「壊れてしまった…」

きっと何かが壊れ始めてた。

私の中の何かが。

そして、私は壊れていった。

知らないうちに。

気がつけば、何も感じなくなっていた。

気がつけば、笑う事も、泣く事もなくなっていた。

気がつけば、何もできなくなっていた。

そう、壊れたのは…感情の中心。

心が壊れてしまった。

誰かに、鏡を見せられた。

そこには、無気力で、無感情な顔をした

私という生きた屍(かばね)のような物体(モノ)が映っているだけだった。

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