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団体の話を聞き、自分の将来を考える

私が「知る、伝える。ボランティア」に入った理由

私がこのボランティアに入ったのは2021年の11月だった。当時は就活の自己分析が終わった直後であった。自己分析を通じて、「困っている人のために働きたい」という就活の軸が出来上がっていた。

しかしながら、私はボランティアなどをこれまでしたことが無く、困っている人を助けるという活動に対して全く無知だった。そのため、困っている人と言っても、具体的にどんな人のために働きたいのか、具体的にどんな取り組みをしたいのかは定まってなく、あいまいな状況だった。

この「知る、伝える。ボランティア」では、取材をし、記事にする中で、様々な団体のお話を直接聞くことが出来る。取材を通して、支援とはなにか、支援の課題とは何か、団体がどのような想いで運営されているのかを知ることで、自分の将来を描けるのではないかと思い、このボランティアに入った。

どんな活動をしてきたか。

取材活動や、プロジェクト活動を通して、様々な団体にお話を聞くことが出来た。子供食堂や、地域の朝市を運営する団体、寿町の支援団体、子供の放課後の居場所を作る団体などとお話を伺った。また、実際にボランティアとして活動し、団体の活動をお手伝いさせていただくこともあった。

活動を通して、感じたこと

活動を通して、まず自分の地元にこんなにもたくさんの地域団体があるのだということに驚いた。このボランティアに入らなければ、なかなか知ることが出来なかったと思う。

そして、どの団体も非常に熱い思いで活動されていると感じた。朝市を運営する団体にお話を伺ったときも、地域の顔を見える関係づくりや助け合える街づくりを目指していると、代表の方が仰っていたことが印象的だった。どの団体にも、活動している背景や想いがあり、そこに共感しながらお話を聞くことができた。そして、困っている人のための活動と言っても、対象や方法も多種多様だなと感じた。

活動を通して、自分の変化

様々な団体の方のお話を聞き、私の中で子供と孤立に関する問題に興味が湧いてきた。

様々なお話を聞き、団体の方の問題意識や想いに共感するのが、子供や孤立に関する問題だった。様々な団体のお話を聞けたからこそ、自分の興味や関心を絞っていけたと思う。

私が最も印象に残っているのは、子供食堂の取材だ。


子供食堂の代表の方はアフリカ出身であり、日本の子供の現状を変えたいという想いで運営されていた。

「アフリカにはストリートチルドレンがいるけど、仲間はいっぱいいます。ガーナには貧しくても人とのつながりはありました。日本は心の貧困があり、子どものつながりが不足しがちです。(中略)だから、少しでも居場所があればと思ってやっています。」

この言葉が私には印象的だった。アフリカ出身の方が、日本の子供の現状を改善するために精力的に活動されていることに対して驚いた。

様々な団体の方のお話を聞き、記事にして、自分の頭を整理することができたように思う。その中で、将来は子供の孤立に関する問題のために働こうという気持ちが強くなっていった。

おわりに

私は、現在公務員試験のために勉強している。公務員と言っても様々な地域や業種がある。このボランティアを通して、自分がどこの地域で働くか、どの分野で働くか、どのように働くかなどを考える軸を持てたように思う。

就活が終わっても、「知る、伝える。ボランティア」の活動を通して、様々な団体のお話を聞き、記事にしていく中で、自分が将来、困っている人のために何をしたいのか、何ができるのか、考えていく機会にしたいと思う。

以上、私の個人的な内容でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


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