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『私的気まま帖』essay note

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「非凡でなくてもいい、きみとなら何かが話せそうさ」がモットー 気ままに思いつくまま
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#看護師

私の中の「書く」。そして今サイトを断捨離してnoteを残す。

少しずつプロフィールに載せていることを書いていこうと思っている。 (プロフィール欄に詳細あります) 今回は「書く」 ※  ※  ※ 小学4.5年の時に日記をつけ始めた。親から日記帳と書かれた単行本のような分厚いノートをもらったのがきっかけだ。 それにその日の出来事を普通に書いていた。 ただ、普通に。 でもそれが、毎日何か書く、という習慣をつけたことは確かだと思う。 中学生になり日記はやめてしまったけれど、代わりに詩を書くようになっていた。 まだそんな長い文章は書けなく

人生の舵を切った あの日あの数時間の出会い

看護師が第1志望ではなかった。 たとえ人生を決める決断をするときでも、何かに魅せられて心にストンと入りこんでしまえば考える時間なんて必要ないのかもしれない。 高校3年生も終盤にさしかかり、今まで通りの進路でいくと決め、家庭の事情で私立も道外も視野になかった私は、国立大学ひとつしか受験校を提出していなかった。それを担任が心配し、滑り止め、もしくは場慣れのためでもいいから何校か受けたらどうだと言ってきた。 しかし国公立の志望学部が当時の北海道にはそこしかなかったのだ。志望でも

哀歓の日々

「社会人1年目の私へ」このお題を見たときに、1年目のことを思い出して涙が流れた。これは書けそうにないと蓋をした。 しかし、そのあと思いがあふれて止まらない。次々脳裏に浮かぶもので何十ページもとっちらかっている。もしやここに書くことで整理され何か見えてくる景色があるかもしれない。そう思って今さら書き始めてみる。 1年目。楽しかったことだって沢山あるはずなのだ。そう、あるはず。 私が社会人1年目の職場に選んだのは大学病院の小児病棟だった。大学病院は最先端の医療に携われるとの