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占い師がデビューする前に必ずやるべきこと -スーパーバイジングを受けよう-

私が代表を務めるSMAS占星術スクールの上位コース、プロフェッショナル育成コースでは、模擬セッションや鑑定文の添削を受けることができます。模擬セッションはレッスン時間内での実施となりますが、鑑定文添削はメッセージのやり取りで行なっていて、その場合は特に回数制限は設けていません。私に提出があればその都度、添削やフィードバックをしています。占星術的な視点はもちろんですが、国語的な視点でも添削しアドバイスをしています。

日々、受講生から添削依頼や質問を受けていますが、なんとなく遠慮して控えている方もいるかもしれません笑 でも、無制限なので、遠慮していると勿体無いですよー笑 今朝も、接続語の使い方についてレクチャーしていました。「そして」という接続語はなかなか使いずらいよ。逆説を使って文章を作れるようになろう、とか。

どうして私が、ホロスコープを読むための知識を教えるだけでなく、鑑定やセッションをするときに必要とされる技術や練習の機会まで、コース内で提供しているかというと、それが占い師としてお客さまの前に立つために必要不可欠なことだからです。(もちろん、自力でできるようになる方もいらっしゃいますが、そういう方は対人支援等の経験者であることが多いです。)

やっとホロスコープを読めるようになった、という方にとって「占星術の鑑定文を書く」というのは、それだけでもかなり難易度の高い作業になります。初めは、自分で自分の鑑定文に足りないものがなんなのか、見極めることすら難しいですからね…。占星術的な解釈が間違っているから伝わらないのか、文章がまずいから伝わらないのか。その判別からして難しいと思います。

だから、デビューするには、占星術の知識を学んだ後にもうワンステップ、実地訓練のような機会が必要だと思っています。そしてその実地訓練は、すでにプロとしてセッションができている人・鑑定文を書ける人から受けなければ意味がありません。自分よりできてない人から教わっても、人はなかなか伸びません。(当たり前)

占星術を仕事にしたい方や商品として鑑定の質を高めていきたい方は、自分が尊敬できるレベルでセッションや鑑定を提供している人をまず見つけなくてはなりません。そして、その尊敬できるレベルの人から、鑑定文を添削してもらったり、模擬セッションの相手をしてもらってフィードバックをもらったりしなくてはならないのです。

プロを目指すプロセスにおいては、それがすでにしっかりとできている人から客観的にみてもらい、できているかできていないか判断してもらう機会が絶対に必要なのですが、この占いの業界ではまだまだそれができるところが少ないと思っています。私はスクールの運営において、このスーパーバイジング(できているかできていないか査定してもらい、アドバイスやフィードバックを受けること)がしっかりと受けられる場であることをとても重要視しているので、受講生さんには遠慮なくどしどしご活用いただきたいと思っています。質問も添削も遠慮せず。積極的に活用してくださいね。

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