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熱中するだけのつまらない人生

まさに、二兎追うものは一兎も得ずって話です。
だけど、結局一途に、夢中になれない世界が悪いよね。

昔から不器用なわたしは、何事もうまくできない人間である。

見せかけの「器用」のお陰で、今日だって褒められる。
なにひとつ、うまくできていないのにね。

うまく出来るってなんでしょう?

私のうまく出来るというのは
「夢中になれること」「長く続けられること」なのだと思う。

何をしていたって、時計が気になって仕方がない。

つまらない日常ゆえに、たくさんの事に手を出して全てが中途半端で嫌になる。

何ひとつ、うまく出来ない。

満足ができない、続けていきたくない。

うまく出来る「才能」って君は何だとおもう?

私は、夢中になれるって事だと感じる。

何かの事柄に対して、才能があると夢中になり、そして努力が出来る。

だから、今の、私には、才能が、ない。

熱中していても、夢中になる事はないし、時計を見る事を忘れる日もない。

だけど最近、夢中になれる事を見つけました。

夢中になれる事を知って、やっと、今までの私はしょせん熱中までの人生で、物足りない日々に寂しさを感じて色んな事をやっていた。

ひとつでは埋められない。

そう感じた時「才能」の意味を知りました。

ずっと不器用だと思っていた自分は、何ひとつ才能がないと思っていた私は

ただ、ただ、夢中になれるものがなかっただけ。

夢中になれる事。

その一つを見つけた途端、無駄なものを排除するようになった。

穴埋めの、ただの時間稼ぎの、暇つぶしを。


君には夢中になれる事がある?

他人にさ、才能がないと言われたり、手を出すのが遅いだとか言われる事もあるだろうけど

私は、そんなの関係がないと思う。

色んな事をやって、つまらない日々を過ごし、その中で夢中になれる事を見つけるのはね、そりゃ時間もかかるさ。

才能の開花は、自分の年齢に対して絶対にくるものだから、他人の決めた時間枠に囚われる必要はないよ。

時計を見る事を忘れる時、それを考えるだけでうずうずする日、それはもしかすると、君の才能が開花し始めた頃なのかもしれない。


わたしは今年で27歳です。

今から何かを始めること、
きっと世間は「遅い」と言います。

そんなのうるさいよ。

平凡な毎日の中で、夢中になることを恐れて、毎日くそみたいに熱中するだけの時間で穴埋めをしている人間には

何も分かるわけがない。

誰が止めたってさ、
夢中になれる事、それは君の才能だから

それが例えば他から見て荒野でも、夢中になれる君なら、そんなの軽々歩いていけるよ。

私もそう信じている。

やっと見つけた夢中になれる事。

ねえ、君は、熱中のままの人生でいいの?

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