見出し画像

①書籍の抜粋と感想。『宇宙一幸せな結婚をする方法』高橋 ナナ

抜粋元の書籍
『宇宙一幸せな結婚をする方法』高橋 ナナ
P155– 159

4:野性のカンを目覚めさせる

とても現実的な話をしますが、結婚するということは基本的に、ずっと一人の限定された相手と体の関係を持つことになります。

わたしは女性が幸せな結婚生活を送るのには、ホルモン分泌の関係から見ても、メンタル面から見ても、愛のある、体も心も幸せを感じるようなセックスや、日常のスキンシップはとっても大切だと思います。
たとえば、肌を触れ合うと、近年話題になっている
「愛情ホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」が
分泌されます。このオキシトシンが充分に分泌されていると、脳の疲れが取れ、ストレスが減り、気分も安定して心地よい幸福感を感じたり、炎症を抑えたり、健康を促進したりするということも知られています。

また、わたしは体の専門家ではありませんが、整体師の先生によると、女性の体はら「骨盤がうまく開くこと」で幸せを感じる仕組みになっているのだそうです。骨盤が最も全開になる出産の後や、大好きな人とセックスした後のゆったりとした幸福感は、骨盤が開くことにより感じられるもので、逆にダイエットなどで無理に骨盤をギュウギュウに締めてしまうと、なぜかわからないけどイライラしたり、骨盤だけじゃなくて、心も常に緊張しているような状態になるのだそうです。

話は戻りますが、もし、ふだんセックスをする相手と体の相性が合わなかったら、セックスどころか日常のスキンシップさえも苦痛に感じるはずです。
いくら収入が高かろうが、世間的に言う、いい大学を出て、誰もが羨むような仕事をしていようが、顔が良かろうが、背が高かろうが、体の相性が合わない相手との結婚は、ガマン大会のような生活になるんじゃないのか?とすら思います。

逆に、世間的に言う条件みたいなものが旦那であろうが、抱き合うだけで心地いいような相手と結婚したら、女はそれだけで、キレイでいられるし、幸せでいられるとも思うのです。そしてそれほど、結婚してからのスキンシップは大切だと思います。
言葉を使わなくても、相手の愛が伝わり、こちらの愛も伝えられるという毎日は、とても気持ちがいいものです。

しかしながら、出逢った男性すべてとセックスして確かめるわけにはいきません(笑)。でも便利なことに、体の相性というものはセックスをしなくてもわかります。

「肌が合う」という言葉があるように、手をつないだり、ハグしたり、その人にちょっと触れただけでもわかるものなのです。肌は一種のセンサーのような役目をしていて、毛穴からいろんな情報をキャッチしたり、自分のエネルギーを出したり、また、人のエネルギーを感じ取ったりすることもできるのです。

元気な人のそばにいるとなぜか自分まで元気になったり、人混みの中に長時間いて、何をしたわけでもないのにグッタリと疲れた経験などはありませんか?
これは毛穴がその場や人のエネルギーをキャッチしているから起こっていることなのです。

もしこれから「いいな❤︎」って思う男性が現れたら、隣に行って、ぜひ自分の肌の感覚に集中してみてください。体の相性が良い相手に触れると、肌センサーの感度のいい人であれば触れずとも近づいただけでも、言葉では説明できない、何とも言えない心地よさを感じるものです。
逆に、どんなにイケメンでも、なんかしっくりこない、心地よさを感じない人とは、多分体の相性が合わないと思います。

また、ハグをすると、言語化できない情報がいろいろわかるのですが、日本人はあまりハグする習慣がないので、恥ずかしかったら、握手をしてみるといいと思います。体の相性のいい人は、かなりフィット感があるはずです。

