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Suzerain情報(Riziaイベント編)


〇本編のデータ引継ぎ

ソードランド編のクリアデータがあれば、それをリジア編に引き継いでプレーできる。
引き継いだ場合の影響は以下。

1.予算
引継ぎを行うと、ボーナスとして無条件で開始時の予算が+2される。

2.GASOM社投資
本編でGASOM社救済においてリジアとの共同投資を選んだ場合、リジア編でもGASOM社に投資するかどうかの選択肢が現れる。
若干の初期投資と引き換えに毎ターンの収入を得られるため非常に割のいい投資となる。
また本編でEPAを廃止している場合、後にGASOMの持分をランバーグやアンラカ等の他国に高値で転売することもできる。

3.債券投資
中盤にソードランドを訪問した際に、ソードランド国債の引受を持ちかけられる。
投資すると、本編でソードランド経済の回復に成功していた場合はゲーム終盤に大きなリターンを得られる。
引継ぎを行わなかった場合や経済回復に失敗したデータの引継ぎでは、国債価格が暴落して何も得られないので注意。

4.ポリオ
本編でポリオ抑制に失敗していた場合、リジアでもソードランド観光客を通してポリオが蔓延するバッドイベントが発生する。

5.フレーバーテキスト
本編でのアントンの行動次第でフレーバーテキストにも変化がある。
例えばスモラックやアルバレスのアントン評や、アントンがリジアに訪問する際の同行者となる副大統領などに影響する。

〇ルート選択

本編ソードランド編と違って明確なゲーム中の目標は示されないが、オープニングの即位式からエンディングまでの8年間を、その地位を追われることなく乗り切るのが当座の目標となる。
内政、外交で以下の分岐がある。

1.内政

大きく分けて王政維持か国政改革に分かれる。

特別な改革を行わない場合は現状維持ルートで、即位10周年を迎える準備を行うエンディングとなる。
現状維持的な王政継続ルートの他、絶対主義と神権王国の分岐があり、多少エンディングが変わる。
絶対主義は代議員会を廃止し、各州の警察権と軍事権を廃止し中央管轄にすると達成できる。
神権王国はイグナチウスのアドバイスをすべて受け入れ、終盤の改革で王国に神権を取り入れると達成。

マヌス・サゾンと協力することを選び、憲法を制定して王権を制限し、立憲君主制に改革することができれば国政改革ルート。
貴族と協議して穏健な改革を行うか、自己クーデターを起こし急進的な改革を行うかを選べる。

2.外交

大きく分けて親ランバーグ、インターメルコパ同盟、戦争の3つ。

特別な外交行動を行わない場合はGRACEとの協力を継続し続け、開始時同様にランバーグの支援の下に国際舞台で位置し続けることとなる。
パレーと関係改善を行った場合はGRACEに招待して加入させることもできる。

周辺国と友好関係を築き、軍事・経済両面で国力を付けることができれば、リジアがリーダーシップを取って周辺国とインターメルコパ同盟なる小協商を結成し、超大国同盟やランバーグに対抗する勢力となることができる。
この場合GRACEへの敵対行為と受け取られ、ランバーグの怒りを買い関係が断絶する。
ソードランドと友好関係を築き、本編でランバーグとの戦争に勝利したセーブデータを引き継いだ場合は、エンディングのエピローグでリジアがソードランドを支援してランバーグと戦う場合もある。

ガス田問題でパレーとの対立がエスカレートした場合は戦争となる。
国際社会からはリジア側が侵略者と見られ、国際評判が大きく悪化し、ANから制裁を加えられることとなる。

〇伝統

ゲーム中では伝統というマスクデータがある。
ロムスが伝統を破る選択肢をを行うたびにポイントが悪化し、一定以上の伝統破りが積み重なると特定のバッドエンドのトリガーとなる。また伝統破りが積み重なるほど権限ポイントにもペナルティが出てくる。
伝統を破る行為としては、例えばオープニングの戴冠式で余計なスピーチをする、王家の伝統である即位後の恩赦を勅令で出さなかったりするなど。
ゲーム中ではフーゴが伝統の維持に忠実な人物であり、例えば王家の伝統として恩赦の勅令を出すよう助言してくるなどの誘導がある。フーゴの助言を無視することは伝統の破壊につながりやすいことに注意。

