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鑑定の精度が上がる条件と本当にお客さんの役に立てる鑑定をするために必要なこと

2024年新年鑑定の納品が進んでいます。新年鑑定は私の看板商品です。毎年お申し込みくださる方も多く、もう4〜5年のお付き合いになるお客様も多数。

今年も常連の方が申し込んでくださって、そういう、よく知っている方の鑑定は、執筆もすらすら進んで、なんかいい内容になるなァ…と思います。どんな仕事をしているか、プライベートの状況はどんな感じか、どんなところを目指していて、どんなところに困りがちなのか、わかっている方が、ぐいっと踏み込んで書けます。

星の影響そのものは変わりません。でも、その影響をどのように受け取って、どのように自分の人生に活かしてきたのか、には個人差があります。これが星の使い方のクセとなり、そのクセの違いによって、星のもたらす運命の現れ方もまた人によって違う、ということになるのです。
だから、どんなクセを持つ人か、なんとなくでもわかっている方の鑑定は、そうでない場合より、精度が増すと思っています。

お客様の側にとっても、馴染みの占星術師を一人作って、その人にいろんなことを相談していく…というのはメリットが多いのではないかと思います。自分の運のクセをわかってくれている占星術師に鑑定を頼むのは、自分の体のことを長年見てくれている医者に「あなたの場合はこの薬が効くと思うよ」なんて、個別の事情に合わせた診察をしてもらうような安心感があるんじゃないでしょうか。

年代によって、悩み事は変わっていくものです。圧倒的に、子供や仕事についての相談が多い30代。このあたりの年齢の方たちが、自分から健康運を見てもらおうと思うことはあまりありません。でも、40代に入ったら、少しずつ健康運を気にする方が増え始めます。本当は、この40代に差し掛かる少し前に、長期的な健康運を見ておき、注意期に向けて準備や対策を始めておけると良いのですね。50代に入ってから慌てなくて済みます。

頼まれてもいないのに「健康運でも見ましょうか」なんて、占星術師の方からはなかなか提案しにくいものですが、長く付き合っていて信頼関係ができている間柄なら、「一度見ておいた方がいいよ」と声もかけられるものでしょう。

ちなみに、「こういうことも占えますよ」と占星術師の方から言わない限り、お客さんはこの占い師が何を占えるのか、なんて、わからないものです。私はSNSなどで、こういう相談を受けました、こんな話をしました、と鑑定内容をご紹介することがあるのですが、それを見た別のお客さんが「私もああいうことが知りたい」と連絡をくれることがあります。西洋占星術って本当に色々なことが占えるので、なんでも占えますよ、と言ってしまったりするのですが、それだと不親切。何を占えるのか、ちゃんと占星術師の方から伝える努力をしましょうね。

(鑑定内容をSNSにあげる場合は、個別の事情を詳細に記述しないことはもちろん、個人が特定されないような書き方であっても、お客さんにあらかじめ許可を取るようにしてください。お客さんのいろんな事情にしっかりと配慮することは忘れないでください)

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