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女性の憧れ?の真の駐在妻になるまで

こんにちは。

現在中東で駐在妻をしているriiiです。

そもそも駐在妻というのは(最近は駐妻と呼ぶ方が多いかも)

日本企業に勤めている夫の海外転勤に帯同している妻のことを言います。

よく、ネットでは「今時専業主婦になれるなんて勝ち組!」なんて

書かれていることも多いですよね!実際私は少しそう思っていました。

そこで今日は、

①実際駐在妻になってから生活はどうなったのか、

②結局のところ、今幸せなの?

ということをお伝えします。


①実際駐在妻になってから生活はどうなったのか

駐在妻になるまでは東京で総合職OLとして夜中までの残業もこなす、バリキャリとして働いていました。

そこから突如専業主婦になるということは正直戸惑いも大きかったです。

帯同前に何回か遊びに来ていたので、全く知らない土地ではありませんでしたが

生活するとなると、言語も違えば、電圧もコンセントの形も違うし、車線の向きも違うし

ウェイトレスの対応、商品として陳列されているはずの物の清潔感 等々...

上げはじめればキリがないほど沢山の違いを目にします。

その慣れない生活中で一番辛かったのは、今まで一人でできていたことが

出来なくなったことによる自己肯定感の喪失でした。

今までは仕事である程度の評価を得て、自分で稼いだお金で生活していられたのに

駐在妻としての生活は出来ないことをどんどんと突きつけられます。

例えば携帯の契約も、クレジットカードの発行も、「家族ビザ」保持者である私だけでは

契約をすることが出来ず、ビザの主体である夫が隣にいる必要があります。

そのことが社会的に自分は認められていないのか...と大きなストレスでした。

幸い夫はそのような違いも楽しんでいるようでしたが、私は内心悔しさにも似た感情を持ちました。


ただ、こっちに来るからと、諦めていたことが叶ったケースもありました。

それは日本にいる友人とのつながりです。

コロナが流行って一時帰国ができなくなったりと、得したことは全くなかったですが、

リモート飲みが日本で定着したこと、これだけは海外に住んでいる私からすると大きな収穫でした。

友人と顔を見てお酒を飲みながら冗談半分に、先述したことを共有すると

ストレスを軽減することが出来て前を向くことが出来るようになりました。


②結局のところ、今幸せなの?

結論から言うと、幸せを感じるときも、もう嫌だ!と思う時もあります。

これは日本で結婚生活を送っていてもそうだったと思います。

嫌だ!と思う瞬間も、まだまだ書ききれないほどあるのでまた今度記事にしたいと思います。

ただそんなマイナスな気持ちを超えて、幸せを感じられるのは

やはり夫と過ごせていることです。

私の仕事のタイミングと、コロナの影響で入籍してから1年以上夫とは一緒に住むことが出来ませんでした。

その為、当然のように一緒にテレビを見る時間があること、

私が作ったご飯をおいしいと言いながら食べてくれること

この当然の結婚生活がうちの夫婦にとっては本当に幸せを感じられる瞬間です。

そのことを考えると、やはり夫に帯同して本当に良かったと思います。

まだ帯同してから短い期間なので、あまり多くのことを話せる立場にはありませんが

今、帯同するか迷っている方、これから帯同を控えている方の参考になれば嬉しいです。


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