真実の愛があれば、加齢臭さえも愛しいと思えるのだろうか？

夫の加齢臭がしんどい。
しんどいを通り越して苦痛でしかない。
歳を取ると加齢臭はするのは仕方ないことだけど。
こんなに苦しいものなのだろうか。

どんな洗剤を使おうが、夫のタオルには加齢臭は残る。
間違って夫のタオルて顔を拭くと、もう吐き気がするくらい臭い。

もしかしたら、そう思うのは、私だけなのかも。

事実、娘は夫の臭いを指摘したことはない。

と、いうか私が夫の臭いに誰よりも敏感なのだ。


愛しあう夫婦に問いたい。
愛があれば、加齢臭は気にならないものですか？

私はもう20年以上、夫と同じ部屋で、寝ていない。

それは、加齢臭が苦痛な今になって、本当に良かったと思う。

私の中で
夫に対して愛がないことは
生活のさまざまな場面で気づかされたが

夫の匂いにまで嫌悪感を抱くのは
もう末期だなぁとつくづく思う。

もし、もしも本当に愛する人なら
そんな事でさえも
愛しいと思えるのかなぁ。