「何時までも ずっと…」

何時、何処で、君と出逢ったのか

思い出せないでいる

僕の記憶は寝てしまうと消える

昨日の事など覚えていない

でも どうしてだろう

君の事は 覚えているような気がする

君を見ると 心がざわざわするんだ

君を見ると 頬が熱くなるんだ

君を見ると 抱きしめたくなるんだ

僕は君を 知ってるんだ

記憶にはなくても 君を知ってるんだ

心が覚えているんだ たぶん…きっと…

君と過ごした日々を思い出せない

君と僕の出逢いはどんなものだったのだろう

君は 僕の視線に気付く

微笑んで 近づいてくる

僕の記憶は 君を消してしまっているのに

「大丈夫よ。私が覚えているから。あなたが私を忘れていても私が覚えているから大丈夫。あなたは私を思い出せないけど、また、新しく出逢いなおしてるだけよ。これからもそれでいいの。ずっと、それでいいの。大丈夫よ、何も心配いらないわ。」

君は そう言うと 僕を抱きしめる

知ってるんだ この温もりを

記憶にはないけど きっと 何時も君は 僕の傍にいてくれていること

僕は知ってるんだ

僕の心が温かくなっていってる

心が君を覚えているんだ

これからも ずっと

何時までも ずっと

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