(独白?)「君の幸せを…」

何時からだろう、君を意識し始めたのは・・。

俺はあの方の命で危険な仕事も対して恐れもせずにやっていた。

そんな俺を君はよく気遣ってくれたな。

俺には人を想う事はできないだろうと思っていた。

だが、いつの間にか俺の心の中で君の存在が大きくなっていた。

君と共に仲間たちの健康状態などを管理していた時に俺はある事に気がついた・・。

ああ、俺は君に恋をしていると・・・。

君といると俺は落ち着けた。

君と共にいつまでも居れたらと想う気持ちさえあった。

それは叶わぬ願いだと今、俺は知る。

俺は死ぬ・・・。

君を守る事ができなくなる。

この傷ではもう・・・。

目が霞んでくる。

君は俺に元気になれと言う。

それに答える事は叶わない。

最後に願うとすれば君の幸せ・・・。

どうか、幸せに・・・。

君の幸せを俺は願っている・・・・。

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