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”コーチング”ってよく聞くけど、どう役に立つの?

こんにちは。
“働く人に未来と笑顔を届けるパーソナルコーチ”の理恵です。
 
“コーチング”って最近よく聞くけど、どう役に立つのか、いまひとつピンとこない方に向け、
『コーチングは、”自分がよくわかる、自分をより良く変える”最強のサポートである』ことをお伝えします。

“コーチング” 最近よく目にしませんか?

APPLEのジョブズ、グーグル創業者、amazonのベゾス、ツイッターCEOなどに関わり、空前の成功に導いた伝説のコーチである、ビル・キャンベルを紹介した『1兆ドルコーチ』が数カ月前に話題になりました。

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スポーツ界だけでなく、ビジネスにおいても、日常生活においても、コーチの存在が脚光を集めるようになっています。

一般的に、コーチングは、「人の目標達成を支援するコミュニケーション」「なりたい自分になるための対話術」などと説明されていることが多く、また、ビジネスコーチ、ライフコーチ、メンタルコーチ、のようにコーチの得意分野がわかるネーミングが用いられることもあります。
相談したい内容に応じて、自分にとって最適なコーチを探すことができるサイトやマッチングアプリも増えてきました。

コーチングは、一度体験してみると、「あー こういう感じなのかぁ」と実感できるのですが、
そのような機会をもったことが無い方は、
そもそもサービス料金を支払ってまで自分に必要なものなのか?
仮に必要だとして、どう役にたつのか?
いろいろ疑問もわいてきますよね。

そこで、コーチをつけることのメリットを順を追ってお話します。


人は、そもそも、悩みや課題がある時どうするか?

人は、仕事や日常生活の中で、なんらかの悩みや課題に遭遇します。
もちろん悩みや課題の受け止め方や対応は、人によって異なりますが。

対応は、概ね、次のようになります。
👉一人で解決!
👉周囲に相談して解決!
👉モヤモヤ悩み続ける。解決しないままにする。

それぞれのケースをもう少し詳しくみていきましょう。

👉一人で解決!

自らの知恵や経験を活かし、自分で対処方法を考え、実践し、それが結果オーライで解決していくことに勝るものはありません。これが一番素晴らしいことですし、たとえ小さくても成功体験を積み重ねることで、対応可能な領域は拡がり、自信にもつながります。

ただ、「一人で解決」方法も、結果に終始するだけであるともったいない。
“振り返り(リフレイン)”を行う習慣をつけると、よい結果をもたらした時は、再現性に繋がりますし、結果が伴わなくても学びを得て、今後に活かすことができます。


👉周囲相談して解決!

相談した相手から的確なアドバイスを受け、その通りにやってみたら上手くいったということはよくあります。
いつでも上司から、あるいは、同僚や友人から的確なアドバイスやサポートがいただける環境にいる場合は、第三者の知恵やヒントを有効活用することができます。

しかし、そのような恵まれた環境にはなく、周囲への相談が簡単にできない方は大勢存在します。

また、たとえ、相談相手がいても、あなたの状況や成長を配慮せず、「あーしたらよい、こうしたらよい」と一方的なアドバイスばかりする方に頼りすぎてしまう場合は、知らぬ間に自分で解決する力を身につける機会を逸失することにもなりかねません。


👉モヤモヤ悩み続ける。解決しないままにする。

「今の職場には不満だらけだが、給料も地位も安定しているので、転職には踏み切れない」「いつも酷いことを言われるけど、優しいところもあり別れられない」といった話は日常的によくありますよね。
現状に決して満足しているわけではないけど、いろいろな理由をつけて、今までと同じ状態を続けてしまう。
重要なのだけど緊急ではないことは特にそうなりやすく、不満が大きいほどモヤモヤは深くなります。

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未来のことは誰にもわからない。変化を起こしても、状況が今より良くなる保証はどこにもなく、失敗のリスクさえ伴います。後悔することになるかもしれません。現状を変えなければ、そんなリスクは起こりませんし、無駄な労力を発生させることもありません。

この、変化を避け、現状を維持している方が安全だと考えるプログラムは、無意識に起こっています。
何もしなくてもよい理由、変化をしない理由を探し、自分を納得させてしまう、これを「現状維持バイアス」といいます。「バイアス」とは、思い込み、先入観のことです。
実は、人は、現状維持が一番心地いいのです。

心地よい状態を敢えて揺さぶって不安定にすることは、覚悟を伴わないと後悔につながるだけなのですが、客観的に冷静にみても、変化をすれば良くなることが明らかなときでさえ、このプログラムのおかげで、誤った意思決定をして、事態を悪化させることはあるものです。


コーチをつけると、どうなるの?

