現世は助手席の車窓から
わたしは自分の手足をつかっての移動、つまり歩くことや車の運転を縁遠く感じている。
歩くことはとにかく億劫で仕方ない。それはもう暑い、寒い、雨というような外的要因は一切関係なく、歩くことそれ自体が億劫なのだ。
徒歩1,2分のスーパーへ行くことすら相当気合いを入れないとできない。引越しをするときも駅歩5分以上の物件は候補に上がらない。
何万年も前の大昔か、はたまた地球以外の惑星にいたときか…大きなシャボン玉のような空飛ぶ乗りものに乗ったり、瞬間テレポートしたりした経験があるから