脳画像×小脳機能⑤ ~平面図の理解~
こんにちは。今日も変わらず、脳画像と小脳機能についてお話しさせて頂きます。
昨日は
”脳画像において小脳実質がみられるスライスは
①中脳レベル,②橋上部レベル,③橋中部レベル,④延髄レベルである”
ということでした。
今日は第2章に入っていこうと思います。
”小脳の構造”
についてお話していきます。
小脳の勉強をするときにこのような図をよく見ませんか?
この図をすごく良くみるんですけど、
僕みたいなもんはこれをみて
「小脳のどこの部分なん?」
「いろんな呼び名があってどうやって分けてるか分けわからんなぁ、、、」 なんて思っていました。
そこで
①この図がどのような図であるのか?(平面図の理解)
②どうやって分類されているのか?(分類の方法)
についてお話していきます。
まず①についてです。
※オレンジ色と青色がそれぞれ対応しています。
このように、あの分かりにくい平面図は、
小脳をカパッと開いた展開図だったんですね。
これから脳画像をみていくにあたって、
小脳を立体的にイメージできることが大切だと思います。
この展開図のように2次元だけでの理解だと、
小脳の一番上の部分が(スライドの右①)
脳画像においても上の部分(スライドの左①)である
と勘違いしてしまいます。
こうやって見ると意外と、小脳の一番上の部分は
”中脳レベル”ではなく、 ”橋レベル”なんだなーってことが
理解しやすくなってきます。
詳しくは今後お話していきます。
次回は
②どうやって分類されているのか?
についてお話します。
虫部?前葉部?脊髄小脳?
いったいどのように分けられているんだ???
ということについて細かく見ていこうと思います。
こんな拙いものをいつも見て頂き感謝です!!
もし、ご意見や質問などあればどしどしください。
ディスカッションできればうれしいです!
次回に続く、、、
皆様のご支援が本当に力になります!常に向上心を忘れません!