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人生物語64.コロナ禍の結婚式はハイブリッドで準備スタート!幸せ結婚2

私達は挙式・披露宴を2020年のこの年に控えてました。希望は6/21日です。この日の理由は特にはないのですが、私はウエディング従事者ですので周りから私たちの結婚式ついて「ジューンブライドでするの?」や「司会は自分でするの?」とか「自分でも歌うの?」と色々と聞いて来られるので、それを全てお応えしようと思い企画しました。そして入籍から半年後のジューンブライドの6/21日に挙式・披露宴を予定していました。

しかし、緊急事態宣言となり世間ではこれからの未来がどうなるのかわからない中、そろそろ招待状を送るタイミングでもあったので、どうしようかと夫婦で話し合い、6月の披露宴は延期しよとなって皆さんにはご案内前でしたので良かったと思いながらまずは未定のままで6/21日は取り止めにしました。

代わりに、6/21日に2人で和装の前撮りをしました。

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そして、少し落ち着い来た頃に延期日を決めました。丁度入籍日から丸8ヶ月後となった8/30日は弊社決算月でもあったので、リアルで出来なくても良いから何が何でもやろうと言うことで決まり後に招待状を送ることにしました。

夫からの提案で「オンラインでやっても良いんやないん?」と言うのですが私達の常識ではあり得ないと思っていました。しかし、このコロナ禍の挙式・披露宴をどうベストな状態にするかは新しい発想がないと出来ないのです。そして夫の提案通りにリアルとオンラインのハイブリッドで行うことにしました。そして招待状では完全オリジナルで三択にしました。↓

「会場ご出席・オンラインご出席・ご欠席」 

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こんな招待状は今まで誰も作ってないので、ペーパーアイテムを扱う会社から出席の方は通常のご招待制にして、オンライン出席は会費制にしました。これからコロナ禍の完全オリジナルウエディングを自分の挙式・披露宴ですると言う、いつも何かと与えて下さるのでおいしいなと思います(笑)

夫は常に平常心で冷静沈着なタイプ!甘い言葉もないしいつも〝素”な人なのですが、中身はノリが良いのか?ハイブリッドにすると言う提案も夫からでしたし、前の結婚は式もしなかったそうなので、ここもお互い同じ初めてになりますが、私は提供側として1000組以上は携わって来てますからこの道の専門家としてプランナー件花嫁として準備しました(笑)

緊急事態宣言が明けた頃くらいに招待状を発送し始めました。ゲスト招待状はオンラインも起用したので110名ほどにしました。そしてありがたいことな80%以上の方がリアル参加となりました。

準備をするに連れて、色んなことが起きまました。まずは、少し落ち着いたコロナもまた7月頃から感染が多くなりリアル参加の方もオンラインに移行したり、欠席になったりとで人数の変動が結構多かったです。

また、オンラインに切り替えようかと全員に連絡しても、ほとんどの方がリアルで参加しますよと言って下さり、本当にありがたく皆さんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

それから、オンラインをハイブリッドでするのは初の取り組みでしたので、音響会社と会場とで何度もテストをしました。しかも2会場からのオンラインと言う、前代未聞の取組。これには相当苦戦しましたが何とかテストOKとなりました。

その時の私と言うと、舞台監督のようにいましたが現場に慣れているのでプロに任せると言う姿勢で気楽にいました。夫は全くの初めてで不安しかなくソワソワと周りに気を使い結構神経質な感じでいてました。

その時、私の態度が気に入らなかったみたいで帰りの電車で大喧嘩!これまで出会ってから2回目の大喧嘩でなかなか止まらずヒートアップ状態。その時またいつものパターンで、思ってもない究極な発言が出ました。

「結婚・披露宴するの止める?」

また、出た!と思いました。勿論、は?となりましたし「また同じパターン使うの辞めて」とも言いました。そう夫はいざと言う時に脅しをする癖があるようです。

以前の喧嘩でも入籍直前に「結婚するの考えないあかん」と言い出したので、本心では思ってないけど、引き止めて欲しいのか言うことを聞いて欲しいのかどんな心理かはわかりませんがそんなことを言うのです。

私は、ホンマにそうするんやったら離婚するとまで言いました。(これは本気です)そりゃ、ここまでやって来たのに自分の不安が拭えないからと挙式・披露宴辞めるなんて有り得ないし、そんな人なら離婚すると伝えました。

そして、ようやく落ち着きを取り戻し何とか冷静になれてやっと収まった感じでした。夫が言っている言い分もよくわかりますので反省しないといけないなと思いました。私は現場を知ってるからなるようになると言う感覚ですが、初めての人からしたらそりゃあ不安でしかない気持ちもわかるので、もっと歩み寄るべきだなと思いました。

そして、相当な準備を重ねて本番直前は夫が広島にいる両親を日帰りで車で迎えに行き、両親は前泊と後泊でホテルを取りました。これもかなりの綱渡りでした。

そうして、コロナでもあるので外食は控えて私は家で手料理を準備し、自宅で家族揃って前夜に食事をしてホテルに送り翌日の朝を迎えました。当日は夏ですが天気も良くて天候には恵まれました。そして、私は準備のため会場から離れられないから夫は両親を迎えに行き、ホテルは地下出る移動できるほどの近くを借りたので丁度良い感じでした。

こうして間も無く挙式・披露宴スタートです。

続く。


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