初めて楽屋花を贈った話

1.はじめに

2023年11月17日・18日・19日に行われた「315 Production presents F@NTASTIC COMBINATION LIVE」に楽屋花を贈った話。楽屋花を贈るのは今回が初めてでした。「楽屋花OK!」言われてから公演まで約2週間は初心者無理では?って思ったけど、お花屋さんの尽力のおかげでなんとかなりました(本当にありがとうございました)。

次回、Beit&神速一魂・W&THE虎牙道のファンコンに向けて「お花を贈りたい!でも、フラスタはハードル高いし、楽屋花サイズなら個人でも贈れるかな…。…けど、どうすれば…?絵も描けないし…」っていう人の後押しになれば、という想いで書いています(もちろんそれ以外のジャンルの人も気軽に見ていってね)。
お花初心者による初心者に向けたお話。
(実はnote使うのも初←
長文は大抵ふせったーくんにお世話になっているんだけど、今回は画像やらリンクやら入れたかったので、noteデビューしてみたよ。読みにくかったらごめんね。)

※「こうしようね!」ってお手本みたいなお話ではないです。あくまでも一個人の「私はこうしてみたよ~」っていう体験の記録。参考になりそうなとこがあったら、うまく取り入れていってもらえたら。

記載者スペック:
・絵が壊滅的に下手!!!
・お花贈った経験は、卒業式で先輩に渡すとか、退職する人への花束をいくつか贈ったことあるくらい。楽屋花贈るのは完全に初。(SideMに限らず)

↑こんなだけど楽屋花出しちゃったからね。大事なのは「贈りたい」という気持ちだと思う。

以下、こんな構成でまとめています。


それでは早速本題へ


2.楽屋花を贈ろう!① ~お花屋さん選び~

楽屋花なら回収不要なケースが多い(贈りたい公演の注意事項要確認)から、会場近くのお花屋さんに限らず、また、自分の行動範囲の近くのお花屋さんでアレンジメント作ってもらって郵送でももしかしたら受け付けてくれるのかもしれないけど、開封の手間かけさせるのも、形崩れるリスクも嫌だったし、今後も贈るかもしれないから開催場所に限らず相談できるとこがいいな~って感じでひたすら検索…
(あと、2次元アイドルに楽屋花贈ることに理解のありそうなお花屋さん…)

ここらへんを考えながら、はなしごとさんとSakaseruさんが候補に挙がりました。
(1~2日しかお花屋さん探しにかけられなかったったから、もっと他にもあるんだとは思う)

Sakaseruさんはミンサカも運営しているそうで、共同で出す人はSakaseruさん使う人が多いだろうな~(もちろん別のお花屋さん使っても良いんだけどね)って思って、今回私は1人で出すことを決めていたので、ミンサカ使わないし枠の面を考えてはなしごとさんにまず相談してみることにした。
(どのデザイナーさんにお願いしようかとか悠長に考えている時間もなかった。笑)

お問い合わせページから「この公演にこの日時指定でこの規定内の大きさのお花を贈りたいんですけど、可能ですか」って感じでまずはお問い合わせ送った。

そしたら「まだ若干枠あるよ。贈りたいお花のイメージと予算教えて。」みたいな旨の返信が届いたので、それに返して、お花屋さん紹介してもらって、お花屋さんから直接詳細確認の連絡が来て、打ち合わせ終わったら支払い→完成報告待つ、みたいな流れで進みました。


3.楽屋花を贈ろう!② ~作りたいイメージを伝えよう~

ほんとこれは正解かどうか未だに分からないんだけど、私は何をイメージして(モチーフにして)作りたいのかと、色味を具体的に伝えるようにした。
(例)青空と雲のイメージで、水色・淡い緑のお花とかすみ草でつくってほしい

