人の強さ

今週、機会があって、自分史を話させてもらうこと、他の人の自分史を聞かせてもらうことがあった。

生徒会をして、委員長になって、留学をして、大学に入った。憧れだった学生団体に所属し、幹部を2度経験する。それなりに頑張ってきたつもりだけど、意外と当たり障りのない人生を送っている自分にびっくりする。

他のふたりはどうなんだろう。

かっこよくて、頼れて、なんでもできて、何にも困ってなさそうなふたり。だったけど、私とは全く違う、頂上の見えない高い壁を乗り越えて、その場所にいた。

信じられなかった、衝撃だった。何も無かったかのような顔をして、平気な顔で笑っている人が、あんな経験をしているなんて。

一般的に《知られたくないであろう》人の奥を知ることができた。あんなに強そうに見える人だって、弱いところもある。自分が今見ているその人は、ちっぽけな一部でしかないのだ。

苦しみ、辛さ、闇…、いろんな言葉で表される暗い想い出こそが、その人らしさ、強さを作り上げているのかもしれない。何かしらの暗さを持っている人の心に触れ、布団をかけ、ぬくぬく暖めてあげられるような人になりたい。
挑戦する背中を押せて、いつでも帰って来れる実家のような存在でいたい。

社会にもう少し彩りが出るように。

もっともっと、精進しなきゃ。
もっともっと、勉強しなきゃ。



最後に
無事に空港まで着けますように、
と願われた蝶々が
どこまでも空高く
飛んでいけますように

海を超え、山を越え
色々な人と繋がり
新たなる自分へ
届きますように

そんな蝶々のつぶやきが今日から始まります。

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