経緯⑧と記録②
2回目の投与からの副作用はほぼ感じないあたり、我ながら強いなと思う。それでも少しくらいはだるさがあったり。他には、ウィッグの髪がもつれる。いわゆる帽子型を買ったら、つむじ付近が浮く。どうも頭回りは普通なのだが、高さがないっていうの?こりゃそのままじゃ被れないから美容室に相談しようか。個人経営だからなかなか予約が取れないのだけど、乳癌だってことは伝えているし美容師さんのお父さんも癌なそうなので、話題がうっかり癌話。
5月11日(火)は3回目の投与。
わかる方がいらっしゃいましたら。
ゾメタだけ投与していた頃は、左で採血し右で点滴としていました。献血が趣味で50回以上やっていたため「ここに刺してね」マークが皮膚にありました。でも今の抗がん剤投与は約2時間かかり、献血マーク箇所は関節部だったため、まっすぐな血管が通っている左ですることとしました。いい血管なので2箇所いけます。ただ、肘近くでやって失敗した場合はもうできなくなるとか。なので手首付近に点滴します。上記薬品の効能が強いため、前回肘付近にした辺りが2週間ほど前から変色していました。内部で炎症を起こしている可能性があり、この血管は使えないと。でも今回手首からやっちゃったのでそのままで。次回は手の甲から採血するよう言われました。手の甲はいてぇんだよ…いつぞや造影剤入れるとき予告なく手の甲にやられて、あっさり失敗したのよね…針サイズが違うけど…次回は6月1日(火)。
そんな中、12時からバイオハザード配信、ってほしののひとりごと。やる前からテンションが下がっている配信者、それを応援するとうちょうしゃ。序章が長くてようやくプレイ、画面が暗いだけで怖がっている配信を見ながらこちらは点滴。ある意味ホラー。暗いのが怖いのだね、星屑物語では実際の夜を怖がっているけれど、私の実家は(自宅も)田舎で、隣家まで100mとかあって、星空がきれいで、お風呂入るのに家を出て風呂小屋まで歩くのも平気だった私は、彼の怖がりの理由がおばけであったり黒に吸い込まれる恐怖だったりは早いうちに克服している。やはり環境。
※風呂小屋:実家は入植した頃からの建物で、田や畑作業からすぐお風呂に入れるよう外に小屋を作って、そこに五右衛門風呂がありました。昭和生まれでもなかなか入る機会なんかない。おかげさまで逞しく育ちました。
どうしても点滴後は急に身体が重くなります。副作用の一種だと思われます。だるいついでに、エステの予約を入れていました。そこで思い出しました。今度はほしのディスコちゃんねるの動画にあった医療脱毛。私は実験台みたいに様々な美容脱毛を経験しています。それでVIOですよ。抗がん剤投与の一番わかりやすい副作用は脱毛です。髪の毛がなくなります。猿です。他の毛もそうで睫毛眉毛も抜けるとのことでしたが、元々少ないためとアートメイクを施しているため気になりません。が、トイレに入ったときに気づく違和感。
なんか、ないんです。IとOが。
Oは元々なかったのでわからなかったのですが、Iは結構タンポンを抜く時に一緒に毛を引っ張るなんてことがあるんじゃないかと思うのですが(聞いたことないので、そんなことねぇよ!って方にはごめんなさい)私はたまにヒートカッターで焼き切ることをしていました。いつも行っているエステサロンで新しい施術が売り出されたらすぐお試し価格でやることを勧められている私はVIOも例外なく試しました。まぁきれいになりますよホント。ただ、排尿時方向が定まらないことがね…で、2回目の投与後に気づくわけです。拭いたときに毛がない。思わぬ何というか…まぁ今後温泉に行くことも遠慮しなければならないから…いいか。
画像に貼った抗がん剤は4回の予定でしたが、腫瘍マーカーの値が確実に下がっている(上限値ぎりぎり)ということで5回やることになりました。一生で投与できる最大値だそう。6月中で終わることはできますが、その後はどんな薬剤が処方されるのやら。本日はちょっと物理的な重さと心持ちの重さとだる重さが混沌とした身体で寝るまで起きています。
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