合格体験記 千葉大学工学部機械工学コース 3年次編入学 

私は、千葉大学の工学部、機械工学コースに合格しました。

【編入を目指したきっかけ】
私の研究したい分野や、将来携わりたい職種に就くためには、大学進学をする必要があると感じたため、編入を目指しました。
 
【使用した参考書】
TOEIC;公式問題集8,9、金のフレーズ
熱力学;工業熱力学(機械系教科書シリーズ)
材料力学;図解でわかるはじめての材料力学
流体力学;演習で学ぶ流体の力学
機械力学;基礎を学ぶ機械力学

【勉強方法】
1年:大学編入するつもりなく、やりたいことや部活を優先しておりました。席次27/約40
2年:一年生と同様で、勉強は最低限しかしていませんでした。席次は半分くらい
3年:将来を真剣に考える機会が増え、大学進学を希望するようになりました。席次10/40
休学:3年生終了後、英語を学ぶため、カナダへの短期留学をするため休学しました。
4年:学校推薦をもらって編入試験を受けたいと考えていたので、席次では常に1位を目指して勉強をしていました。学校の勉強と並行して、理工個別指導センターで数学や専門科目の基礎知識を学習していました。
5年:春休みごろ、ようやく千葉大学を受験することを決意しました。4年生では、1位を取ることができたので、学校推薦を利用しました。春休みから本格的な受験対策がスタートし、本番までに間に合わせるとこができました。

理工個別指導センターでは、iPadとペンシルを使った、オンライン授業を受けていました。オンラインホワイトボードを用いて授業を行ったのですが、復習がしやすく、よく見直しを行なっていました。私は、寮に住んでおり、WIFI環境がなくスマホとのテザリングで授業を受けていたのですが、基本的に通信には問題はありませんでした(通信制限で1、2回うまく繋がらなかったことはありました)。

英語の勉強方法
海外に短期留学していたので、基礎知識は身についていました。しかし、スピーキングを主に学習し、リーディングやリスニング力は十分にありませんでした。そのため、TOEIC用の勉強をしました。具体的には、単語帳とTOEIC公式問題集を何周も解きました。

初等力学、熱力学と流体力学の勉強方法
初等力学、熱力学と流体力学は得意だったこともあり、先生からおすすめの参考書を紹介してもらい、自分で解いて、わからない問題があれば聞く。このようにして学習しました。

材料力学
3ヶ月ほどで参考書を網羅しました。他の科目と並行して進めたのでかなり急足で学習しました。

機械力学
この科目に一番時間を使いました。主に振動工学に近い内容でした。機械力学をするにあたって、微分方程式や線形代数の基本的な知識が必要になるのですが、4年生の間から、理工個別指導センターで数学の基礎を学んでいたので、試験日までに間に合わせることができました。

【試験当日】
まず志望理由と高専で行なっている卒研内容について聞かれました。その後、口頭試問が始まりました。機械力学、流体力学、材料力学、熱力学について質問を受けました。
機械力学:基本的なことを3問ほど尋ねられました。100%答えることができました。
流体力学:緊張で言葉に詰まったりしたものの全問答えることができました。90%
材料力学:基本的な式などの説明でした。3問あったのですが、一問解けませんでした。70%
熱力学:サイクルの問題で、最後の問題は聞いたことがなく答えられませんでした。70%
以上で終了しました。試験は15分もないくらいで終了しました。

【最後に】
私は、最後の方まで志望大学を決めることができず、自分の携わりたい研究分野すらも曖昧でした。しかし、理工個別指導センターの先生は勉強以外の将来のことなども親身になって話を聞いてくれました。また、先生は志望校が決まっていなくても、行きたい大学が決まったときに、その大学を目指せるように、計画をたて指導してくださいました。基礎的な内容から専門分野の学習において、本質的な理解が得られたと感じております。受験をするにあたって理工個別指導センターに入塾したことが最良の判断だったと感じております。
私は、千葉大学か九州工業大学を受けるかで迷っていました。そこで、少し難易度の高い千葉大学に挑戦することにしました。この挑戦するという判断は正解だったと感じます。結果論ではなく、目標を少し高く設定し、それに向かって全力で勉強に励むことに価値があったと感じます。

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