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バス旅を堪能しつつ、ダイヤ改正に備える日々

今日は、温かい一日でした。春の気配が濃厚に漂っていて、もうこのまま進むのかと思うような状況です。幸いなのか不幸にしてなのかは不明なものの、週の後半は冷え込む予報が出ています。私たちも心の準備をしておきましょう。

さて、……。

今日は所用によりバスで出かけねばならないところがあった。しかも、そこに行くためにはバスの乗り継ぎが必要であった。何回も乗るのであれば一日乗車券を買った方が安く済むことに気付いた私は、一日乗車券を購入して対応することにした。

私たちは普段、バスに乗る際にPASMOやsuicaを運転席の脇に設置された読取機にかざして乗車する。でも、一日乗車券はただこのような日々の動作では手に入らない。乗車時に運転手さんに「一日乗車券お願いします」と伝える必要がある。

実際にこう言われた運転手は、一瞬の動揺を隠しきれない。でも、次の瞬間にはバスの読取機を手で覆って私がPASMOをかざして誤読取させないようにしつつ、いくつかのボタンを操作した後に、改めて読取機にPASMOをかざすように促される。

そうすることにより、私は一日乗車券をゲットできる。爾後、その日は当該バス会社の運行するバスに終日乗ることが可能になる。これは結構ありがたい仕組みだと思う。

今日は、当初想定した所用が終わった後に、せっかく一日乗車券があるのだからどうしようかと考え始めた。結果として、普段行かない生鮮食料品店まで足を伸ばしてみることにした。

その店は、バスに乗って約45分掛かってやっと到着する。初めて行ったのだけど、イメージとは異なり、生鮮食料品店だけの店ではなかった。他の出店者も複数立地した店舗であることが初めて分かった。

そのこと自体は悪いとは思わない。ただ、思っていたよりも店舗面積が狭く、取り扱い商品数も少なかったという印象。だから、改めてこの店舗を訪問したいとは思わなかった。

但し、一応所期の目的通り新鮮な魚介類を購入できたのも事実。そこで買ったものを持ち帰ってわが家の夕飯のおかずにし、家族から好評を博することができたのだけど、それに貢献してくれた一日バスに乗れる権利は率直にありがたい。

私たち夫婦もいつまでも若くはない。いずれ、自転車や自動車での移動ができなくなる時が来る。そうなると、バスは老齢者にとってもっとも頼りたくなる交通手段である。

実は家を購入する際に、バス停の近くという条件については、妻がかなりこだわった。田舎育ちであるがゆえに、実家においてバス停が遠いことによる不都合を感じていたようである。

夫婦の共同作業は、結婚式のケーキ入刀以降も続くもの。家を選ぶ行為においても、そのことを改めて感じている。

お読み頂き、ありがとうございました。

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