『病葉』
ここで、こんな風に床に伏している自分を情けなく受け入れている。
僕は、何も出来ない。
手は細り、刀も握れない。
どうして…。あなたの役に立つ為にあなたについて来たというのに。
あなたの役に立てない。
あなたの役にたてないのなら、どうか、病葉の如き、此の身体を消し去って。

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