名取さな1stライブ「サナトリック・ウェーブ」に行ったオタクのレポ的なもの
〇あいさつと導入
9/19（木）に開催された名取さなさんの1stライブ「サナトリック・ウェーブ」に行ってきました。
名取さなさんのイベントの現地に行くのは初めてで、めちゃくちゃ楽しみにしてたので行けて良かったです……。今回行くまでにもう大変なことがあって、会場に着いた瞬間に安堵と感動で泣きそうになったけど耐えました。この後僕の身に何が起きたかをお話しますが、そこに興味が無い方はその後のライブ自体の感想まで飛ばして読んでください。
〇ライブ会場にたどり着くまで
僕は青森から新幹線で東京まで行こうと、朝の七時過ぎに青森を発ちました。11時過ぎくらい着予定でそのまま物販に行って、昼の部のチケットを持っていたのでそのまま昼の部を楽しんで、終わった後は仕事終わりの関東の友人と晩御飯を食べて解散という予定でした。
ただ新幹線に乗って少しして、問題が起きました。青森を出て盛岡駅当たりで、「現在〇〇区間で車両点検をしているため車両が停止しております」というアナウンスが流れました。最初はまあそういうこともあるかくらいにしか思ってなくて、少し遅れるけど良いか程度に考えてました。しかししばらく経っても動かず、流石に変だと思ってTwitter（旧X）を見てみたらとんでもないニュースが目に飛び込んできました。『はやぶさとこだまの連結が外れた』。連結が外れた……？ 最初はとんでもなさすぎて理解が追い付かなくて思考が止まりましたが少しして、これ間に合わないどころか今日着けるか分からないくらいだと思った瞬間冷や汗がどっと出ました。これが青森で止まってる、仙台で止まってるなら急いで空港に行けば間に合うかもしれません。しかし、盛岡から羽田には直接行く手段が無く詰みになりました。情報を調べてる間も動く気配のない新幹線。過ぎる時間。ワンチャンと思って探してもない夜のチケット。この段階で募集が無いということは流石に無理かと諦めかけました……。
しかし、どこかで諦めきれなくて最後の悪あがきで自分で昼と夜のチケットの交換募集のツイートをしました。すると元々フォロワーだった人がリツイートしてくれただけでなく、そこからFF外の人もたくさんリツイートしてくれて、少し見てみるとせんせえばかりでした。最終的に一瞬で60リツイートくらいいって、奇跡的に昼と夜の部のチケットを交換してくれる人に出会いました。本当に交換してくれた人には頭が上がりません……。僕の他にも僕と同じ境遇の人がいたのですが、その人もすぐに交換相手が見つかっててせんせえ達の温かみを感じました。
そこからはギリギリで掴んだ希望にまっしぐらでした。交換が決まって少しして、新幹線内で「ここ以降の路線は運休となりました」というアナウンスが流れた瞬間に新幹線を飛び出して、駅員の人に話を聞いてその通りに東京に向かいました。途中までは田舎特有の2両編成のローカル線に乗っていき、行けるとこまで行った後は別の動いてる新幹線に乗りました。その新幹線は自由席だったのですが、状況が状況なだけあってもちろん席は満席。既に立ち乗りしている人もいました。僕もそれに倣って立ち乗りで東京まで向かいました。途中修学旅行生達が乗ってきて、大変だねなどと少し会話をしたりして、なんとか東京に着きました。
開場は18時少し過ぎ。開場はしているけど開演は19時なのでライブそのものには間に合いそうではありました。そこからの行動は我ながら褒めたかったです。慣れない東京駅に降りて、そこから六本木までの乗り換えを一瞬も迷うことなく電車に乗り込めました。電車を降りた後も迷うことなく会場にたどり着き、フロアに入った時は18時46分。何か一つでも間違えてれば間に合ってませんでした。本当に関わってくれた人全てに感謝を。
〇ライブの感想
まず感想を書く前に。今から書くのは現地で感じたことだけで、アーカイブや新曲の歌詞などを見ずに記憶だけで書くので不正確な部分がありますので、ご了承ください。
ライブが始まってバンドメンバーが出てきたところで「そうだ今日生バンじゃん！」と思うくらいには脳のキャパがカツカツではありました。
1曲目にファンタスティック・エボリューションでスタートダッシュがかかった感じがしました。ライブ前の配信で開幕の「やー！」難しいよねって話をしてたので、頑張ってやーしました。元々楽しい曲なのもあってさっきまでの苦労などが全て吹き飛んでライブ楽しいモードになれました。
2曲目なんだろうなと思ってたら名取の「トゥットル」が聞こえた瞬間に声を上げました。やっぱり名取の惑星ループは特別なもので、ずっと聞いてたら次第に熱いものがこみ上げてきて少し涙ぐんでました。
3曲目のライアーダンサーで一気に雰囲気が変わって少しびっくりしました。ただ名取がめちゃくちゃ楽しそうだったし、そもそも曲が良いのでバカ楽しく盛り上がってました。