そして、体の相性がいい人というのは、その人の匂いをとってもいい匂いに感じます。たとえ汗の匂いだろうが、脱いだTシャツに顔をうずめてクンクンしたくなるようないい匂いなのです(笑)。
これは遺伝子が関係していて、人間は自分の遺伝子かは遠い人の匂いを「いい匂い」と感じ、掛け合わせると良くない近い遺伝子は、「クサい」と感じて、近づかないような仕組みになっているらしいのです。だから自分にとって「いい匂い」と感じても、他の誰かにとっては「クサい」と感じることもあるのです。
体って本当に凄い!!そして、嗅覚は一番本能に近い感覚なのだそうです。

もし条件に目がくらんで「クサッ!」と思う相手を選んでしまったら、日常生活は結構大変だと思います。セックスどころか、一緒に寝るのも、脱いだ服を片付けるのも、苦痛を感じるかもしれませんね(泣)。
だから、相手を選ぶ時、匂いって超〜〜〜重要だと思うのです!


《感想、感じたこと》

著者である「高橋ナナさん」には実際にお会いしたこともあって、その時感じたものはものすごく
エネルギッシュな女性だなということ。
なんか、こう、地球のど真ん中にあるエネルギーが
どーーんとナナさんの体を突き抜けていて、地球というものに存在している全てに愛を込めて、愛を感じて接している感覚。
特に人工物ではない、自然・動物、木々、海、空、光、夜空、炎…そういうものを深く愛しているような、そんな「人だな」と感じた。

私が、そんなナナさんの特にこの本が好きな理由は、ナナさん自体が「幸せな結婚」を実現していて、旦那さんとも仲良く暮らし、旦那さんはサポートをする形で一緒に仕事をしていること。
さらに可愛い子供が3人いる「ママ」であり、女性として「人間」であるからこそできることも実現していること。
自分の持っている才能や叡智を仕事にしつつも、女性として人間として叶えたいことや、女性だからこの地球でできることも実現して、「幸せ」に生きていること。
これらのことについて、この本は「どうしたらそれが実現できるのか?」その本質が書かれた本であり、小手先のテクニックや方法論ではなく、

人間、女性の本質・根底から「どうしたらいいか」について書かれていて、そこが私はすごく好き。
どっーかん!としたエネルギーが、ばしっとこの本に詰まっている感じ。

ナナさんが身を持って体験し、実現している結婚や恋愛について書かれているから、ナナさんの生き様を観て、同じような結婚や恋愛をしたい!と感じている女性には、スゥーと入ってくる本。



この本に書かれていること情報量は
「ただの本」ではなくて、内容にすごく厚みが
あり、書かれていることはただ「これをしたらいい」という方法や小手先の情報じゃない。

なんだろう…こう、紙(本)に書かれている
文章や言葉は「文章や言葉」なんだけど、
ただの文章や言葉ではなくて、
力があり厳しくも優しく導いてくれて
読んだ人に対して自発的に「私はどうかな?」と
考えるきっかけをくれたり、気付かされる様な
そんな文章や言葉で、そこがすごく好き!!

そして何よりスラスラ読める。読みやすい!
波の流れに乗るみたいに、詰まったり止まることなくサラサラと自分に入って来る文章で、一度読み始めたら私は最後まで止まらなくなる!

私が特にこの部分を抜粋したのは、
恋愛、結婚・男女の関係において切り離せない、性やセックスのことについて、その事実に嫌悪感や罪悪感なく、シャキッと言葉になっていて、自分の中に入って来やすい所が好き。

恋愛・結婚について書かれている「指南書」や情報は、こういう性やセックスについて触れてないものが多いなと感じていて、逆にそういったセクシャリティな話しに特化した情報となると、「嫌な重たさ」下心というのかな?(笑)
そういうものが乗っている感じがする。
特に性について開放的ではない日本(人)にとってそれはどこか避けたい、タブーなことだっていう嫌悪感が働いて、なかなか受け入れ難いものになっているんじゃないかな、と思う。

私は、人間・男女である以上、性やセックスは切り離せないものだと思っているし、それは本来嫌悪感を抱いたりタブーなものではなく、自然で優しくて「愛」のあるもので、自分も相手も深く愛を感じるものだと思ってる。

