キーンランドC ◎ナランフレグ

先週の札幌記念は◎ジャックドールがまさかの掲示板外、それどころか消-消-消の決着ということで完敗でした。
もっと言うと北九州記念の方も結局◎サンキューユウガにして飛んでいくということで全くいい所がありませんでした。
今週は挽回したいですね。

今週は新潟2歳SとキーンランドCが開催されます。この時期の2歳重賞は予想の参考情報が少なくてめちゃくちゃ難しいですね。
というわけで、noteにはキーンランドの予想を書こうと思いましたが、これはこれで難しい要素が。
1つはWAJS開催週のため馴染みのない海外ジョッキーが多数騎乗するということ。今日も早速日本初騎乗のR.キング騎手が大活躍でした。
もう1つは当日の天気。
(tenki.jp)明日は1日中雨予報。特に昼間は雨足が強くなり、13〜15時は10mmを超える強雨となる見通し
→凡そ重馬場以上が見込まれ、かつどんどん悪くなっていくので午前レースの馬場傾向はほぼ参考にならないと考えて良い

現地民が可哀想だ…
結局こんなのは直前まで馬券を買うのは待った方がいいような気がするが、一旦現時点で泥んこぐちゃぐちゃ馬場を想定して軸馬を検討した。

◎2 ナランフレグ(丸田)
キーンランドCはレース傾向としてハッキリと外枠有利の傾向が出ている。その要因と思われるのが
・札幌開催の後半で内がかなり傷み、馬場のトラックバイアスが働きやすい
・他の小回りコースと比べてコーナーのカーブが緩いので、外を回した時のロスが相対的に小さい
この2点ではないかと。

明日に関しては単なる道悪というだけでなく、レース中も雨が降り続くため「どこから乾くか」みたいなことも起きず、
内も外も関係なく凄く時計が掛かる馬場になると想定すると、今回は言うほど外有利にはならないのではないかと思われる。
(外有利になりすぎたらなりすぎたでボンボヤージの北九州記念みたいなことにもなるのだが)

そういう馬場で浮上するのがいわゆる「道悪巧者」と呼ばれる馬達だが、要は馬場状態が悪かろうと、トラックバイアスがあろうと関係なく、自分の形で競馬して力を発揮している馬がこういう場では強い。

ナランフレグはそもそも唯一のG1馬ということで実績最上位である上、重馬場だった22高松宮記念を優勝、不良馬場の23高松宮記念も出遅れながらも4着と道悪実績は抜けている。
また、テンが遅く毎回後方からになりながらも、内だろうと外だろうと馬場を選ばず最短距離で追い込んできており、丸田Jもこの馬に乗る時は腹を括った騎乗が光っている。
表現しづらいが何と言うかパワフルな走りをする馬であり、その辺はゴールドアリュールの血が上手く出ているのかも。

晩成馬といえど7歳夏はそろそろピークは過ぎていそうだが、この馬場コンディションであれば逆転を許さないだろう。

〇14 ナムラクレア(浜中)
不良馬場の高松宮記念で2着。良馬場でもパフォーマンスが高いこともあって恐らく1番人気になるであろう。
そもそもとしてスプリント界の主力級は本レースにはナランフレグとナムラクレアしか出走しておらず、その2頭が道悪にも強いのだから他から買う理由があるのだろうか。

◎〇の順番はまあどちらでも良かったのだが、浜中さんは特殊馬場のレースだとどちらかというとディスアドを受ける側のイメージが何となくあり、この順番とした。
でもたぶん2頭軸で買うと思います。

▲4 キミワクイーン(横山武)
強いて言うなら、ということで…

重馬場でのパフォーマンスはそれほど高くないマッドクールにクビ差の2着で道悪行けると言っていいのかはよくわかりませんが、
武史騎乗時(3-2-0-0)で底を見せていないのが率直に怖いのと、スプリント重賞はとりあえずカナロア買っとくのが良いというのもあるので3番手で。
まあ、◎〇とは相応に評価の乖離はあります。

紐は消し馬以外広めで良いと思いますが、穴目で期待しているところで行くと△シナモンスティックですかね。ちょっと使いすぎ感ありますけど
ゾンニッヒも青函Sだけ見ると良さそうでしたが、人気しすぎ感が…


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