あこがれ

いつの頃だったか、人生の中で「この人には会いたい」という望みが生まれてきていた。
特に強烈に意識したのは中学生の頃だったと思う。その人というのは「ジョージハリスン」「中島らも」「布袋寅泰」だった。何が根拠かは分からないが、幼さからか「会える」という確信が僕を支配していた。ビートルズアンソロジー、大きなビートの木の下で、変!を読みながら、自分がしっかりした大人になって、この3人に話しかけることを夢見ていた。

そこから高2でジョージが、21歳でらもさんがこの世を去った。僕がこの世にしがみつく限り会えないことになった。

そうした経験から、「会える時に会っとけ」というのが人生訓になっている。この考えでBUCK-TICKのライブに行くことができた。自分の性格からすると誉めてあげたいのである。

さっき挙げた3人で存命は布袋寅泰さんだけである。布袋さんは今も精力的にライブをしてくれている。きっと泣いてしまうだろうが、近々会いたい。まっさんを誘おうと考えているのである。

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