〇ヴィナの評議会入り

最序盤のイベントでヴィナが評議会入りを望み、受け入れるかどうかの選択肢が出てくる。受け入れるとヴィナが評議会で様々な意見を主張してくることとなる。
受け入れた場合の効果としてはヴィナからの評価が上がり、ヴィナが望まない相手との結婚を受け入れさせやすくなる。一方で伝統を破る行為とみなされるために、特定のバッドエンドに向かいやすくもなる。
(ただし、結婚もバッドエンドも他の選択肢の結果との累積で決まってくるため、この選択肢単独で決まるわけではないが)

〇エネルギー問題

開始時はエネルギーが黒字のリジア王国であるが、徐々に資源の枯渇が起こり始め、何もしなければ中盤でエネルギーが赤字に転落してしまう。
収支を改善するには勅令による政策と、他国との外国交渉による経済協定がある。協定は別項で解説するため、ここでは勅令での対策を紹介。

1.地質調査→炭鉱開発

入手できるエネルギーは少ないものの、早期にリターンが得られる投資。
まず権限2・予算2を消費して地質調査を行うと、次ターンで炭鉱と金鉱の開発勅令を選択できるようになる。
ここで権限1・予算2を消費して炭鉱を開発すると、次ターン以降エネルギー+1の定期収入を得ることができる。

2.エスキリスガス田拡張

権限1・予算3を消費してガス田を拡張すると古い設備が置き換えられ、3ターン後からエネルギー+2の定期収入を得ることができる。
何もしなければ4ターン目にガス田は閉鎖されてしまうため、それ以前に勅令を出しておく必要がある。

3.ズパナ水力発電所

権限2・予算5を消費して水力発電所を建設すると、4ターン後からエネルギー+3の定期収入を得ることができる。
投資効率はこの3つの中で最も高いものの、その効率を享受するためには最序盤で建設することが必要。
消費予算も大きいため、他の有用な投資ができなくなるデメリットもあるが、軍備拡張を優先しない場合であれば効果は大きい。

〇インフラ問題

4ターン目にインフラ危機が起こりそうだという警告が起き、5ターン目までに解決できない場合はインフラ危機が発生して経済にマイナス。
回避のためには「公共交通インフラ投資」「公共鉄道補助金」「公共海運補助金」のいずれかの勅令制定が必要。
これら勅令は毎ターンコストがかかるが、4ターン目の警告が出てから制定しても間に合うため、先に制定してしまうと損になるので注意。

〇ヴィナの結婚問題

ヴィナの婿候補となり得るのは以下の3人。

1.マヌス・サゾン

王家に反旗を翻した罪人の息子であるが、ヴィナの隠れた恋人であり、中盤に結婚の許しを求めて二人で挨拶にやってくる。
ヴィナが望んだ相手であるため、ロムスさえ認めれば結婚となる。ただしこの結婚はマヌスを通してサゾン貴族の力を強め、特定のバッドエンドのトリガーの一つになる。

フーゴはトラス家を脅かすマヌスとサゾン家を警戒しており、中盤になってマヌスの排除を提案してくる。それを受け入れた場合は以下の裏工作が選択可能となる。
まずゴールデンガードに命じて逮捕する、または事故を装って暗殺する手段。逮捕した場合は後に死刑にするかどうかを選べる。
次にマヌスに電話し、身の危険が迫っていることを伝えて脅迫し、国外退去を促す手段。この場合マヌスは母アンゲリカの釈放を条件に脅迫を受け入れるため、取引に応じればマヌスを排除できる。
最後にパレーと戦争中の場合は、王命でマヌスを徴兵し、最前線に派兵することもできる。この場合は戦死を装って秘密裏に排除することとなる。

ヴィナと結婚を許していた場合でもこれらの裏工作でマヌスを排除することは可能であり、その場合結婚はキャンセルとなる。
裏工作を行った場合はヴィナが問い詰めてくる。関係が友好的であれば言い訳で言いくるめることができるが、そうでない場合はヴィナは信じず、親子関係は破綻することとなる。

2.アクセル・レイナルト

隣国パレーの大公。ロムスの外交政策の結果リジアとパレーの関係が十分友好的になった場合は、ヴィナの結婚相手に選ぶことができる。
結婚させるためには、まずマヌスとの結婚を許さず、アクセルと王室結婚の打診を取り付け、ヴィナを説得して結婚に納得してもらうことが必要。