コーチングの効果をお話する前に、コーチングではどのようなコミュニケーションアプローチをするかをお伝えします。

コーチによって、セッション時間の設定はまちまちですが、1回60分以内が主流でしょう。
また、セッションの組み立て方は、コーチの特性が表れますし、クライアントの状況によっても変わってきます。

コーチとクライアントとのコミュニケーションは、概ね次のように進みます。
ークライアントの話を心から真剣に聴く
ーコーチから質問を投げかける
ークライアントがその質問に応える。その話を真剣に聴く
ーコーチはクライアントの気づきに繋がるような質問を投げかける
ークライアントは、「うん?」と間をおいてじっくり考えて、その質問に応える
ーコーチは、その話にまた質問を投げかける

こんな感じで対話が進みます。
コーチは、クライアントの気づきや潜在的にもっている考えや気持ちをできる限り、引き出すような対話をします。

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・クライアントは話を心から真剣に聴いてもらえるという安心感の中で、話をします。8~9割クライアントが話をしています。
・自分の経験や知識にはない、すなわち、自分が自分に質問する場合には想定できない質問をコーチに投げかけられ、それに対してじっくり考え応えていると、新たな気づきがもたらされます。その気づきが視野や視座を拡げ、また、固執した考え方から開放されるきっかけになるのです。
・クライアントは、ずっと話をしていますが、自分の話を自分の耳で聴いています。話をしているうちに、自分の話が徐々に自然にまとまり、すっきりした、確信に満ちた気持ちになるのです。人からの話を聴いているだけではこうはなりません。自分が話すからこのような感情が沸き上がってきます。
・考えたこと、やろうと話をして誓ったことも、実践してはじめて成果に繋がっていくのですが、素直に実践をすると不思議なことに、いろいろなことに変化が必ず起きてきます。
・クライアントとコーチとが実践の約束を交わしたことは、継続セッションであれば、それを次のセッションで振り返ることができます。振り返りが、学びにつながり、更に成長を加速させます。


コーチングを受けると、何が得られるのか それを考えてみましょう。

一つは、自分自身に対する気づきです。
思考のくせ、こだわり、苦手なこと、なぜ苦手になったのか、好きなこと、大事にする価値観、経験、強みなどなど

それを言葉に出して表現することにより、自分自身が少しずつ明らかになっていきます。潜在的な自分にも気づいていきます。

もう一つは、変化できるようになることです。
人は、自分を守るため無意識に現状維持バイアスを働かせていると先述しました。
社会的存在である私たちは、仕事にどう向き合うか、周囲の人々にどう向き合うか、家族にどう向き合うかという命題を抱え、かつ、その中で自己実現を目指したいという想いがあります。

コーチングを受けていると、相手に変わることを要求しても、何も変わらない、自分自身が変わる、すなわち、自分自身が向き合い方を変えると、自分の想い描いた方向に少しずつ変わっていくことを実感できます。
コーチが伴走してくれる、コーチが支援してくれるから、リスクも自分なりに許容しながら進めていけるのだと思います。


コーチを選ぶ際のポイントについてもお話しましょう。

コーチを生業(なりわい)としている方に依頼する場合は、当然対価(サービス料)がかかります。
得意分野、サービス料金もまちまちですので、相談内容にマッチしているか、値段に見合う価値がありそうかどうかを事前に判断することは極めて重要です。
スポット的に依頼するのであれば高額でもよいのですが、継続的に依頼したい場合は、負担感も考慮する必要があります。

コーチの紹介記事やブログなどを読み、共感することは第一ステップですが、一度は直接お話を得る機会を経て、依頼するかどうかを決めたほうが良いと思います。
クライアントとコーチという1対1のお付き合い、お互いの信頼関係がベースになるからこそ、フィーリング、直観、感じたままに、“相性”を確認しましょう!

まとめ

最近 目に触れる機会が多くなった“コーチング”という言葉。

人は、悩みや課題に直面すると、自分で解決していく経験を積んで成長するわけですが、壁が徐々に高くなっていくと、時には、一人で悩み続けてしまうことがよくある。
また、変わらないことに心地よさを感じるがために、知らぬうちに誤った意思決定をしてしまうこともある。

コーチングのアプローチは、傾聴をベースとした対話の繰り返し。そこではまず自分自身がより分かるようになる。そして、自分が変わっていくきっかけを得て、なりたい、実現したい自分になっていく。

『コーチングは、”自分がよくわかる、自分をより良く変える”最強のサポートである』

もしご興味がいただけたら、「コーチ探せる」サイトからもご覧ください。実際のお客様レビューも掲載されています。



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