木村牡丹氏のpixivpay決済(バーチャル手売り)が素晴らしかったと考える理由

 私は、バーチャル蠱毒でただユイ姉を追いかけていただけの一般人であるが、今回ユイ姉(結目ユイ005)の創作者たる木村牡丹氏がバーチャル手売りを(世界初?で)行ったことに非常に感銘を受けた。そこでどうしてそう思うに至ったのか、色々と考えてみた。バ蠱毒と言って何かわかる程度の知識が必要だが、本題とずれるので省略を容赦してほしい。

以下理由。

1.バーチャル手売りをやる理由が自然
 今回のオンリーイベントは、一応ファンが主体のイベントであった。オーディション出場者がバーチャルで降臨することで悪目立ちせず、直接登場することによる会場の混乱も避けられた。そしてこの本人が大々的に来たら流石にやばいよねという文脈を参加者の多くが共有していた。したがって、この形式は自然に受け入れられたものと考えられる。

2.人が少ないので時間に余裕がある、一人一人に時間をさける
 思っていた三倍は列ができたが、なんだかんだ20人。購入体験が許容される空気があった。前の人を見ていると自分もこの体験ができる!と待ち時間も前向きに楽しめたことだろう。いや、新刊30枚に対して頒布前に20人以上並んだのは本当に予想外であったが。

3.見た目が楽しい、インパクトがある
 ユイ姉を知っている限界オタク勢はともかく、新規にとっても見てて楽しかったはず(たとえ買わなかったにしろ)。

 またこれを見て牡丹氏がこう言った技術に敏感であることがわかったはずである。このあたりは、一般の人よりむしろ実際のVTuber(やその卵)が、やられた!すごい!と思ったかもしれない。
 さらにこの形態で、クソでかモニターからノートPCへ憑依しなおしてバーチャルショッピングもしたらしい。本人がリアルでそこにいなくともコミュニケーションが取れるのはVTuber界によく合っているし、その界隈以外でも直接登場できない人たちには今後広く活用されていくだろう。

4.本人降臨
 1~3のまとめでもあるが、本選出場者本人が登場するというのはこのイベントという文脈においてのみ、物凄い力を持つ。これはバ蟲毒を体験した人ならわかってくれるはずだ。以下蛇足。

 ひたすらそのブースから推しの声がする、しかもちゃんと3Dだし、女の子だし、動いてるし、お話しできるし、すごい、尊い、ひたすら聞いていられる。(語彙消失)
 実は今牡丹氏、土器である。縄文土器。一応動く。美少女のアバターもできる予定はあるようだが、ユイ姉から土器姉を通して、このイトッポイドさんが3か月間で初めて「動く女の子」のアバターだった。こうして女の子の姿で動く様子を見ちゃうと実際に牡丹氏が美少女のアバターを作ったらどうなってしまうのか!・・・少し落ち着こう。落ち着いた。

 閑話休題。

5.協力者が有能である
 目立たないけど、非常に重要な要素で、これがあるから牡丹氏は成功を確信して実行したのであろう。たとえ牡丹氏本人が技術を持っていてもその場にはいないため、信頼できる協力者はこれを実現するのに必須で、かつ牡丹氏にはその貴重な人脈があった。(ただし土器の使いは土器と同じで遅刻癖が、おっと誰か来たかな?)

 とりあえずこの経験を素晴らしくするに至ったと考える理由、5点を挙げてみた。また敢えて問題点(スピード等)には触れなかった。
 ここまでもし読んでくれた奇特な方、折角なので宣伝させてもらう。

 最後に牡丹氏へ。ユイ姉がほんとうに大好きでした。あの経験は一生ものです。ユイ姉と出会わせてくれて感謝しています。

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