ロムスとヴィナの関係がよければ、ヴィナは説得を受け入れてアクセルと結婚する。
ヴィナとの関係を向上させるには、プロローグの選択で亡き妻レナに対し良き夫であること、ヴィナを評議会に入れること、偽善的なことを言わずに政略結婚が王室の義務であることをヴィナに正直に伝えること、その他選択肢でヴィナに友好的であることなど。
また後述のアウレウスガス田交渉でヴィナを使節としてパレーに派遣すると、アクセルはヴィナに好意を抱いて交友ができるため、より結婚を受け入れてもらいやすくなる。

アクセルと結婚が成立した場合、リジアとパレーを同君連合として平和裏に統合する選択肢が出てくる。
統合のための予算を支払い、アクセルの懸念に対してパレー独自の文化を尊重することを伝えると、統合が成立しパレーはリジアの州の一つとなる。

ヴィナが拒否した場合でも結婚を強要することはできるが、その場合ヴィナはパベルとゴールデンガードの手引きにより、結婚式の直前に国外逃亡してしまう。

3.リコ・トラス

ロムスの従弟。トラスの血を絶やしたくないフーゴが特に結婚を望んでいる。
アクセルの場合と同様に、ヴィナとの関係が良い場合は、マヌスとの結婚を許さなかった後に説得してリコと結婚させることができる。
ただしヴィナとリコの相性の悪さのため、アクセルよりも説得させる閾値は高い。

イザでの狩猟イベントではヴィナとリコの言い争いが起きて険悪な関係となり、結婚させるのが難しくなる。しかしプロローグの選択肢によりロムスに銃を扱った経験が乏しい場合に、ロムスが狩猟で自動小銃を選ぶと、不慣れなロムスが猟犬を誤射してしまい場をぶち壊しにしてしまう。このときはヴィナとリコの言い争いが起きなくなるため、結婚させる閾値が下がる。
この展開に持ち込むには、幼少時のロムスがフーゴと狩猟に行っていないことと、軍隊経験が無いことが必要。

結婚した場合はトラス家の満足度が大きく向上し、トラス家絡みのバッドエンドが起こることが無くなる。ヴィナが拒否した場合に結婚を強要すると逃亡するのはアクセルの場合と同じ。

〇ロムスの恋愛問題

ロムスの恋人(または配偶者)となり得るのは以下の二人。

1.ルチータ・アザロ

まずは中盤のモンタクラール訪問でルチータから「自分たちもお互いの父同士と同じように親密になりたい」と言われた際に、「お互いを知らないのにどうやって?」と返し、ルチータのプライベートな話を質問する。
その後ロムス・ザ・レッドのワインお披露目式にてすぐに寝室に戻らず、評議員たちとファクツ・オア・フィクションゲームを行い(パベルは混ぜない)、自身の体のあざ(あるいは傷跡)を話題にする。
すると答え合わせの際にルチータがあざを見たがるため、服を脱いであざを触らせると、後に寝室にルチータがやって来て、受け入れれば秘密の恋人となる。

ストーリーを進めるとロムスは終盤でルチータと結婚し、男児の後継者ができる。(息子の名前は選択可能)
その際に王室の継承法に従って新たに生まれた男児を後継者とするか、伝統を破りヴィナを後継者とするかの選択肢を迫られることとなる。
ヴィナを後継者にした場合はアザロ家が不満を持ち、場合によってはバッドエンドのトリガーになる。一方で息子を後継者にした場合はヴィナの配偶者が不満を持ち、相手がマヌス・サゾンであった場合はサゾン家絡みのバッドエンドのトリガーになる。

2.パベル・アドリア

まずはプロローグでパベルと友人になっておくことが必要。
ロムスの浴室に入り込んでくるなどシナリオ中でも怪しげな行動の兆しがみられるが、ロムス・ザ・レッドのワインお披露目式でのファクツ・オア・フィクションゲームで真意が明らかになる。パベルを混ぜてゲームを行い、パベルの番で秘密の詩人の話をすると、パベルの恋の相手に向けた詩がラウレントによってばらされる。
後にパベルと二人で寝室に戻ると、パベルの初恋の相手がロムスであったことが明らかに。ここでパベルの気持ちを受け入れると秘密の恋人となる。

後にパベルからは、同性愛の非犯罪化を求められる。勅令で同性愛を非犯罪化し、パベルの功績を理由にして彼を爵位に叙任すると、最終ターンでロムスの退位と引き換えにパベルとの関係を公表し結ばれることができるようになる。

