マール忘備録(2020.12.11)

今日は今年韓国語についていろいろやってきたことへのプレゼントがいっぺんにやってきたような日だった。

まずは、KPOP韓国語にお問い合わせメールが入っていたこと。

DynamiteからBTSにどハマりして、彼らの母国語が理解できたらいいなぁと、韓国語を習ってみたいと思うようになり、いろいろ調べてうちの店にたどり着いてくださったとのこと。

わたしがかなり前にnoteに書いた記事を読んでくださったようで、それもうれしかった。その時書いた記事がこれ。

noteがあまり好きじゃなくなって、やめようとしていたのだけれど、こうして発見してくださる方がいるから、もう少し続けようかなとも思ってしまう。

そうこうしているうちに、今度は翻訳ワークショップの方から、作家さんへの質問にお返事が来たとの連絡が。とても優しいお返事で、胸にジーンときた。今まで何度この本を開き、そこに書かれている言葉を見てきたか。でも、お返事を読んで、今まではその人そのものに触れたことはなかったかもしれないと思えるほど、メールの内容は人を感じられるものだった。この人の伝えようとしていることを、日本語にしても損なわずに、きちんと伝えなければ、と思う。このワークショップを始める前よりも、それがどれだけ難しいかはわかるようになった。

そしてその後に、クオンさんから注文していた本が一箱届いた。たくさんのプチプチに包まれて、大切に梱包された本を、全部並べて、フェアをすることにした。

といっても、自分がまず読みたい本ばかり。1番にまだ読んでいなかった菜食主義者を読もうと思う。

そして、世田谷区庁舎建て替えに反対するチラシを配りにふらっと入ってきた人たちが、初めてそのフェアを目にして、クオンのパンフレットなどを持って行った。キムジヨンの本を知っていて、パラサイトを見たという年配の女性たち。偶然なようでいろいろなところでいろいろなことがつながっているような気もする。

扉を開けっぱなしにしていると、そんなことが時々起こる。それがおもしろくてすき。

今日も店をしめたら「椿の花咲く頃」を見る。これがなかなかおもしろい。カン・ハヌル、「ミセン」の時とも「ミッドナイト・ランナー」の時とも全然違って、全く別人みたい。そのくらい演技がうまくて、びっくりした。韓国ドラマは、同じ俳優さんがいろんな役で出るけれど、それぞれ全く違った人になっていて、それを見るのもまたおもしろい。

 


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