<第1回>Crypto爆誕で始まった「WEB3.0」なら「WEBぺけぺけ」やめて「Crypto1.0」の方がよくね?... Great Journeyだから最初の1.0から歩きたい!😁
<POINT用語集>
■ Crypto = Block Chain上の全デジタル資産
■ BS/AC = Before Satoshi / After Crypto
■ Before Satoshi (BTC爆誕前) = 〜 WEB2.X
個人情報全公開「Trustを盛る旧世界」
■ After Crypto (BTC爆誕後) = Crypto1.0 〜
個人情報非開示「Invisible Trustの新世界」
【第1回】「Crypto1.0」旅を始めるにあたり
⓪ Cryptoに本質的価値は宿っているのか?
先日、イングランド銀行(=英国中銀)総裁ベイリー氏が「暗号資産に本質的価値は無い」との発言。英国中銀総裁としては「(少なくとも?)英ポンドには本質的価値が存在するんだ!」との意味なのでしょう。
SatoshiがBTCを世に出す前から今も続く旧世界、そこには大いなる影響力を保持する多くの人々の同様の発言が頻繁にあります。彼等の真意は「暗号資産はダメ、しかし本質的な価値のあるモノは別のところにたくさん有る」という事ですね。
・有力なFIAT(米ドル、ユーロ…人民元やルーブルもか?)
・有価証券(米国債、GAFAの株式…)
・確立されたコモディティ(GOLD、銅、原油、穀物…)
どれも世界経済を支える有力な要素です。これまでも、そしてこれからも。
過去から未来への直線的な時間軸にのみ価値観を見出す人々に対して、反論や否定は意味を持ちません。
彼等の言い分は大真面目で極めて正当です。文句のつけようもありません。ギリシャの時代に、ユークリッドにケンカを売るようなものです。ですから、言われっぱなしで良いと思います。Crypto以降の新世界にダメージはありません。資金の流入が遅れる、っていう部分はありますね。
① 「Crypto1.0(≒WEB3.0)」を生きるということ
「Crypto1.0(≒WEB3.0)」の世界では、多くのキーワード、バズワードがあります。
各々の定義や存在の軽重はさておき、
「Crypto」、「NFT(これもcrypto)」、「DAO」、「ガバナンストークン(これも)」、「メタバース」…
といったところでしょうか。
「Crypto」なしの「DAO」や「メタバース」もありそうですが、それでは「似非DAO」、「似非メタバース」になるだけでしょう。
つまり「Crypto1.0(≒WEB3.0)」は「Cryptoの存在によって成立」をするのです。Cryptoなしでは、新たな世界を旅することは出来ません。
「Cryptoに本質的価値はあるのか?」
もしも旧世界(Before Satoshi)の民から問われたら、私はこのように答えています。ご参考まで。
「暗号資産の本質的価値の有無とは、これからの世界をどのように歩きたいのか?と考えることと同義だと思います。私は真っすぐに歩きたいだけ。」
旧世界(Before Satoshi)、新世界(After Crypto)
それを伝える意味もありません。
この境地に興味のある方は、岩波新書「歴史とは何か(E・H・カー著)」をほんの少しだけ、真剣に読むことをお薦めします。Edward Hallett Carrは
どちらの(否定派・肯定派)味方にもならないことは確かです。
<次回予告>
1929年のNYウォール街発の大恐慌あたりから、1971年のブレトンウッズ体制崩壊、そして2008年のSatoshiに触れたいと考えています。
なぜそんな大昔の話をするのか?
私にちょっと考えがあるからです。
いま、皆さんが目前にしているこの光景は、おそらく数百年に一度、あるかないかのビッグイベントだと思うから…です。あるいはもっと巨大な存在かも。
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