「優しい感じで」「明るく」「かっこよく」とかでもお花屋さんは汲んでくれるだろうけど、「淡い色を使って優しいイメージで」「黄色メインで明るく」「濃い赤を使ってかっこよく」とか、色味も合わせて伝えると、イメージにより近い感じで出来上がると思う。
(まあ、ユニットカラー・個人カラーを多少は取り入れるだろうから、色味を伝えないことはないと思うけど)

今の時期どんなお花が手に入りやすい・入りにくいとか分かんないし、適切な形や色味はお花屋さんの方に任せた方がいいだろうと思って、今回はお花の種類は特に指定しませんでした。

あと、同じ色でも淡い色なのか濃い色なのかでずいぶんイメージ変わるので、色味にこだわりがある場合は、画像や絵で「これに近い色で作成してほしい」って伝えるようにした方が良いと思う。(これは私の反省点)

曖昧なところはお花屋さんから「これでいい?」って聞いてくれると思うから、ひとまず自分の要望を文字や絵で伝えてみよう。


4.楽屋花を贈ろう!③ ~立て札をつくろう~ 

私が1番分かんなくて、1番「どうすれば…」になった部分!!!
正直この部分の記録を残しておきたくてこの記事書いてる!

一応、お花屋さんによっては
「贈る目的と贈り先と送り主のテキストくれればこっちで作成して印刷します」
「自作のデータくれればこっちで印刷します」
な対応してくれるところもあるみたい。だし、
大きさや形によっては「そっちで作って送ってください」な対応もある。らしい。
(楽屋花サイズの立て札なら、大抵お花屋さん側で印刷してもらえそうではある)

私は今回イラストや小物を入れないお花を贈るわけなので、立て札くらいは少しでもオリジナリティ出したくて、始めから自作しようと思ってて。
印刷は他に頼む手もあったけど、データの大きさやファイルの種類指定ある方がちょっとしんどいし、何よりリボンつけたいし、で「自分でデータ作成・印刷してお花屋さんに送る」一択で、自作する場合の注意点なんかを調べまくった。
家にラミネーターなくても!パソコンなくても!プリンターなくても!
立て札は自作できる!!!ってことを伝えたい。


大まかな流れはSakaseru様の紹介記事を参考にさせていただきました。

(これを見て、「自分で作ってみるか!」になったので、ありがとうございました。なにかの機会に依頼させていただきます。)


あと、データだけ自分でつくって、キンコーズに行って印刷(ラミネート加工も可)、っていう手もあるらしい。
今回はデータ作成→コンビニでプリント→セルフラミネートって手順でやりました。




とりあえず、立て札としての最低条件はこれ
・贈る目的(祝ご出演・祝開催)
 →出演祝いや開催祝いなら公演名も入れる
・贈る相手
・贈り主
・水に濡れても大丈夫な加工

太字は必須で、贈る目的や贈り主は記載なくても届くとは思うけど、まああった方が「楽屋花」の体にはなると思う。
(私は最初「贈り主(私)の名前入れなくても良くない…?『このお花はこのお祝いのために贈りました!!!』ってのが伝われば充分じゃない…?」と思って作成していたんだけど、後からよくよく調べたら「一般的な立て札には送り主を記載するのがマナー」(ビジネスだとお返しとかあるので)とのことで、まあたしかに送り主不明ってのも不審かな…。不要だと思うだけで、伏せたいわけじゃないし…。…お花で隠れてもいっか☆くらいの大きさで入れとくか…ってあとから手書きで追加しました。笑)


データはLINEカメラのアプリを使って作成した。が、画像加工できて、文字入れられるアプリならなんでも良いです。もともとスマホに入っていたし、デザインに困ったらスタンプも使えるかな~って思って今回採用した。あと、LINEカメラは文字のフォントが別途簡単にダウンロードできて、選択肢広がるので。
欠点は文字の中央配置や水平配置が正確にできないところ。正直いっそパワポで作った方が楽だったなとは思う(笑)


