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つゆくさ 鴨跖草(おうせきそう)


ツユクサ茶の作り方

ツユクサの花が咲いている午前中に採取する。(全草採取。全草とは根も花も全部まとめてのこと。)流水でよく流れを落としてから天日干しにする。完全に乾燥したらはさみで細かく刻み、消毒済みの清潔な瓶や缶に入れ保存する。

温めたティーポットに大さじ1杯のツユクサ茶を加え、熱湯を注ぐ。5分以上蒸らして色が出たら完成。


効果・効能

アントシアニン
抗酸化作用、抗炎症作用、心血管疾患予防

デルフィニジンニジグコサイド
抗酸化作用、抗炎症作用、心血管疾患予防、抗がん作用

タンニン
抗酸化作用、収れん作用、美白作用、抗菌作用、殺菌作用

※副作用は特になし


やや苦味と渋みはあるがクセはない

薬用部分 全草
オウセキソウ:鴨跖草

成分
全草に粘液質、澱粉、フラボノイドのアオバニン、アオバノール、花にアントシアン系色素のフラボコンメリニン、デルフィニジンジグルコサイドを含む。

薬効・薬理薬効
民間的に利水消腫・清熱・解毒の効能があり、浮腫、脚気、尿量減少、感冒、咽喉炎、耳下腺炎、肝炎、腸炎、帯下、丹毒、腫れ物等用いられる。

使用法
解熱には、鴨跖草1回量4-6gを300mLの水で煎じ、1日3回を限度として服用する。下痢止めなどには1日量10-15gに400mLの水を加え、300mLになるまで煎じて3回に分けて服用する。花の汁を衣に擦り付けて染めていたことから古くは着草と云われていた。

その他
5-8月迄の柔らかいよう葉は、浸し物やサラダ等にして食用にするほか、花弁の汁を布に擦り付けて、染め物に使用する。ツユクサは古名をツキクサと云うが、これは「着草」の意味からで、染色に使用したところから付いた。鴨跖草は日干しにしてから調製するが、一度蒸してから干した方が良い。



谷口理香
霊能者/写真家/アロマセラピスト

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