パベルとの関係を継続させるには、ヴィナに望まない結婚を強要しないことが必要。もし強要した場合はパベルはヴィナの逃亡を助け、ロムスのもとから立ち去ってしまう。

〇アウレウスガス田紛争

4ターン目になるとリジア沖合で発見されるアウレウスガス田。パレーとの境界上に位置するが、パレーが強引に単独採掘を図って紛争が発生するため、リジアとしても対応を迫られることとなる。
協議のためにパレーを訪問し、その結果次第で以下に分岐する。

1.AN調停

交渉が決裂した場合はANの調停に任せることとなる。
アクセルやアルバレスからは負けるぞと脅迫されるものの、周辺国と軋轢を抱え込んでいなければ国際法の原則に従って妥当な調停を受けることができる。
会議前日にエステラが侵略者のように振る舞わない事と助言してくるため従っておきたい。国際政治の経験の浅いアクセルは、会議でも失言で勝手に自滅していく。
得られる利益はガス田の半分だが、一方で余計なコストもかからないため、外交的に振る舞っていれば、総合的に見れば一番経済的にはプラスとなる。

なお調停結果が不公平だったことを大義名分として、パレーとの戦争に訴えることもできる。
戦争したい場合は海軍でパレーを妨害し、ANでは「いわゆる大公国の~~」などと横柄に侵略者らしく振る舞うのがよい。国際的イメージが悪化すると調停ではリジアに不利な結論が出される。
不利な結論が出た後も海軍をガス田に居座らせて挑発しておくと、パレー軍がリジア艦隊に攻撃を仕掛ける事件が発生するため、国際評判の悪化を抑えつつ戦争に突入することができる。

なお公平な調停結果が出てきた場合でも、受け入れずに侵略戦争に訴えることは可能。ただしこの場合は不公平な調停が出てきたときと比べ大幅に国際評判が悪化し、ANで課される経済制裁もより重いものとなる。

2.レスピアから権益買い取り

交渉が決裂した場合にレスピアから悪いレートでの権益買い取りを持ち込んでくる。
レートは悪いものの、確実にエネルギーを入手でき、またジル返還問題でレスピアを味方に付けられるメリットはある。

3.パレーの全権益買い取り

プロローグでパレーとの関係改善を受け入れ、アクセルとの会談では友好的に振る舞い、レスピアやATOの危険性を訴えると、アクセルは暗に「パラシュート」を求めてくる。
この提案を受け入れ、多額の予算を支払うと、パレーがレスピアを裏切って全権益をリジアに売却してくれる。
この場合売却交渉団の使節としてヴィナを派遣することが可能。派遣した場合はマヌスとの結婚は取りやめになるが、一方でアクセルとの交友の結果結婚を受け入れてもらいやすくなる。

全権益買い取りが成功した場合、ターン5になるとパレー軍がリジアに攻撃してくる事件が発生する。
ここでルチータに従い反撃を選ぶと、交渉は中止となりパレーとの戦争状態になる。一方で緊張緩和のためにパレーに赴いてアクセルと会談する場合は、事態解決のために二つの選択肢がある。

共同調査を行った場合は真犯人が明らかとなり、ルチータが黒幕となって行った、戦争を誘発するための偽装工作であることが発覚する。ここでルチータを逮捕すればパレーと和解して売却は予定通り行われるが、一方でルチータの逮捕はアザロ家を怒らせ、バッドエンドに向かうトリガーの一つとなる。
共同調査を行わずにレスピアの謀略であると濡れ衣を被せることで、パレーと政治的妥協を行うこともできる。ただしこの場合はパレーを納得させるために、賠償として予算の支払いが必要となる。

全権益を買い取った場合は最終的なエネルギー収入は大きくなるものの、初期投資も大きく、これにより他の投資が行えないデメリットも大きい。終盤になってようやく収入が増えても使い道があまりないのもデメリット。
収支で言えばAN調停のほうが有利だが、こちらはむしろパレーとの関係が強く改善するのがメリットである。

4.撤退

ガス田の権益を放棄し全てパレーに譲ることもできるが、特段のメリットはないと思われる。

〇ジル返還問題

1.独自調査

ジル爆破問題については、ヴェーレンに任せるだけではなく自国でも独自調査を行うことができる。調査には治安組織またはゴールデンガードに対し、予算3を供出することが必要。
独自調査を行うと、後に真犯人が発覚する。このときヴェーレンと調査結果の共有を約束していれば真犯人はヴェーレンにも通知され、返還交渉が有利になる。
一方で共有を拒否していた場合は、調査結果をもとに真犯人を脅迫し、隠蔽と引き換えに利益を得ることも可能。
利益の一つとしては、例えばRRG経営者のルスティ・モントロの不正を暴き、逮捕して会社を接収し、会社の収益をすべて国のものとすることもできる。

