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SLX MGL 開けてびっくり

先日、ジャンク購入したSLXですが空回ししていると何となく、ギアが乾いているようなカラカラした巻感をしていたので、メンテナンスをしました。

前オーナーはメンテナンスをしていたとのことでしたが、!?!?な箇所があったので注意喚起も含めて投稿したいと思います。

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さっそくハンドルから外そうとしましたが、ナットがこの有様。。。。。すでに嫌な予感。

そして、開始15秒で問題発生!!!

このナットが緩まない!!!!

固定されている軸のねじは逆ねじなので時計回りで緩みますが、不安になるぐらい緩まなかったです。

これじゃーナットのアルマイトも剥げる訳ですよね。

ナットはある程度しまったらキャップをはめるのに無理に締め付けないでください。

キャップをはめて小ねじで固定すればハンドルは落ちませんから!!

とりあえずナットもとれたし~♪ と安心したのもつかの間すぐに、問題を発見しました。

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この写真から何が問題かわかりますか?そこそこバラしている方ならすぐにわかると思います。





そうです。波ワッシャーが同じ方向を向いている!?!?

前オーナーさんはあまり経験がなかったのでしょう。自分も初期のころはやりました。笑

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正しくは波ワッシャーが隙間を生むように反対向きに合わせてあげます。

こうしないとドラグを締め付けた時に余力がなくなり、ドラグがカクカクしちゃったり占め過ぎによるベアリングの破損を発生させます。

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はーい、やっとギアを拝むことができました。

ギアを見て案の定、カラカラ、、??でもなんかオイリーな感じもするけどな~~~って ナニコノクロイノ

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↑ 売るのに、自身もってメンテナンスしました!なんて言わないでほしい。

どうメンテナンスしたらこうなるんですかね!!しかもメインギアに固着した黒いの取れないし。。。。

予測ですがグリスではなく浸透タイプのオイルなどを使用しメンテナンスをしたせいで、元のグリスが溶け出し黒いヘドロに、グリスを失ったことでカラカラな巻感につながっていたようです。

とりあえずギア周りをきれいにして、純正グリスを塗布すれば完了。

よっぽどじゃない限り自分のメンテナンスはここまでです。


おまけで、クラッチが硬かったりしたときはここにグリスを塗ってみてください。摩擦伴いながら稼働する部分なので意外とグリス切れを起こします。

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それでは!ホワイトでした~

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