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【ACfA】アーマード・コア フォーアンサー おすすめパーツ紹介 (ブースタ後編)

0. はじめに

本記事では、ACfAにおける内装パーツの選び方について解説を掲載しています。今回はブースタ解説の後編として、バックブースタ(BB)とオーバードブースタ(OB)について解説します。
メイン・サイドブースタの解説はこちらの記事をご覧ください。

1. バックブースタ(BB)

BBは後進に使用するブースタです。基本的には引き撃ちの際に、軽量側が攻めるうえでは位置調整としても非常に使用頻度は高いので、メイン、サイドの次に重要度は高いです。
用法としては、軽量機は前QBで攻めた際などにブレーキや位置調整として単発で吹かすことが多く、中量以降は引き撃ちの際に連続で使用するのが主な使い道です。そのため、中量以降の重量帯では特に燃費が良好な(というより、ほぼ後述のLATONA)ブースタが好まれています。
後QBは連弾でも比較的よく吹かす方向なので、常に攻める軽量機でも後ろ入力をとっさに出せないと厳しい局面も少なくはないと言えます。

現在の対人環境で好まれる、あるいは比較的有用であろうオススメのBBを以下に列挙し紹介します。

BB11-LATONA (ラトナ)
LB-LAHIRE (ライール)
ARGYROS/B (アルギュ)

1-1. BB11-LATONA

ラトナBBは全重量帯・全武装のACでマッチする万能なBBといえます。ほどよい出力と良好な燃費、軽い機体負荷、丁度いいリロード時間と欲しい要素を全て備えています。
軽量機はこれを単発で出して位置調整を、中量以降は後ろ二段を連続で出して引きまくる戦いを、これ一本で全て行えてしまいます。
欠点といえば出力がやや低めなことですが、燃費が良いのと二段QBで補えるのでさして気になりません。基本これという感覚で選んでいいでしょう。

1-2. LB-LAHIRE

ライールBBは主に軽量機でたまに使っている人がいる、といった程度に採用例を見る事があります。軽量機は後QBをそこまで連続して吹かさないので、LATONAの出力では足りないと思った人が採用することがあります。
ただ、燃費は当然のようにLATONAより悪いので連続で後QBを吹かして引き撃ちする中量以降には不適格と言えます。

1-3. ARGYROS/B

アルギュBBは過剰なまでの機体負荷とLATONAの万能さから敬遠されがちですが、決して悪くはない選択肢です。高めの負荷を受け入れさえすれば、後方向にLATONA比で100~200km/hは速く引く事ができるポテンシャルがあり、引き特化の機体に積む価値は十分にあります。
LATONAの引き性能に物足りなさを感じた時は、一度これを試してみるのもいいでしょう。筆者の例で言えば、GA中量二脚のバリエーションの一つにこれを採用している機があります。

2. オーバードブースタ(OB)

OBは長距離から詰める際に用いる突進用のブースタ……という位置づけですが、正直に言うとACfA対人の現環境ではほとんど息をしていないと言っていいと思います。
使わない訳ではありませんが、正直二段QBで事足りるうえ、KP消費のデメリットがメリットに見合っていないのです。重量機が使用する事もありますが、APを逆転された(≒ほぼ詰み)状況が大半なので、そこにリソースを割くくらいなら他に回すという考えが一般的です。

しかし、アサルトアーマー(AA)発動装置という意味合いに限定して言えばいくつか選択肢があります。苦し紛れですがおすすめできるOBを3つほど紹介します。

KB-JUDITH
KRB-JUDITH
I-RIGEL/AO

2-1. KB-JUDITH

対戦では最も広く使われているOBです。残念ながらAAは現環境のver1.40では威力の割にKP回復が途方もなく遅く、OB同様メリットよりデメリットが圧倒的に大きいため使わないという人が大半です。(中軽量機にSOBREROジェネレータ搭載機が多いのも追い風)
そのため、重量・消費ENともに最も小さいJUDITHを選択するのは必然であると言えます。AA非搭載のOBはこれ一択と言っていいでしょう。

2-2. KRB-JUDITH

基本的にはAAを使わない、でもどうしても弾が切れた後などの緊急用の対抗手段が欲しい。という人はこれを装備するのも手の一つです。
基本的にAAを使わないという事は威力や範囲が優秀な(≒負荷が大きい)ものを選んでもENや重量の無駄となる可能性が高いため、AA搭載OBでは最も消費の小さいこれが現実的な選択肢になるという訳です。

2-3. I-RIGEL/AO

AA使用を比較的想定の範囲に入れたアセンを組む際には、実質これ一択になるほど優秀なOBです。AA範囲と高めの威力を兼ね備えており、なおかつ機体負荷が実用的なラインに収まっているという意味では優秀なパーツであると言えます。
しかし、先述の通りAAは現在の環境ではメリットに対するデメリットが非常に大きいため、勝つことを視野に入れているのであれば相当厳しい趣味的側面の強い戦法である事は忘れてはいけません。

3. さいごに

ブースタの知識に関しては、本記事の前後半に書いた内容さえ考えておけばアセンブルの際に大きな間違いは起きないと思います。
しかし、煮詰まり切りつつある環境とはいえアセンの模索や微調整は続いており、特定個人に特化したアセンも少ないながら存在しています。
そのためテンプレアセンから多少弄る価値は大いにあり、そこから独特の構成を見出すもテンプレに回帰するもプレイヤー次第です。

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