解放する力

マネージャーになってあっという間に第一四半期終了。これまでの忙しさとは量も質も異なり、フィジカル面とメンタル面でのコントロール力が常に求められる日々だったけど、圧倒的に楽しかったです。

昨年の秋、タスクを抱えすぎ、不満があったのに伝えずにいたら、辛くなり、予定していた夏季休暇に上乗せするかたちで16日間休みました。その時より遥かに忙しかったのに、なにが違うのかを考えてみると、自分が達成したいゴールがあるか、それが自分自身と組織の意義になっているか、そしてそれを信じることができるかなのかなと思いました。

このモチベーションを維持するのに欠かせないのが、自分を成長させてくれるメンターと支えてくれるパートナーの存在であることも発見だった。

失敗することも含め任せられた中で成功体験ができると、自分のパフォーマンスの自信につながるだけでなく、他人に任せることへの自信にもつながるんだなあと思った。

私は自分の意思を尊重するタイプなので、自分でやってしまったり、ひとに頼む時もちゃんとディレクションしなくちゃと準備をしてしまい(これに時間がかり頼めないという事態も)、それがいろんな機会損失を生んでいるとも思っていたけど、この3カ月の間に自分の意見を押し通したのちにベストではなかったと反省する経験を何回かし、自分のケイパビリティの限界を感じました。

これまで自分が主役になれていたフィールドからそろそろバイバイする時なんだなと自然と納得でき(10年前は無意味に怯えていた)、考え迷い答えを出しこなしてもらうまでをセットにして、ふることにした。そしたら、ひとりでやっていたら生まれないような生産的なディスカッションがあったり、新しいアイデアが出たり、みんなのモチベーションがあがったり、ああ、そういうことなんだなあと思った。

タイトルの解放力というのは、この3カ月を経て感じたキーワードで、自分のやり方や考え方をいかに解放できるかてすごい大事なスキルだなていうことです。たぶんこれを組織に関わるみんながいかに持てるかが、システムがいかに柔軟に成長できるかなんじゃないのかな。葛藤もあるし、簡単なことではないけど、自分の選択や姿勢が、まわりに影響力を持つことをいつも忘れず、そして周りにも伝え、次の3カ月を過ごしたいです。

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