手順①
まずは枠のフリー素材を探してダウンロード(枠なくてもいいとは思うけどね)、その画像を加工する形でテキスト載せて保存。

手順②
それをコンビニでプリントアウトします。
オススメは「PrintSmash」のアプリを使って、ローソンかファミマで印刷。写真でも文書でもPDFでも、光沢紙での印刷ができるから。光沢紙だと普通の紙よりも発色良いし、厚いのでカッターで切るときにくしゃってなる事故が少ない。
「PrintSmash」のアプリをあらかじめインストールしておいて、コピー機が置いてあるローソンかファミマに行って、「プリントサービス」選んで説明通り操作するだけ。

印刷サイズがL判サイズかハガキサイズか(それ以外のサイズもあるけど)選べるので、作りたい大きさに合わせて選択して、印刷。(このサイズ選択も立て札作るには超便利だった)
※デフォルト設定だと端っこ切れちゃうことがあるので、完成イメージよく見て画像サイズによっては「プリント領域」の「大きさを縮小する」ボタン押してね。

ハガキサイズだとA4の紙に2枚、L判サイズだとA4の紙に4枚印刷できる。

それ以外の大きさで作りたい時は、A4サイズまでならA4サイズのデータで作成して、PDF形式で保存→A4の紙に印刷→切るができる。



おそらくだけど、横幅20cm前後のお花ならL判サイズ・横幅30cm前後のお花ならハガキサイズがバランスいいんじゃないかな~と思う。

ちなみに、横35cmのお花・立て札ハガキサイズで作ってもらったのがこれ。

お花:幅35cm・立て札:ハガキサイズ


横40cm・立て札L判サイズで作ってもらったのがこれ。(「こっちは特にお花をよく見せたい(立て札で隠れちゃう部分を極力減らしたい)んだけど、バランス見て良い方使ってください」ってL判サイズとハガキサイズ両方送ったら小さい方採用してくれた)

お花:横幅40cm・立て札:L判サイズ


迷ったら、お花屋さんに「立て札自作のもの使用したいんですけど、どれくらいの大きさで作ればいいですか」って聞いてみるのが1番良いと思う。
(あるいは、使いたい立て札を先に送付して、それに合わせてお花アレンジしてもらうケースもあるかもね。)


手順③
印刷できたら、次に加工。
準備したものはこれ。

大体ダイソーで揃えた

・カッター
・カット用の下敷き
・定規
・ハサミ
※切るの全部ハサミでやるなら、上記3つはいらない。けど、カッターで切った方がまっすぐ切れると思う。
・テープのり
・厚紙
・セルフラミネートシート
・透明テープ

(1)まずは印刷した紙を完成サイズよりも1cmくらい大きめに切る。

(2)後ろにテープのりを全体的につける(特に端はなるべく隙間少ないように)。

(3)厚紙に貼って、完成サイズに切る。

光沢紙+ラミネート加工なら厚紙貼らなくても大丈夫かもだけど、今回私はリボンを表面につけたかったので、重さや糊で曲がらないように丈夫めに作った。曲がりや反りが心配なら、厚紙に貼っておくと安心だと思う。

(4)防水加工をする。
今回は100均のセルフラミネートシートと透明テープを使いました。
セルフラミネートだけでいけると思っていたんだけど、ダイソーのは表面は粘着力があるけれど、裏面はセロファンをくっつけているだけで剥がれやすそうで。思いきってそのセロファンははがして、透明テープを貼りました。テープ重ねて、紙の露出部分が残らないように。

セロファンめくって、端からゆっくりと貼る。一旦セロファン戻して、立て札の周り2cmくらい残して切る。


セロファン取って、透明テープを貼る。

周り2~3mm程度残して切る。角を丸く切る。角は斜めに切るだけでも良い。(角に指当ててケガしないために)
端っこを爪でなぞって、しっかりくっつけたら完成!

