら勝利に直結するカードです。

「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」

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採用枚数2枚
やっときましたこのデッキの主人公「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」
デッキの平均コストも大きくハンターも多く採用されているので刃鬼が着地すれば負けることはない、と言っても良いでしょう。
先ほども述べましたが蒼龍の大地で出しても効果が使えないので注意しましょう。

勝利のプリンプリン

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採用枚数1枚
ホワイトグリーンホールを採用していないのでプレイバリューが低いようにも思えますがいざという時に活躍してくれます。

勝利のリュウセイ・カイザー

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採用枚数1枚
同型やビッグマナ系のデッキに対して早期着地して相手の動きを遅延させましょう。

勝利のガイアール・カイザー

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採用枚数1枚
プチョヘンザの革命チェンジ先に使用したりと勝利セットの中では一番プレイすることの多いカードです。
勝利のプリンプリン、勝利のリュウセイカイザー、勝利のガイアールカイザーは姫様宣言プリンプリンのEXウィンに必須なカードなので少なくとも1枚ずつは採用してます。

激浪のリュウセイ・スプラッシュ/灼熱のリュウセイ・ボルケーノ/大地のリュウセイ・ガイア《覚醒後 真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》

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採用枚数2枚
クリーチャーのロック、クリーチャーの除去、マナブーストとマナ回収、1枚で何でもできるカードです。
覚醒後の真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナルは効果がアタック時なのであまり使いませんがコストが21もあるので後述する超時空ストームG・XXの進化先として使います。

紅蓮の怒 鬼流院 刃

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採用枚数1枚
姫様宣言プリンプリンと一緒に出すことでより多くのサイキッククリーチャーを展開できます。姫様宣言プリンプリンがEXウィンできるのも鬼流院刃のお陰と言って過言ではないでしょう。

時空の幸運ファイブスター《覚醒後 天運の覚醒者ライトニング・ファイブスター》

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採用枚数1枚
姫様宣言プリンプリンはコスト10以下のサイキッククリーチャーを出すことができるのでファイブスターを覚醒状態で出すことができます。
自分のクリーチャーは全てのバトルに勝つことができるので鬼流院刃との相性が良くコストも9あるので姫様宣言プリンプリンのEXウィンにも必須となります。他にもメメント守神宮が張られていれば鉄壁の防御にもなります。

超時空ストームG・XX《覚醒後 超覚醒ラスト・ストームXX》

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採用枚数1枚
基本的に真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナルを進化元として出します。
場に出した時点でQブレイカーを持っているので即殴りに行っても良いですし1ターン待って超覚醒ラスト・ストームXXに覚醒させ姫様宣言プリンプリンのEXウィンに繋げても良いでしょう。


採用候補カード

フェアリー・ライフ

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Sトリガー持ちの確定2コスブースト札。
バンビシカットの紹介文でも解説しましたが受けやガチンコジャッジの関係上今回は不採用となりました。

ピクシー・ライフ

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確定2コスブーストでありフィニッシャーである刃鬼をマナから回収できる優秀なカードですがガチンコジャッジが弱かったりマナ回収ができるカードを他にも多く採用しているので今回は不採用となりました。

光牙忍ハヤブサマル

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今回枠の都合上不採用となったカードです。
頻繁に殴ってくるデッキにも強く姫様宣言プリンプリンにブロッカーを付与してバトルに勝った時の効果を使い相手のターン中にサイキッククリーチャーを展開できます。

超次元ホワイトグリーン・ホール

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勝利のプリンプリンを出せば手札から任意のカードをシールドに埋めたり、マナ回収もできる優秀なカードですがリュウセイホールがある今ホワイトグリーンホールよりリュウセイホールを打つことが多いなという結果になりました。

ドルツヴァイ・アステリオ

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今回2枚目の枠の都合上不採用となったカードです。
盤面を処理しながら大量にブーストができるカードです。
ピン投でも十分活躍するカードなので採用してみてはどうでしょうか。

「雷光の聖騎士」

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1枚で耐久ができるようになります。
刃鬼は墓地からでもクリーチャーを蘇生可能なので出したいクリーチャーを墓地に置いたり、Sトリガー持ちのカードを墓地に送ってサイゾウミストの質を高めることもできます。
今回の構築ではリソースが稼ぎにくいため採用を見送りました。
採用する際はウマキンなどリソース確保ができるカードと組み合わせると強いかもしれません。

アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>

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今回の4c刃鬼はリソース切れを起こすことがたまにあります。
そこでこのカード場に着地させておく事でターン開始時2ドローできリソースを確保しながらプレイの選択肢を増やすことができます。

時空の不滅ギャラクシー《覚醒後 撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー》

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このカードもライトニング・ファイブスターと同様に姫様宣言プリンプリンから覚醒状態で出すことができます。姫様宣言プリンプリンからライトニング・ファイブスターと一緒に並べることでバトルに負けない鉄壁のブロッカーを作り出すことができます。
今回はメメント守神宮を採用していたり採用するにはリュウセイザファイナルやラストストームXXを抜かないといけないため採用を見送りました。


基本的なプレイング

序盤は獅子王の遺跡のマナ武装を意識しながらマナブーストをしていきます。相手の動きやデッキによってリュウセイホールをプレイすることもポイントです。

中盤はステゴロカイザー、マニフェストで手札を整えつつ相手の展開を妨害します。場合によってはファイブソードカイザーやサイゾウミストで相手の攻撃を受けつつフィニッシュの準備をします。

終盤のフィニッシュは大まかに分けて2通りあります。
1つ目は姫様宣言プリンプリンのEXウィンです。2つ目は刃鬼着地からの大型クリーチャーで総攻撃です。
1つ目のフィニッシュは姫様宣言プリンプリンがマナに、蒼龍の大地が手札に揃っている時にやることが多いです。蒼龍の大地から姫様宣言プリンプリンを出して鬼龍院刃を絡めつつサイキッククリーチャーを大量展開します。このフィニッシュは確実に勝利できますが弱点もあり展開されたサイキッククリーチャーを呪文などで除去されると一気に勝ちが遠退いていきます。
2つ目は刃鬼の着地です。刃鬼が着地してからは特に説明することもないので今回は刃鬼から出すクリーチャーの優先順位を紹介しようと思います。
ダイハードリュウセイ、鬼丸覇、メテオライトリュウセイ、勝利のプリンプリン、その他マッハファイターの順番で優先的に出すことが多いです。
手札にマニフェストや刃鬼など追加で出したいカードがあるときはボルバルザークエクスを出したりもします。

まとめ

メヂカラコバルトカイザーやドンドン水撒くナウ、鬼流院刃など高額なカードもありますがどのカードも汎用性が高く持っていれば組めるデッキが多くなるものばかりです。あまりお金を掛けたくない方は高額なカードの部分を他のカードに差し変えても良いでしょう。
刃鬼というデッキは幅広く自由に組めるデッキです。今回紹介した黒抜き4c刃鬼の他にも闇文明を採用した黒刃鬼、カウンター型のカウンター刃鬼、サイバーダイスベガスを採用したダイス刃鬼、龍装艦チェンジザを採用したチェンジザ刃鬼など刃鬼にも多くの種類があります。自分のプレイスタイルに合った構築の刃鬼を考え色々試行錯誤しながら組んでみてください。
きっとあなたの相棒になる刃鬼が見つかるはずです。


最後に…

最後まで読んでいただき有難うございました。
記事の内容はどうだったでしょうか?刃鬼の魅力は伝わったでしょうか?
今回はゼロから始める(黒抜き)4c刃鬼ということで細かく説明したつもりです。

質問箱、TwitterのDMにて本記事の質問を受け付けております。
どうぞお気軽に質問ください。
(質問箱、https://peing.net/ja/142221af940040)
(Twitter、https://twitter.com/RIN_rin1011)

現在(2021年2月)のアドバンス環境はオカルトアンダケインによるランデスやパルテノンなどの除去しづらいメタカードなどが多く見受けられ刃鬼的に好ましい環境ではないです。ですがファンデッキ止まりと思われていた5c蒼龍が環境Tier1になったりとデュエマは何が起こるかわかりません。いつか刃鬼も昔のように環境トップに舞い戻ってくると信じています。
信じているからこそ今日も刃鬼を練習していきたいと思います。


ではでは良い刃鬼ライフを…



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