私がこの本を手にした頃は、まだ恋愛や結婚が「夢のまた夢」みたいなそんな時期だった。
特に結婚なんてまだ遠い未来の話しで、恋愛すら上手く行っていなかった時期。彼氏もいなかったし、本当に「愛してくれる」男性が近くにいるわけでもなかった。
恋愛指南書的な本を読んでいたこともあって、その中に書かれていることは、当時の私にとって「方法論」に過ぎなくて、「恋愛すること、人に好かれることが当たり前」の前提で書かれていた多くの本に私は「これができたら悩まない!!」と、どこか私が知りたい中身とは違って、しっくり来なかった。

そんな時に出会ったこの本は、当時の私にとって希望みたいなものだった。
まだ実感や体感はないけど、自分に希望を持つことができる。そんな本でした。

ナナさんの本は「私の場合はどうだろう?」って自分を振り返るきっかけをくれる。

特に、今の私が思うのは、嗅覚や匂いのセンサーが大事!という部分について、私も「わかる!私もそうだった!」と、すごく共感できる。

いまの彼と出会った時に1番ときめいた(笑)のが匂いだった。
それは香水とか花の香りみたいに「気分が良くなる匂い」だったわけじゃなくて、こう…動物臭というか人間の匂いなんだけど、落ちつくし、いつまでも嗅いでいられるし、私は特に耳ともみあげ辺りの匂いが、大好き!!笑

彼と出会う前に、違う男性と会っていた頃も、たまたまその人の「臭い」を感じたことがあったんだけど、決して不快な匂いではなかったし、世にいう「くさい!」っていう匂いじゃなかったのに、どこか?何か?「うーん…好きじゃない」って匂いで、しっくりも来ないし、ずっと嗅いで居られる匂いじゃなかったなぁと。

その体感があってか、その時と比べると、今の彼の匂いは、ちょっと着古したくらいのTシャツの臭いはクンクンかげちゃうし、だからなのか、肌が触れるのも「自分の肌」くらい心地よさを感じて、体同士のフィット感もすごくあるなって感じる。

特に嗅覚については、今まで鼻炎で鼻が詰まり、臭いや味がわからない経験はあったけど、コロナになり味覚嗅覚に障害が残って、少しの間臭いが全然わからなかった。

普通にしてても「臭いが全然わからない」状態は初めてだったけど、これが思ったよりも、すーーごくストレスだった!笑
視覚が見えないとか、音が聞こえないみたいな体感は日常的にたまにあるけど、臭いがわからない体験は多くなかったからか?
臭いがわからないってこんなにも不便で、窮屈で、「生きてるのが楽しくない」とすら思った。

だからこそ、ここに書かれている臭いについては、自分にとって「何が心地よいのか?」見極める一つのセンサーになるし、それを鍛えるにはやっぱり
普段から五感を働かせて、考えるよりも感じることに注力する必要があるんだなと、再確認できた。

それと同時に、私は今「嗅覚」?(笑)選んだ相手と生活を共にして、彼の匂いをクンクンしながら(笑)体の相性も、触れた感覚にも幸せを感じる現実があることを、喜ばしく感じるし
悩んでいた頃のわたしに「だいじょうぶだよ」と、ぎゅっと抱きしめてあげたい気持ちになる。

恋愛に悩む女性は多いし、私が悩んでいたことや葛藤も「誰かの幸せのきっかけ」になるように、こうやって言葉や本にしていきたい!!!

私しか届けられない、言葉や情報・感じたことがあると信じているから、それをこうやって誰かの希望になれるように届けられるようになりたい。

私の場合はどうだったか?
私の場合は「今」何を感じるかな?って
「私」を振り返ることができて、それをこうして
言葉にできることが嬉しくて楽しい!!

で、これは全然全く感想と関係なく私が個人的に気づいたことなんだけど…、書籍は漢字によってふりがなが貼ってあるものもあれば、ないものもあって
「この基準ってなんだろう?笑 どうそれが決まってるんだろう?笑」
という、謎の疑問も湧いたのでした!笑

おしまい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?