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これでもう純粋な携帯ゲーム機は…。PS VITAなどのアフターサービスも終了へ

先月3DSシリーズの修理サポート縮小が明らかになったばかりなんですが…。

SIEは2011年に発売されたPS VITAと2018年に発売されたPS Classicのアフターサービスを2024/4/25をもって終了すると発表致しました。 

PS VITAは国内外で約8000万台以上を売り上げたPSPの後継機種として2011年12月に発売され、今も絶大な人気を誇っているマインクラフトを広めた立役者となりましたが、それ以外のヒットには恵まれず、さらにゲームをプレイするには高額な専用メモリーカードも必要になるなど使い勝手の悪さも指摘されていました。
それでも2019年までは生産が継続されたのに加えて、一度は終了が発表されていたオンラインサービスもまだまだ利用できるみたいですが、今後はPS4/PS5で利用できるリモートプレイ及びに2023年11月に発売されたPSPリモートプレーヤーがPS VITAの後を引き継ぐ事になりそうです🤔。

またPS Classicは任天堂が2016年に発売した「ニンテンドークラシックミニ ファミコン」からの流れに乗っかって2018年に発売された初代PSの復刻版でしたが、こちらもPS VITAと同時にアフターサービスを終了致します。

前世代の携帯ゲーム機では先述の通り任天堂も先月3DSシリーズの修理サポートを大幅に縮小すると発表しており、今回それに続いてPS VITAのアフターサービスの終了が発表された事によって、据置機には依存しない純粋な携帯ゲーム機が主流だった時代はいよいよ終わりを迎えようとしていますが、その一方で任天堂やSIEが関わっていない方向で新たな携帯ゲーム機の文化が生まれつつあります。

例えば最近は主にパソコン向けに提供されているSteamのサービスが利用できるポータブルデバイスやかつてのゲームボーイを彷彿とさせるモノクロ液晶のデバイスなども相次いで国内外で登場していますし、さらにはスマホに直接装着できるグリップやスティックなども普通に見かけるようになって来ました。
ただこのような携帯ゲーム機やアクセサリーはまだまだマニアックな印象が強く、加えて以前は誰もが持っていたと言っても過言では無い純粋な携帯ゲーム機が第一線から退いてしまうのは、「やっぱり一つの時代が終わってしまったな〜」と感じましたね🤔。

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