天皇賞(春) ◎タスティエーラ

先週のマイラーズCは〇ソウルラッシュの単勝だけ取れてトリガミ。
トランキリテにはちょっと期待し過ぎたかもしれません。冷静になって考えると接戦してた相手はドゥアイズですからね。

明日は天皇賞・春と香港G1が3レースとなかなかヘビーなラインナップ。
京都は週中の雨予報が消え、恐らく当日は綺麗な高速馬場開催となりそう。一方、香港はとんでもない不良馬場が予想されており、今年に関しては日本馬は相当買いづらくなりそう。

◎7 タスティエーラ(モレイラ)
〇12 ドゥレッツァ(戸崎)
▲5 ブローザホーン(菅原明)

ここは去年のダービー馬の復活に賭けたい。

◎タスティエーラは前走の大阪杯で人気を大きく裏切って大敗しており、今回も3〜5番人気に落ち着きそうであるが、
敗因は巷でも出ている輸送失敗(カイバを全く食べなかった)に加え、大阪杯の記事でも書いたように距離短縮が良くなかったことが大きいと思われる。

まず輸送失敗について、タスティエーラは前走が初の阪神競馬場だったが、阪神の出張馬房は周囲の騒音が入りやすい環境にあり、馬にストレスがかかりやすい場所にある。
タスティエーラの父・サトノクラウンも繊細なタイプで、5歳時には出張馬房に入れずに関西馬と同じ馬房に入れさせてもらう対策を取って宝塚記念を制したエピソードもある。
前走の輸送失敗も、ともすると出張馬房の影響もあったのではないか。その辺は父の性質を色濃く受け継いでいるのかもしれない。
3歳の菊花賞時には京都への輸送を行っていて、その際は普通の状態で出てきているので、輸送そのものに問題がある馬では無いはず。

もう一つ、距離に関しても、菊花賞→有馬と中団で差し競馬をしてきた後に、2000mでスタートから押していって道中でローシャムの捲りの影響も受けて…となると、
息を入れられる場面も少なく、見た目以上に追走は厳しかったはずである。
そもそもが引っ掛かるタイプの馬でもないし、距離延長で見直せるとは当時から考えていた。まあ、春天よりも宝塚かなぁと思っていたのだが…

菊花賞はルメールの超絶変態騎乗に負かされたものの、他の騎手が乗っていれば恐らく菊花賞馬になっていたのはこの馬だったはずで、
京都菊花賞と京都春天の直結具合、母父マンハッタンカフェの京都適性、モレイラへの乗り替わり、等も含めてあらゆる面で前走より条件は良い。
あとは、クラシックで燃え尽きて枯れてしまっていないことを祈るばかりだ。

〇12 ドゥレッツァ(戸崎)
ルメールが超絶変態騎乗をかましただけでこの馬は本質的には中距離馬だと思うのだが、
そういうのが来るのが京都の春天だし、綺麗な高速馬場になって一番恵まれるのも恐らくドゥレッツァだし、ということで
菊花賞の勝ち方を一定評価して対抗とした。
戸崎さんはこういう乗り替わりの時は変なことしない人なので、恐らく逃げの手には出ず5番手辺りで先行すると思う。

▲5 ブローザホーン(菅原明)
馬場が渋ればこちらが本命だったのだが…
京都は心房細動の京都大賞典を除けば2戦2勝。そもそも長距離戦は軽い馬の方が有利ということもあり、阪神3000→京都3200の上がり目は大きいと考えていた。
ただ、足はどうもそこまで速くないので、高速馬場だとやはり上記2頭よりは見劣りしてしまう。

テーオーロイヤルは関西馬なのに京都初経験だったり、3000m未満だと重賞馬券内もないほど実績が長距離に偏ってたり、長距離苦手なキンカメ系だったりと地雷要素がてんこ盛りのため、
3連の3列目ならギリギリ紐にするが、基本的には切りたい。
母父マンカフェなのでひょっとしたら京都もこなすかもしれませんが、まあ阪神大賞典の方がパフォ上げるタイプなのは間違いない。

サリエラはよくわかりません。

穴で面白そうなのは評価してる順にスマートファントム、ハピ、離して逃げた時のマテンロウレオ。

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