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土地は誰に買ってもらうかで金額が違ってくる⁉️

こんにちは、じじい不動産営業マンです。
前回不整脈再発のお話をしましたが、年明け早々担当のドクターがいる日に病院に行ったら、
「緊急処置をします❗️」と言われ、電気ショックを施すことになりました。(実は2度目の経験です^_^)AEDと呼ばれる蘇生の道具を、病院で使うみたいなイメージです。意識はしっかりしていたので、麻酔を静脈に注入して寝ているうちに
担当ドクターが処置をしてくれ、目を覚ましたら終わってました。おかげで体調は正常に戻りました。ひと安心です。

さて本題です。
今回は「土地は誰に買ってもらうかで金額が違ってくる⁉️」について書いてみたいと思います。

自分でタイトルをつけてしまってから少々考え込んでしまったのですが(あまり考えずに行動してしまう悪いクセが出てますね^_^)
土地と一言で言ってしまうと定義は大変広く、宅地、耕作地、辞書的な意味では大陸とか風土と言う意味もあります。
実は最近実務で、耕作地の売買をやらせて頂いたので、そちらについてまとめてみました。

ご存知の方には「当たり前じゃ無いか❗️」と言われそうですが、耕作地はそのままの状態だと
一般の方は買えません。耕作地は耕作をする人、つまり農業をやっている人しか買えません。 

市街地のど真ん中に有る耕作地でも、耕作地のままなら農業をやってる人しか買えません。
農地法という決まりがあるからです。

最近農業は後継者不足が深刻で、今所有している耕作地だけでも手が回らないのに、わざわざ耕作地を増やす方は少ないです。需要が少ない🟰値段は安い。中学校の社会で勉強する需要と供給のグラフの理屈です。結果当然高い値段で取引はされにくいという事になります。
※耕作地を農業目的で買う人は少ないから、売り買いする時に高い値段はつきにくい。
ということになります。

ところがところが、いったんこれが耕作を続けられないから、農地をやめて宅地にするのでよろしくお願いしますとお役所に申請をし、それが認められると、先程例に出した市街地のど真ん中にポツンと有る耕作地等は住宅用地として高い値段で取引されることになります。地域にもよりますが、農地のまま売り買いするより、20倍〜30倍、場合によってはもっと高値で取引されるのはごく当たり前です。
※耕作地を不動産業者や一般の方が買うと、場所の良いところは、とても高く売れる事も多い。
という事になります。

まとめ
耕作地はそのまま買ってもらうと、高い値段では売れにくいが、宅地として買ってもらうときは、業者や一般の方が買うので高く売れる可能性が高い。
つまり土地( 耕作地)は誰に買ってもらうかで、金額が違ってくる⁉️
という理屈になります。

これだけ聞くと、土地を持っている人は羨ましいな❗️と思われる方も多いかと思いますが、現実は良い事ばかりではない様です。
何故かというと、耕作地を手放す時というのは、多くは相続が発生した場合だからです。
せっかく高い値段で買ってもらった土地も相続税を払うためになくなり、税金を払った上に土地も手放してしまう事も普通に有ります。

後継者不足の上、いざとなったら土地は税金を払う為に手放す事も多い。
こんな現実が、日本の農業が発展しない理由のひとつなのかなと私自身は思っています。

わかりにくい文章を最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回は「市街地耕作するのって大変かも⁉️」
について書いてみたいと思います。

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