ユニコーンS ◎グレートサンドシー

昨週のエプソムCは、◎ジャスティンカフェが格の違いを見せつけ完勝。▲マテンロウスカイが逃げる展開ではなかったものの稍重にしては全体時計が早くなり、時計勝負に適性のある3頭で決着するというまずまず予想に近い展開になったのではないでしょうか。
エアファンディタ?知らない子ですね。

さて、梅雨時にしては珍しく週末がカラッとした晴れ模様になり、今日は府中・阪神とも芝ではこの時期らしからぬ高速決着が続いています。
ダートにおいても、東京1600は馬場状態でレース質が大きく変わるイメージなので、あまり過年度データに引き摺られずに予想したいところです。
(tenki.jp)一日中晴れ。良馬場は確定的で、加えて最高気温も30度オーバーとかなり暑くなりそう。
→芝馬っぽいのよりちゃんとダート血統を買う。夏負けする馬は切りたいが3歳6月じゃわからない…

◎9 グレートサンドシー(川田)

・今日の東京ダート
1R(1400m) 13番 オリビアジュテーム←上がり最速
2R(1600m) 10番 マイショウチャン←上がり最速
4R(1300m) 5番 サクセスバラード←上がり最速
6R(1400m) 15番 アマンテビアンコ←上がり最速
9R(1400m) 4番 ハチメンロッピ←上がり最速
11R(2100m) 2番 ダノンラスター←上がり最速
12R(1600m) 16番 アクションプラン←上がり最速

ものの見事に上がり最速の馬しか勝っていません。
また、内も来てはいますがやや外優勢という感じで、明日も狙い目としては外目から上がり最速で差してくる馬、というイメージではないでしょうか。

で、グレートサンドシーですが、新馬戦と前走昇竜Sで上がり3F最速を叩き出して勝利。ダート良馬場でずっと36秒台の末脚を見せています。
唯一の敗戦であるヒヤシンスSでは直線を向いた際にドン詰まりになってしまい追い出しが遅れて伸びきれず。
この来日時のモレイラは精彩を欠いてましたね…ダイヤモンドSのスタッドリーとかもそうでしたが。

昇竜Sはコーナーのキツい中京ダートで3コーナーから加速を始め、大外ブン回しで後方一気を決めるという非常に強い勝ち方。
というより、ギアチェンジが上手くないので末脚を活かすにはこういう競馬にならざるを得ないというのが正しいか。
今回は真ん中より外目を引いたし、川田の継続騎乗ということも大きなポイントになるかと。ヒヤシンスSの時と違い、しまいを生かして前を差し切ってくれるはずです。
(ドバイのウシュバテソーロ以来、川田は差し馬場のダートが一段と上手くなったように感じます)

〇3 ペリエール(ルメール)
グレートサンドシーが敗れたヒヤシンスSで上がり3F36.4を刻んで勝ったのがペリエールでした。
前走UABダービーはデルマソトガケから13馬身差と流石に負けすぎですが、その敗戦で馬がおかしくなってなければ得意舞台である東京ダート1600では巻き返して然りでしょう。

上記の通りヒヤシンスの上がり最速はモレイラのミスに依る部分もありますが、2位だったとしても十分信用に足る数字。素直に対抗を打ちます。

▲11 ニシノカシミヤ(永野)
時計の出やすいダート重馬場ではあるものの、前走同舞台で上がり3F35.3を刻んで4馬身差圧勝。
そりゃ軽斤量だとか疑う材料は山ほどありますが、さほど人気しないのであれば上がり最速候補として買っておいて良いかと。

△ブライアンセンスはやたら人気してますが36秒台の脚を使ったことはなく、確かにヒヤシンスよりも数字はいいが2ヶ月ほど間が空いていることを考えれば本当に数字通りの完成度の差があるかは怪しい。
あとは内枠すぎてあんまり魅力的じゃないけどオマツリオトコ、ジャスパーバローズだったり、唯一の無敗馬であるワールズコライドあたりは紐にいれてもいいかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?