\完成!/




お花屋さんへの送り方も書いとくか。
グッズのお取引で紙類郵送する感じでOPP袋+両面ダンボール補強で送ると良いと思う。今回私はリボン付けた立て札を送ったので、こんな感じで梱包した。

(実際の写真残してなかった。こんな感じにした。
代理出演:残ってた試作品)

作成した立て札をOPP袋に入れて、後ろにマスキングテープ丸めて貼って、A4サイズのダンボールに固定。上からプチプチ被せて端をテープでとめて、レターパックで発送。


使用した材料こちら。

右下のだけセリア
L判サイズ→A5サイズのOPP袋
ハガキサイズ→CD・DVD用のOPP袋
がちょうど良かった


(今回私はお花2つ依頼したので、どっちにどの立て札つけてほしいのか付箋貼って、その旨メモ書いて上から貼ったな、そういえば。
「立て札送ります。よろしくお願いします。」の一筆箋添えておけばより丁寧だと思う)



自分でやる作業はここまで!
あとはお花屋さんからの完成連絡待つだけ!



5.完成したお花について

はなしごと様の事例紹介ページに写真とか使用したお花とか詳細載せていただいているので、こちらも参考になれば☺️

オレンジとピンクのお花:https://87shigoto.com/case/20231117_3/

3つの色味に分けたお花:https://87shigoto.com/case/20231117_2/



あと、今回両方ともすごく素敵に作っていただいたので、私もついつい写真たくさん撮ってしまいまして、こちらに自分で撮った写真や贈った意図をまとめています~
お花ほんと綺麗でにっこりしちゃった…🥰

https://twitter.com/rii2ya/status/1726005579846734001?s=19

https://twitter.com/rii2ya/status/1726011978316140759?s=19

https://twitter.com/rii2ya/status/1726014081646350520?s=19




6.あとがき

自分が伝えたい・贈りたいイメージがお花という形で具現化されるの、単純に綺麗なものを見れてテンション上がったし、楽屋花贈って現地でも確認できたの、すごく楽しかった~!


でも、ファンコンに合わせてグッズもたくさん発売されるし、きっと円盤も出るだろうから、予算的にも準備的にも無理しない範囲で楽しもうね☺️

楽屋花サイズの大きさのお花でも数千円~数万円かかるので。
楽屋花出せるお金あったらライブパンフとペンライトくらいは少なくとも買えるなぁっていうのも、ふと思っちゃったんだよね…笑



なんか、もし、もし、「担当(ファン)だったらお花贈らないといけない?」みたいな義務感がいつの間にか芽生えているようであれば、無理することないよ、っていうのも伝えておきたくて。

企画立てて、共同出資者募ってくれている方もいるから、自分の「贈りたい」気持ちに近いものに協力するのでももちろん素敵なことだし。

今回は私自身がこの短期間で本当にお花贈れるのかも分からなかったし、デザインイメージの提示もお金の管理もしている余裕がなかったので1人で出したけど、次機会があったら、乗っかってくれる人募ってみようかな~ってのもぼんやり思ってる。
「お花贈りたいけど、1から出すには色々とキツいなぁ…」っていう人の気持ちを救い上げられると思うので。


もちろん、少しでも「贈りたい」気持ちとイメージがあるなら、ひとつでも多い方が華やかだから、ぜひ贈るの検討してほしいし、共同で出す人を募ったりして、自分の負担うまく減らすのも手だし。


グッズに注力したり、1公演でも多く現地入ったり、配信スクショに全力したりも間違いなく「アイドルを応援する」ことに繋がるので。

色んな形で応援の気持ち・好きの気持ちを伝えていけたらいいね。



スティックキーホルダー使って写真撮るのおすすめ
(急なグッズ宣伝)





あ、あと、今回私が「楽屋花出しちゃおっかな!」って思い立ったの、8thライブでのフラスタの熱量に触発されての部分が大いにあるから、はちすでフラスタ出してくれたPさんたちにも感謝を伝えたい!
ありがとうございました!お疲れさまでした!!


ということであとがきも終わり!
読んでくれた人になにかひとつでも参考になったことがあれば嬉しいです☺️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?