バイクでのコーナリングのポイント7 進入

コーナリングでストレート状態からインにつくまでブレーキングでスピードを、落としながらバンクを始めます。

直進の状態から、バンクを始めるために操作を加えますが、一番大切なのはどうのようなラインを走りたいのかをイメージして、そのラインを走るための操作をすることです。

バイクを寝かして、コーナリングに移行していきます。

バイクは、バンク角が大きくなれば回転半径が小さくなりますが、同じバイクで同じバンク角で走っても、乗っているライダーか違うと回転半径が違ってくるんです。

これは、荷重のかけ方によってタイヤのグリップ力が変わってくるからなんですね。


タイヤがバンクすると、キャンバースラストによってヤイヤは弧を描いて曲ります。

タイヤの曲るための力には、コーナリングフォースもあると書いてきました。コーナリングフォースは、タイヤの進行方向とバイクの

進行方向がずれていること(スリップ量)によって生じる力です。

このずれは、ハンドルを切ることで作り出すことも出来ます。

コーナリングフォースは、スリップ量が増えると一定の割合で増えますが、ある時点で頭打ちします。4輪で、ハンドルを切ってもぜんぜん曲らないアンダーが出たという状態ですね。バイクだと、フロントタイヤがグリップしなくなると、一気にハンドルが切れて足払いを掛けられたようにこけます。

フロントタイヤに、仕事をさせることがバイクでコーナリングする一つのテーマです。

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