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言葉の定義 ~身体図式 VS 身体イメージ~

こんにちは。今日はめったに旅行はしない僕ですが、家族旅行で和歌山に来ています。今日くらいは投稿は休もうかな~って、思いましたが、奮い立たせて頑張ります!!
今日は、前々回の投稿に登場した
”身体図式”
の言葉の定義について、お話します。

身体図式って言葉をよく聞く方もいらっしゃると思います。それと同じくらい身体イメージという言葉も聞く機会が多いと思います。

皆さんはこの言葉をどのように理解し、使い分けていますか?
中々、2つを白黒はっきりとつけた定義はみられませんが、ここではそれぞれの言葉の定義について話していこうと思います。

よく書籍では

身体図式とは「自分の身体の姿勢や動きを制御する際にダイナミックに働く無意識のプロセス」である。

身体イメージは「自分自身の身体について意識的にもつ表象」である。

と書いてあります。

僕みたいなもんは、これをみてもピンとこないんですよね、、、
ダイナミックって何?ってなっちゃいます、、
じゃあ、スタティックなプロセスは何だろう?って、、、
ひねくれてますね。

分からない言葉はとことん調べる or 使わないというのがモットーです。

なので、自分が分かる範囲で定義していきます。
ですので、もしかした本質からずれていたりすることもあるかもしれませんが、その際はぜひコメントで助けてください!!

身体図式のポイントは
 ①主に固有感覚によって生成されること
 ②意識にのぼらない制御であること
 ③側頭-頭頂連合野(主に上頭頂小葉)が関与していること

身体イメージのポイントは
 ①主に視覚によって生成されること
 ②意識にのぼる制御であること
 ③下頭頂小葉が関与していること

ここは対比関係にあって分かりやすいなーって思います。

あとは例を出しながらお話していこうと思います。

例えば、今あなたが座っていると仮定して
「どやって座ることができていますか?」
と問われた時にどのように答えますか?

「そんなこと考えたことないし、座れるもんは座れます」と僕は答えます。

このときに
「大殿筋を何%出力して、第〇胸椎は正中を向いていて、、、」
なんてことは普段意識にのぼることなく達成できていることです。
こういうのが身体図式です。(だと思います。)

「体を真っ直ぐにして、重心を同じくらいにして、、、」
これは、意識にのぼらせることができることなそうなので、身体イメージに入ると思います。

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