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俺は小学生男子に頭を下げたくてたまらないんだ。


「好きなシチュエーション発表ドラゴンが
好きなシチュエーションを発表します。




大学を卒業して以来、自分とは違い出来のいい弟のいる実家から逃げるように地方で一人暮らしをはじめ、親も介護施設に入った頃、結婚していたことすら知らなかった弟夫婦が事故で亡くなってしまったことから、弟の息子である小学5年生の男の子と暮らすことになり、慣れない共同生活の中でたびたびすれ違っているある日のこと、突然の残業とスマホの電池切れで連絡できないまま24時ごろに帰宅し、既に1人で風呂を済ませた男の子に向かって「ごめん遅くなって」と謝っても無視され、スーパーも閉まっているため冷蔵庫の有り合わせだけで何とか夕飯を用意し、食べた男の子からただ一言「まずい」とだけ言われ「飯作るのヘタでごめんな」と悲しく笑いたい


流しに食器を運び風呂に入り、シャワーを済ませて部屋に戻ると洗い物が終わっており、既に布団に入って寝ている男の子の頭を撫でながらもう一度謝りたい。


その後ベッドで寝ている男の子の隣の部屋でいつも通りソファで足を畳んで寝ていると、ただでさえ狭いソファに男の子が入り込んで来て、どうしたのかと聞くと「…帰ってこないかと思った」と言われ、もう一度謝りたい。


正式名称がわからないシチュエーションも
好き好き大好き


好きなシチュエーション発表ドラゴンが
好きなシチュエーションを発表します。


大学を卒業して以来、自分とは違い出来のいい弟のいる実家から逃げるように地方で一人暮らしをはじめ、親も介護施設に入った頃、結婚していたことすら知らなかった弟夫婦が事故で亡くなってしまったことから一緒に暮らすことになった弟の息子である小学5年生の男の子が、学校で同級生を殴ったと連絡を受け、急いで学校へ行くと相手の親御さんも来ており、男の子に話を聞く前に殴ったことを叱りつけ相手に頭を下げていると男の子が走って出ていってしまい、追いかけて事情をよくよく聞いてみると、相手の子に自分(好きなシチュエーション発表ドラゴン)のことを馬鹿にされたことが許せなくて手をあげてしまったことを聞き、抱きしめながら謝りたい。


その後の帰り道、何も言わずに徐に回転寿司屋に寄り、なんで?と聞かれたので食べたくなったんだよとだけ答えたのち、先程まで悲しそうにしていた男の子も少しだけ口角が上がり始め、微笑ましく流れてきたマグロをとるところを見ていると、男の子がマグロに甘だれをかけ始め、幼い頃によく両親に連れてきてもらった回転寿司で弟がマグロに甘だれをかけていたことを思い出し、先ほどの件で自分が親としてあまりにも不甲斐ないことも相まって突然泣き出し、困惑している男の子に突然泣き出したことを謝りたい。



男の子が小学6年生になったある日、部屋のゴミ箱に授業参観のお知らせのプリントが捨てられていることに気づき問い詰めると、「恥ずかしいからぜってー来んなよ!!」と言われ、そうか自分は親でも何でもないし、同級生に見られるのは恥ずかしいよな、と思い直し、無理やり笑顔を作り、「そうだよな、ごめんな」と謝りたい。


しかし当日になりどうしても見に行きたい欲が抑えきれず、変装して授業の始まっている教室に静かに入ると生徒たちが順番に1人ずつ自分の親についての作文を読み上げており、男の子は弟夫婦のことでも書いたのだろうかと教室の隅で見ていると男の子の番になり、内容を聞いてみると僕に対しての感謝の言葉や、いつも謝ってばかりだけど優しいお兄ちゃんです。と言っているのを聞き、声を抑えきれなくなり泣いてしまい、ザワザワした教室の中で一瞬驚いた表情をした後、頬を赤らめ呆れと怒りが混じったような顔で睨みつけてくる男の子に向かって嗚咽を漏らしながらごめ、、ん"っぅ、ぁあ、ごめん、なぁぁ、、、ぅ、う、と謝りたい。」




など調べに対し男は意味不明な供述を繰り返しており、容疑を否認しています。



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