その後MCを挟んで4曲目の私論理。この後の夜を待つよもそうだったけど、私論理の段階で「ここは夜っぽい雰囲気を出してるのかな」と思いながら聞いていて、5曲目の夜を待つよがかかった瞬間にやっぱりそうなんだなと思ってゆらゆらしながら楽しんでました。それと同時に「夜だし何かの間違いでオドループとかやらないかな」と思っていたら本当に6曲目にオドループがかかって流石に笑っちゃいました。もちろんサビは踊ろうと（もちろん迷惑にならない範囲で）思っていたらうさちゃんせんせえも出てきて一緒に踊ってて、めちゃ可愛かったです。
ここでまたMCを挟んで次に流れたのが弱酸性ラジオブレイク。皆で「毒～～～」って言うの楽しいなと思いながら聞いてたら何か雰囲気が変わってきて、おしぷりの波動を感じたと思ったら本当にやり始めて、「いやだー！」「やりたくなーい！」などと叫んでたら同じことを叫んでるせんせえがいて安心しました（？）。おしぷり自体は流石に完全フリコピすると後ろ向いて邪魔になるかなぁと思って控えてたら、どうやらやってた人もいたらしく少し惜しいことをしたかなと思いました。おしぷりで出てきた和太鼓を叩いてたのはドラムの人で、流石うまいなぁと思ってたら今回初和太鼓とのことでプロすげ～～～になりました。
その後、初披露の新曲ノーゲスト、イン、ザ、テアトロ。でした。これは聞いた時の記憶でしか語れないのですが、歌詞や名取の歌い方などが名取の言う通り今までにない曲だなと思ってじっと聞き入ってました。この曲については今語るよりも、しっかり歌詞が出てきて歌詞を見ながらしたいと思います。一つ言えるのは、この曲を聞き終わった後自然と涙が出てたということくらいです。
その後にアマカミサマの聞きなじみのあるイントロがかかって、アマカミサマはアマカミサマで聞いてる内にどんどん泣きが進んで終わる頃にはべっしょべしょに泣いてました。その後のパラレルサーチライトだったのですが、パラレルサーチライトも泣き曲なのでもうべっしょべしょのぺっしょぺしょでした。
その後の面影ワープ、オヒトリサマはライブのアンコール前最後の盛り上がりに相応しい曲達で、オヒトリサマのサビでは指で一を作ってオヒトリサマになるのが楽しくてマジで良かったです。
オヒトリサマが終わって、次で流石最後だし何やるのかな～と思ってたらまた新曲ですって言われてびっくりしたし作詞が名取って聞いて更にビックリしました。曲名を最初はサナトリック・ウェーブにするつもりだったけど、ここが終わりじゃなくてもっと続けるんだという名取の言葉に少しうるうるしながらいざ始まったソラの果てまで。この曲を噛み締めるように、名取のことをじっと見て、名取の声に耳を澄ませて、全てを見逃さないようにしました。ライブの時の記憶がすでにあやふやだから歌詞もちゃんと覚えてないのですが、曲が終わった後自然と拍手と涙が出たのは覚えています。
最後の曲が終わってアンコール。アンコールは正直さなのおうた。と足跡だとは思っていたので、予想通りではありました。ただ、予想ができてるからといって泣かないわけじゃないですよね。さなのおうた。は歌ってる後ろにMVが流れていて、あるところでMVと名取の動きがシンクロした瞬間既に泣いていたのですがそこで更にドっと涙が出ました。本当の最後の最後は足跡でしたが、いざここまで聞く足跡はすごい威力を持っていました。今回ここに至るまでのすべての軌跡が脳裏をよぎって、最後の最後まで涙が出てました。
ライブが終わって名取がバイバイして会場アナウンスが流れるまで本当に夢のような空間でした。曲以外のところだと、合間のMCが普段のさなちゃんねるって感じでめちゃくちゃ良かったです。水飲むときに「はよ飲めー！」など、知らない人が見たらアンチだろとしか思わないヤジも飛んでました。なんなら本当にアンチだったかも。アンコールで出てきたライブTをアレンジしたポニテ名取は正直めちゃくちゃ可愛くて、素直に可愛いって叫びました。
ライブが終わった後、ありがたいことにまだ在庫がある商品の物販をしてくれたので物販列に並んでいたらせんせえ達があり余っている銀テを配り歩いていて、できたオタク達だと感心しながら見ていました。物販で買いたかったCDも無事買えて、出口でZONEももらって会場を後にしました。その後、頑張ってホテルまでたどり着き、その後約14時間ぶりのご飯を食べることに成功し、その日を終えました。
〇まとめ
ライブの翌日東京観光でしぐれういさんの個展に行ったり、秋葉原で名取のガシャポンを探したりして、夕方に新幹線に乗り込み無事青森に帰ってきて僕の今回の旅は終わりです。
今回の旅は本当に一時どうなるかと思い、実は最初新幹線の中で悔しすぎて一人泣いていました。しかしたくさんの人のおかげで無事ライブを見ることができました。本当にありがとうございました。
また名取のイベントの現地行きたいなと強く感じたので、次のさなのばくたん行きたいですね。
多分まだ語りたいことは探せば出てくる気がするのですが、今書きたいのはここまでなのでこれにておしまいです。長々とお付き合いありがとうございました。
名取、大好きだ。
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