東京卍リベンジャーズがすごい話と最推しのクソデカ感情について

9月になって早1週間。9月1日、出勤しようと思って外に出たら涼しくてびっくりしました。8月が終わるともう一気に秋なんだなと実感した次第です。

おやつを買いにコンビニに寄ったら、セブンイレブンに東京卍リベンジャーズのクリアファイルが置いてありました。対象商品みっつくらい買ってもらえるやつです。1週間前くらいから確か置いてあったと思いますが、もう残り少ないクリアファイルの中に松野千冬くんの顔を見つけました。これも何かの縁かな…と思ったので、グミいっぱい買ってクリアファイルもらいました。かわいいね。
そしてまあそんな感じなので、東京卍リベンジャーズを読むことにしました。
9月にもなったことだし(?)


さて、コンビニで見かけた松野千冬くんの顔と名前がわかるくらいの知識はあるわたしの、9月1日時点での東リベ知識は以下の通りでした。
・7月に実写映画を1度見に行ったので、武道くんと橘姉弟とマイキーくんとドラケンくんとかそのへんはちゃんとわかる
ニチアサのオタクが長いので、吉沢亮と山田裕貴のバディに惹かれないわけがなかった 顔が良い~~~サイコ~~~~!!
・めちゃくちゃ二次絵がタイムラインに流れてくるので、場地さんと千冬くんもわかる いちばんRTで見た2人
・実写版見てかわいいと思った三ツ谷くん(演:眞栄田郷敦ちゃん)(めっちゃかわいい)と柴三兄弟もわかる(二次創作あさったから…)
・アニメ見てない キャストなどはうっすら知ってる

こういう感じでした。

そして1週間後の9月8日現在
・原作コミックス 23巻まで既読
・マガポケで最新話まで追いついた(ドラケン……………………)
・アニメ見てない どこまでやってんのかなと思って覗いたらキツ…となってしまった キツい 悲しい
原作で十分満足してるので無理して見なくてもいいかなって思ってる
・ちなみに実写映画はとても面白かった うまくまとめたな…って今なら感心する
・オシカプがいっぱいできた。二次創作がはじまる。こうなるともう抜け出せない
・スーパーでめっちゃペヤング買ってストックしてる ひとりでぜんぶたべる

さてひとり暮らしをはじめてからというもの部屋が狭いとかいざ引っ越したりするとき大変だよなとかいう理由で基本的に紙でまんがを買わず、なんでもかんでも電子で買ってしまいます。
というわけで今回も仕事の休憩中にこっそり電子で買って、帰って読むのを楽しみにしてました。帰ってすぐに読みました。
………すごい。全然手が止まらない。もうちょっともったいぶって読みたいのに止まらない。早く先が読みたい。やばい。やばい!!!!!!

と言いつつもったいなくて、その日のうちに11巻くらいまで読んで、あとは翌日に回しました。3日間くらいかけてゆっくり咀嚼したかったんだけどな、結局2日間で全巻読んでしまいました。

ストーリーは今更説明するまでもないだろうという感じなので割愛。
まあめっちゃざっくり言うと、冴えない26歳フリーターの武道くんが、人生で唯一付き合った彼女・日向ちゃんが死んでしまう未来を変えるためにタイムリープして12年前の中学時代に戻り、どうにかこうにか頑張って未来を変えていく話です。
未来の世界において日向ちゃんの死の原因になる東京卍會が極悪組織になったのはマイキーと稀咲の出逢いのせいだろうからそれを阻止する、がファーストミッションだったんだけど、そこを止めても結局未来は変わっていなかったりするんですよね。結局他の原因がある、それをあぶりだしてまた阻止する。そうするとまた未来のかたちは変わるけど、それは場合によってはもとよりひどい世界になっていたりする。この一筋縄じゃいかなさ、最高におもしろいです………

わたし不良漫画って読まないんです。なぜなら喧嘩の描写が怖いから。あと青年向けの逞しい線がちょっと苦手だから。
そういう点では全然心配がないというか、すごくシンプルな線でさらりとしてるので大変読みやすい。苦手意識を持つタイプの絵では全然なかった。
あとわたし漫画や絵を描くオタクじゃないので詳しいことはわからないしめちゃくちゃド素人感想なのですが、カット割りとか見開きのつかいかたとかめっちゃ魅力的だよなと思う 超かっこいい このシーンは確かにこう魅せるのが最適解だよな……みたいなことを思う 素人なのに

