(掛け合い風?台詞)「俺は、死なねぇ…」

"いやっ…逝かないでっ…いやっ…嫌です…お願い…逝かないでっ!!"

「…いっ……ずっ……おいっ!志都(しず)っ!」

…はっ!!…(目が覚める)

「どうしたっ!大丈夫かっ?」

"ああ、居る…生きてる…。" (彼の顔を見てホッとする感じで…)

「どうしたんだ?怖い夢でも見たのか?」

「いえっ…何でも…な…」

(ぽろぽろと涙があふれだす)

「何で泣く?どんな夢を見た?」

「…っ…いえっ…何でも…ないんです…。」

「何でもないわけないだろう…俺が…死んじまう夢でも見たか?」

「っ…」

「やっぱり…か。」

(志都を力強く抱きしめる)

「志都。俺は生きてる。聞こえるか?俺の鼓動。」

「…はい…。」

「お前は、あの戦いで親しい人達の死を身近で見てきた。不安になるのは分かる。」

「…っ…はい…」

「でもな、俺は、死なねぇ。お前と共に在ると決めた時から、俺は、絶対に死なねぇって決めた。どんな事があっても生き抜いてやるって決めてんだ。心配すんな。お前を一人にはしねぇから安心しろ。」

「…はいっ…はいっ…。」

「このまま、抱きしめて寝てやるから、俺の鼓動を聞きながら眠れ。」

(志都を抱きしめ横になる。志都は彼の胸に耳をあてゆっくりと瞳を閉じる。)

"いつかは来るかもしれない別れ。でも、この人は突然消えたりしない。こんなにも強く鼓動を響かせてる。私は信じてついて行こう。"

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掛け合いじみたものを書きたかった…。

幕末の世を生き抜いた二人。

妻は親しい人間を身近で幾人も失った。

頼れる人は夫のみ。

みたいな…設定…。すいません(T^T)

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