2.経済協定

AN会議の後、ヴェーレンと協力関係を拡大するための協定を結ぶこととなる。
協定内容はいくつかのオプションから選ぶことができ、それまでの交渉力+協定内容(ヴェーレン有利な内容ほどプラス)でスモラックの好感度が決まり、好感度が一定程度(バーが+側に25%以上が目安)あれば協定を結ぶことができる。すなわちそれまでの交渉力が高いほどリジアに有利な条件で妥結できる。
プロローグで幼少時にジレで過ごす、施政方針で宥和を選ぶ、スモラックとの会談でおべっかを使う、共同捜査に同意する、AN会議ではスモラックを責めずに二国間交渉に応じる姿勢を見せるなどすれば交渉力が高まる。
またATAやス・オミナに資金を拠出してジレで工作させたり、ランバーグと組んでヴェーレン石油の輸入停止で圧力をかけたりすることでも交渉力が高まる。

なお好感度が少ない場合(バーが+側に0~25%程度)は、リコの逮捕と引き渡しを追加条件として妥結できる。
これを選ぶと後にリコを逮捕することが可能となる。ヴェーレンを裏切って逮捕しないこと、または逮捕だけして引き渡さないことも可能だが、その場合はヴェーレンからの評価が下がる。

3.返還

終盤になって延長した租借期限も切れると、それまでのヴェーレンとの友好関係によって無事に返還するかどうかが決まる。

・条件付き返還
関係が友好的な場合は、スモラックはある小さな条件と引き換えに返還を提案してくる。受諾すれば無事に返還が行われるが、それを拒否した場合は代わりにスモラックは返還に関する住民投票を提案してくる。

・住民投票
関係が友好的ではない場合、または条件付き返還を拒否した場合は住民投票が提案され、受け入れれば実施されることとなる。
戦争等でリジアの国際評判が悪化しておらず、ATAかス・オミナに資金拠出して工作させていれば、直接介入せずとも勝利は可能。途中ルチータが軍の介入を提案してくるものの、逆効果になるので注意。
住民投票を拒否した場合はANで問題を提議することができる。

・AN調停
住民投票を拒否した場合は、住民投票が条約違反であり、事前の取り決め通り無条件で返還することを提議することができる。
リジアの国際評判が良い場合は議決で勝利でき、国際社会の圧力のもとでスモラックに返還を認めさせることができる。

〇メフティエム改定交渉

モレラ領内にあるメフティエム国際貿易地区においては、現状モレラ、リジア、レスピア、ヴァルグスランドが25%ずつの採掘権を持っている。
これをモレラの左派政権は国有化することを求めており、ヴァルグスランドもモレラの主張に同調。一方でレスピアは協定改定に反対している。
ロムスはリジアの権益を守るために交渉することになる。
協定改正には過半数(3国)の同意が必要。

交渉の途中でヴァルグスランドのヘーゲルからは、レスピアの権益を排除するために協力することを求められる。方法の如何を問わずレスピアを排除し改定を実現できた場合は、対価としてヴァルグスランドから軍艦や経済協定を提供してもらえる。

1.モレラ国有化に同意

モレラ、ヴァルグスランド、リジアの賛成により国有化が達成される。モレラの好意は得られるものの、経済的には何も得られるものがない。

2.持分変更

モレラを説得して、リジアの25%持ち分はそのままに残り75%を国有化するか、あるいはリジアの持ち分を50%に拡大して残り50%を国有化することを認めさせることができる。
説得にはメフティエムの環境問題解決のための予算拠出や、モレラへのエネルギー提供、ダーディアとの紛争の仲介などが必要。50%拡大のほうがより多くの対価が必要となる。
なおルスティ・モントロと裏取引をして代議員会で労働者保護権利案を却下した場合は、対価にルスティからメフティエムで発掘した金細工を貰える。これをモレラのサルタナ首相にプレゼントすると好意を得られ、より協定改定案を受け入れてもらいやすくなる。

3.拒否

改定を拒否してリジアの25%持分を維持し続ける。レスピアも反対しているために、過半数の3票を得られず改定は行われない。
しかしリジアの国際評判が悪化している場合、リジア抜きの他3国で妥結が行われてしまい、リジアの持分だけを削除した協定改定が行われてしまう。


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