というか東リベもざっくり不良漫画と括ろうとすれば括れるのですが、そこが本質ではないんだよなあと… 異なる組織の暴走族の子たちが喧嘩して成り上がることもまあストーリーの軸ではあるかもしれません。アクションシーンめっちゃかっこいいし。
でも結局は武道くんの奮闘とかまっすぐな気持ちとか、各所であふれ出る男たちのクソデカ感情たちなどを見守りながら息切れを起こしたりするのが楽しいんだよな わたしは すごいぞ!クソデカ感情 呑まれる


そう わたしは 男たちのクソデカ感情の話をしたくてこのnoteを書いている。

「友情」と括ればそれで済むのかもしれないけれど、これをひとことで「友情」と呼ぶのはちょっと…荷が重いのでは?みたいな感じの関係性が各所で散見され その都度死ぬ……となる

というわけで好きなクソデカ感情の話をいくつかしておきたいと思ったのですが、なんかひとつ書いてたら疲れちゃったので今日はいちばんびっくりしたクソデカ感情に絞ります。他にもいろいろありますがそれはまた機会と元気があったらで。

【乾青宗/九井一】
衝撃の筆頭。すごい。
たぶん事前知識が全然なかったせい。場地さんと千冬くんとかマイキーとドラケンとかはある程度事前に仕入れていた情報やら映画見た知識やらがあったのでわりと心の準備ができていたんですが、突然ノーガードの顔面と胴に一発ずつ食らったくらいの衝撃でした。すごい。すごい………(余韻)
まず幼馴染ってだけで好きなんですが(双生児と幼馴染は二大性癖)(てかこの漫画よく考えたらエモ幼馴染多いな)、過去のくだりでどうしていいかわからなくなった、困った
ココくんが小学生のころ恋をしていた女の子、それは5つ年上のイヌピーのお姉さんである赤音さん。必ず守るから将来は結婚してほしいと彼女に伝えることができたけれど、不幸にも火事で亡くなってしまった好きな人。そして好きな人に生き写しの親友。喪失感と悲しみとどうしようもねえ感情、つらい つらいな
だからって眠ってる親友にキスするとは思わねえじゃん
びっくりした
赤音さんの生前「図書館で眠っている彼女にキスをしようとした」経験があるので、図書館で眠るイヌピーの寝顔見てふいにそれを思い出してしまったのはわかる 顔が同じだから重なっちゃったのもわかる
あのときは寸前で赤音さんに「だめだよ」って止められてできなかったキスがイヌピーにはできてしまった、そのつらさ 本当はこんなことしたかったわけじゃないしこんなことしても意味ないしいくら顔がおなじでもそれは赤音さんじゃないんだよ…………という虚無 つらい つらいしか言ってない

ココくん、火事で燃える家から赤音さんを助けようとしたんだけど、助けたのは赤音さんじゃなくて彼女に似ていたイヌピーだったんだよね(家から助け出したあとで気づく)。わたしはここを読み返すたびいつも思うわけだけど、彼はこの時一瞬でも親友のことを考えていたのかな、燃える家のなかにいたのは赤音さんだけじゃなかったはずなんだよね。ココくんが無事に彼女を助け出していたとしたら、取り残されて死んでしまっていたのは親友の方だったと思うんですよね。それってどっちにしても救いなくないか?彼女を助けることに必死になりすぎて親友を見捨てた自分への自己嫌悪で結局ずっとつらいんじゃないか?救われない………
彼女と同じ顔の親友が、少しずつ成長してどんどん彼女に似ていくのを見てどう思っていたんだろう。そしてずっと「好きな人」を重ねられていたイヌピーの気持ちは……………まあもちろん気づいてはいたんだがな たぶんキスされてたのも知ってたろ
いまは別々の道を歩んでいますが、たぶんお互いはお互いを見捨てられないだろうし 見捨ててほしくない だって「親友」だもの 幼馴染だもの 組織とか立場とか超えて、寄り添える日がまた来ればいいなと思ってます 来て お願いだよ(必死なオタク) そして何よりふたりとも無事でいてほしいよ


大した文字数書いてないのに感情籠めすぎて疲れました。ちなみに推しは三ツ谷くんとイヌピーと千冬です。ひとりに絞れない。
オシカプは書ききれないので割愛しますが推しは右に置くタイプです。

というわけで新しい沼に浸かってしまった 大変だ
またなにか思うことがあったら書きたいなと思います では!

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